VOCEベスコス2019下半期｜【アイシャドウパレット部門】TOP5ランキング

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2019下半期ベストコスメ

アイシャドウパレット部門◆5位

ランコム イプノ パレット 03 ￥6800

受賞パレットは洒落たくすみカラーの５色
５位にはランコムのイプノ パレットがランクインを果たした。繊細な輝きとグレーのニュアンスを持ったベージュやピンク、ブラウンといった５色のカラーで、洗練された大人の雰囲気を醸し出す。秋冬のファッションにも似合うこの５色は、単色でも数色を重ねても簡単に“今”の顔に。メイクのバリエも無限に広がる。

◆HOW TO

アイホールにパレットの左から２番目をぼかし、その中央に左端をのせて丸みを強調。上まぶたのキワに４番目を細いライン状に入れて締めたら、目尻に３番目を重ねてニュアンスを出す。

「グレイッシュな色のバランスが◎。数あるブラウンパレットの中でも、クールで旬な目元になれる逸品」

「品のあるブラウンパレット。シアーな質感とマットな質感が絶妙なバランス！」

アイシャドウパレット部門◆4位

セルヴォーク ヴォランタリーベイシス アイパレット 06 ￥6200

これぞトレンドど真ん中！ 旬なグレーが話題を独占
下半期のメイクトレンドのひとつ、グレーの目元。その立て役者的存在となったのが、今回４位にランクインしたセルヴォークのグレーパレットだ。絶妙に透けるグレーとくすんだオレンジ＆イエローという意外性ある色合わせで、纏うだけで新しい顔に出会える。グレーに苦手意識があった人たちをもトリコにした、その功績は大きい。

◆HOW TO

アイホール、上下の目頭、下まぶたの目尻下にパレット右上をぼかし、二重幅には右下を薄く重ねてニュアンスを。上まぶたの目尻に左上を、目頭を外した下まぶたのキワには左下をオン。

「グレー×オレンジがとても今年の気分。つけるだけで自分をアップデートできます！」

「一見難しそうで実はすごく調和する、計算された旬色同士の組み合わせ。今っぽさ満点！」

アイシャドウパレット部門◆3位

THREE ディメンショナル ビジョンアイパレット 03 ￥6500

異なる質感のマッチングで美しさの可能性は無限大
光が躍る２タイプのパウダーシャドウ、透明度の高いダークなマットシャドウ、きらめく薄膜でまぶたを彩るクリームシャドウ。これらの異なる質感や輝きを組み合わせることで、どんな女性像も表現できるパレット。今年らしい赤みを帯びた発色が、いつものブラウンパレットを超えたオシャレで甘やかなニュアンスを目元にもたらす。

◆HOW TO

アイホールにパレット右上でじんわりと赤みを灯し、二重幅に淡く左下を重ねて立体感を構築。上まぶたの目頭に左上をチョンと置くようにのせ、涙袋に右下をぼかして明るさを。

「発色がよく、ツヤ、輝き、透明感が出せる。重ねても重たくならずにまぶたにフィット」

「撮影で何回も使ったパレット。テラコッタブラウンが今の気分にぴったり」

アイシャドウパレット部門◆2位

ランコム イプノ パレット 11 ￥6800

女っぽさも今っぽさも叶える欲張りパレット
なんと２位にもランクイン。ランコムの名品、イプノ パレットが新たな魅力を宿してリニューアル。赤みを帯びたブラウンシェードを主役に据えた11番は、メイク撮影でも引っ張りだこになるほどの人気ぶりだ。マットやパール入りなど、異なる質感の５色を絶妙にミックスすることで、女っぽさや今っぽさなど、欲しい魅力が軽々と手に入るのだ。

◆HOW TO

アイホールと涙袋にパレットの左から２番目をごく淡くぼかし、二重幅と黒目の下に４番目を重ねてじんわりとした赤みを強調。右端を下まぶたの目尻にだけ入れて、目元の引き締めを。

「テラコッタなアイメイクを、上質に楽しめる！ なめらかで、ピタッとくる使い心地も好き！」

「ひとつでナチュラルから華やかなメイクまで自由自在。綺麗に発色し、仕上がりの鮮やかさが長時間続く」

アイシャドウパレット部門◆1位

アンプリチュード コンスピキュアス ダブルアイズ 01 ￥6000

“黒を忍ばせる”新発想で初めて出会う、色合わせの妙
ガラスパールがほのかに輝く黒のクリームベースとふんわりと発色する赤のパウダーシャドウ。質感の異なる２色を重ねることで生まれるのは、ダークなのに透き通る美しい影と赤みが導く、えも言われぬ色っぽさ。印象的なまなざしをつくるアンプリチュードのアイパレットが、この“黒を忍ばせる”という新発想で多くの美のプロの心を摑み堂々の1位に。

◆HOW TO

アイホールにパレット左側の黒のベースを淡くぼかす。その範囲よりやや狭く、右側の赤をふんわりと。さらに、二重幅にも赤を重ねる。このパレットの真骨頂である美しい影と女っぽいニュアンスを存分に楽しんで。

「質感違いのレイヤードで密着力抜群！ 黒を仕込むことで目力も確保され、赤の発色も沈み、とにかくおしゃれにまとまる！」

「くすみ系の落ち着いた色と華やか色の絶妙な組み合わせで、深みのある立体的な目元に」

「タダモノじゃないかっこよさと女っぽさを演出できる洗練パレット。キツくなりすぎない抑えめの発色も見事です」

「強さと愛らしさ。その両方を美しさという質感と色でみせてくれる。とことん見つめてしまう、初めての美しさ」

対象コスメ：2019年7～12月発売のコスメ、全部！（ただし、限定品は除く）
審査員：56名
選考方法：ジャーナリスト、スペシャリスト、エディター、ライター、VOCE編集部員はスキンケア部門（12）、メイク部門（16）のすべて、ヘア＆メイクアップアーティストはメイク部門（16）のみ、対象コスメを審査。１品につき10点満点で投票を行ったうえで合計点を算出し、各部門賞を決定。さらに各部門１位をリスト化し、審査員はあらためて今期を象徴する優秀なコスメを、スキンケア部門、メイク部門から各２品ずつ投票。投票した審査員の合計人数で最優秀賞、優秀賞を決定する。

撮影／三宮幹史（trival／人物）、藤本康介（静物）、伊藤泰寛（静物） ヘアメイク／林由香里（ROI）、小松胡桃（ROI／塗り比べ） スタイリング／川﨑加織 モデル／桐谷美玲 取材・文／中川知春、楢﨑裕美、穴沢玲子 構成／佐野桐子、河津美咲、渡辺瑛美子 撮影協力／UTSUWA