1. トップ
  2. 恋愛
  3. ひとみしょうが語る!男子が「かわいい」っていうときのホンネって?

ひとみしょうが語る!男子が「かわいい」っていうときのホンネって?

  • 2019.11.26

男子が言う「かわいい」には、2つのニュアンスが含まれているように思います。あいまいな言い方ですが「女性としてのかわいさ」と「子どもっぽいかわいさ」の2つです。

女性としてのかわいさとは、たとえば「オトナかわいい」みたいな感じ。対して、子どもっぽいかわいらしさとは、いわゆる「妹キャラ」みたいな感じです。

オトナかわいい女子と、妹キャラの女子の、それぞれのかわいさについて、男子がホンネではどう思っているのかについて、今回はお届けしたいと思います。

オトナ女子=俺より内面がオトナっぽいはず

オトナかわいい女子に対して、男は「いい生活してそう」「内面が俺よりオトナであるはずだ!」と思っていたりします。ようするに、どことなく「完璧な人」に見えるんですね。

自分より完璧そうに見える人とは、自分よりいい生活をしてそうに見える人です。

あなたがたとえ6畳一間の安アパートに住んでいたとしても、また、食費を節約するために、コンビニのサラダだけで夕食を済ませていようと、いい生活をしてそうな「立派な人」に見えるんです。

「立派な人」とは、男にとって「自分より内面がオトナであるはず」の人なのです。

つまり、オトナかわいい女子を見た男は「いい女」と感じてしまうのです。オトナっぽくて、なおかつ、かわいい女子……完璧な女子! 最高! こんなことを男たちは感じるのです。

オトナ女子には声を掛けるタイミングがわからない

自分より内面がオトナであり、かつ、かわいい女子に対して、男たちは「声を掛けるタイミングがわからない」と思うこともあります。

オトナといっても、23歳の女子でも、オトナかわいければ、男はその女子のことをオトナと見なすのです。たとえば、入社2年目くらいの、知的そうで、なおかつ、かわいい女子アナっているでしょ?

その人は、男にとって、とても声を掛けづらい存在なのです。なぜなら前項に書いたように、彼女は自分より良い生活をしてそうに見えるし、内面がすごくオトナに見えるからです。

妹キャラ=少なくとも俺が凹むことはしてこないだろう

妹キャラのかわいさについて、男は「少なくとも俺が凹むことはしてこないだろう」と思っていたりします。

俺が凹むこととは……たとえばデートのドタキャンであり、気まぐれに「嫌い」と言われることであり、男がデートに選んだ飲食店に文句を言うことであり……。

つまり、「妹キャラのかわいさ=従順であるがゆえのかわいさ」と、男たちは捉えているのです。

これはあくまでも、女子を「妹キャラっぽく見える」と、見た目だけで判断している時において、そう捉えているということです。

がしかし、「人は見た目が9割」とかと言われているように、ある意味では見た目「でしか」判断していないのが、男だったりするのです。

妹キャラ=ごはんに誘いやすい!誘いに応じてくれたら、付き合えるだろう!

見た目における妹キャラのかわいさを、従順さと捉えている男は、妹キャラのかわいい女子に対して、「この子、俺がごはんに誘えば、誘いに応じてくれて、付き合ってくれるだろう」と思っていたりします。

ある種の男は、女子が自分に意見してくることや、歯向かってくることに対する耐性がないんですね。女子がもつエグさを知らないのか、知っているけど見たくないのか……とくかくある種の男は、女子の「男っぽいところ」に対する耐性がないのです。

だから、妹キャラのかわいさをもつ女子、つまり従順そうに見える女子に対して、ごはんに誘いやすいと思うし、誘いに応じてくれたらそれだけで付き合えると思ってしまうのです。

おわりに

オトナかわいい女子に対する男の見方と、妹キャラの女子に対する男の見方の違いをお届けしました。

最後に、両者の共通点に触れておきましょうか。共通点は、「美しい誤解」です。

オトナかわいい女子のみなさん、あなたはそこまでいい生活をしているわけでもなければ、オトナっぽい内面をもっているわけでもないですよね?

あなたが仮に27歳だとした場合、あなたは自分のことを「想像していた27歳よりわたしはずいぶんと子どもだ」と思っていますよね?

妹キャラのみなさん、あなたは別に男に対して従順な女子ではないですよね?女子会で「あのヘタレ男子が」とか「あいつの股間蹴ったろか」とかと、ふつうに言いますよね。

「美しい誤解」というキーワードでくくれる、女子の2種類のかわいさを、ネガティブに誤解したら「オトナかわいい」で、ポジティブに誤解したら「妹キャラ的なかわいさ」。

「かわいらしい」と「子どもっぽい」の違いは、このようにまとめることができるのではないかと思います。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる