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子どもに命の大切さを教えてくれた…新しい家族、二匹のクワガタ(2)【ズボラ母の三兄弟カオス日記 第43話】

  • 2019.12.3

ウーマンエキサイトの読者の皆さんこんにちは! 5歳、4歳、1歳の三兄弟のオカンあざみです。


前回、虫が大好きなお兄ちゃんズは二匹の小さなクワガタをばあばに買ってもらいました。

ちゃんとお世話できるのだろうか?

どうせ私が全部することになるんだろうな、そう思っていた。

ところが…

■クワガタをかわいがる兄弟



いつもだったら捕まえておしまいだったのに、クワガタは違った。

基本的なお世話は私がしていたものの、クワガタゼリーがなくなったことに気づいて教えてくれたり、虫かごを開けて様子を見たりとクワガタに夢中な二人。

もしも、買ってすぐ飽きてしまったら…と心配していたので、二人の食いつきはとてもうれしかった。

虫が苦手な私も、クワガタを毎日見ているとだんだんとかわいく思えてきて、クワガタはすっかり家族の一員となっていた。

11月を迎え、だんだんと冬の気配がしてきた頃、いつものようにクワガタにゼリーをあげようとすると…

■クワガタが天国へ…


クワガタは天国へいってしまった。

うちへ来て約半年後。オスのクワガタは死んでしまった。

突然のことで私も目の前が真っ白に。

とにかく、だいごろうとこごろうに、このことを伝えなければ…

子どもたちを集めて、クワガタが死んでしまったことを話した。

すると…



■悲しみに暮れた


長男のだいごろうは、クワガタが死んでしまったことを知ると大粒の涙を流した。次男のこごろうも悲しそうな表情を浮かべて「お庭に埋めてあげよう」と自ら言った。

まだ幼い2人に命の大切さを教えてくれたのは、小さな小さな「クワガタ」でした。

一緒にいられた時間はとても短かったけど、子どもたちに一生の学びを与えてくれて感謝しています。

「死」というものが、まだ理解できない年齢だと思っていたけど、クワガタとの悲しい別れを通して命の大切さを学んだようです。

いまは、もう一匹のメスのクワガタが1日でも長生きしてくれるように、家族みんなでお世話をしています。



(あざみ)

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