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イヤなことを言われても「折れない心」はどう育てる?【4人の子育て! 愉快なじゃがころ一家 Vol.58】

  • 2019.11.26

わが子の特徴(人と違う部分)をみて、小学校でからからかわれてしまうのではないかな…とか、子どもならではの容赦ない発言で傷ついたりしないかな…とか、ちょっとしたことでも心配になりますよね。

私の小学生時代を思い出すと…
私は身長が低かったので、チビと言われることは日常茶飯事でした。もちろん言い方によりますけど、からかわれるレベルであれば、気に病んだことはなかったのです。


大人になっても背は小さいままですが、人付き合いにおいてデメリットを感じることはありませんでした。その代わりに、届かなくて不便だな~とか、悪いことしたらすぐ特定されるな~とかはありますけど(笑)

なぜ私はポジティブだったのか
ではなぜこうもチビ(背が低かったこと)を肯定的にとらえられたのか、考えてみました。もちろん私の生まれ持った性格によることも大きいのですが、幼いころの母親の関わりにも一因があったと思っています。


母に甘えたい年ごろに、歳の近い妹が2人もいたので、私が母と関われるのはお手伝いしてる時が多かったです。「まだ無理なのでは…?」と思うようなことも頼まれて、それをやり遂げると母はとても嬉しそう。

褒められたり、役に立ったということも嬉しいのですが、それ以上に、母が私を見て嬉しそうにしていることが何より嬉しかったなと思います。そんな積み重ねで、身長が低いなんてことはたいしたことではなく、身体が小さくてもなんでもできるよ~ってことが自信になっていったように思います。

母になり改めて思うこと
時は流れ…私も4人の母になりました。末っ子だけは頭囲が大きめで私の体で自然に経腟分娩はできませんでした。(→出産体験記はこちら)そんな経緯があったので、なんとなく頭の大きさが気になっていました。



年の離れた末っ子なので、もう頭が大きめなのもひたすら可愛いとしか思えなかったのですが(笑)、そこもママの大好きなところなんだよ~っ、もうそのまま全部可愛い・大好きって伝えてきました。

そして、こんなやりとりが…



頭が大きいって言われてもなにも気にしてない末っ子。

幼稚園で言われたこともありますが同じく「脳みそいっぱい入ってるんだ~!」と答えているようです(笑)

失礼なことや、悪意をぶつけてくる子がいなければいいけれど、そうはいかないのが人生。

自分をそのまま受け入れるには
成長して思春期になると周りからどう見られるかなどが気になりだし、今まで平気だったことが気になってくることもあるでしょう。お化粧したり、ダイエットしたり、努力で変えられることもありますが、努力ではどうにもならないところで「あぁ~自分のココ嫌だな」と思うこともあるかもしれません。

でも、自分で自分に否定的な視線を向け続けないためにも、幼いころ親が肯定的に見てくれていた、家族が好きって思ってくれていたということは、色濃く残ってくれると思います。(例外もあると思いますが…)


まず社会生活スタートの家族のなかで、受け入れられてる、愛されていることが本人に伝わっていたら、自分をそのまま受け入れることができ、多少のことではグラつかない「折れない心」を持った人生の雨風に強い子になる、そんな気がしています。

(じゃがいもころりん)

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