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武田真治さんがマキアに登場! 美人になる筋肉の基本を教えます

  • 2019.11.21
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美と健康になくてはならないもの、「筋肉」。これまで筋トレを避けていたあなたでも、美肌や心にも効くとあらば、今すぐ始めたくなるはず。「MAQUIA」1月号では、筋肉、筋トレについてのあらゆる疑問にお答えします。

美肌と美BODYのために「筋トレ」始めよう!
美人になる筋肉Q&A

教えてくれたのは…

俳優・アーティスト 武田真治さん
俳優の傍ら、20年前からトレーニングを開始。『みんなで筋肉体操』(NHK総合)や専門トレーナーとオリジナルで考案・作曲した「筋肉リズム体操」が話題。

パーソナルトレーナー 星野由香さん
しなやかで美しく、かつ動けるボディラインを作るトレーナーとして、数多くのモデルや著名人からラブコールが殺到中。

銀座ケイスキンクリニック 院長 慶田朋子先生
オーダーメイド治療で見た目年齢マイナス7歳を叶える美女医。ご自身は20年以上続けているジャズダンスで美ボディをキープ。

アンチエイジングデザイナー 村木宏衣さん
独自の「村木式整筋」メソッドで女性の悩みをずばり解消するゴッドハンド。近著『整筋・顔体大全』(日経BP社発行)も。

管理栄養士 川端理香さん
元日本オリンピック委員会強化スタッフ。これまでに3万人以上のトップアスリートの栄養サポートを行う。著書も多数。

Spice up Fitness トレーナー アミン・カレダさん
日本一の美尻を競う「Fitness Angel」にて2年連続でMVPを獲得。以後、自身の経験をもとにトレーナーとして活躍。


まずは筋肉を知ろう 入門編

Q 筋肉ってそもそもどこにあるの?
A 全身にあります

「筋肉には身体を支え、動かし、エネルギーを貯蔵する役割があり、①身体を動かすための骨格筋、②心臓を動かす心筋、③血液を運んだり胃腸を動かす平滑筋、と大きく3つに分けられます。人間が活動できるのは筋肉があるから。筋肉がないのは頭皮の一部、帽状腱膜くらいです」(村木さん)


Q 筋肉とエイジングの関係は?
A 加齢により筋肉量は減少します

「加齢によって筋肉量が減少するのは誰もが避けることのできない自然な現象。とくに50代を過ぎると筋肉の量も質も一気に落ちる傾向が。筋肉量の維持は若々しさを保つためにも不可欠です。トレーニングの習慣化を」(慶田先生)


Q 女性の理想の筋肉ってある?
A まずは美姿勢をキープする体幹を鍛えて

「トレーニングは、姿勢保持に欠かせない体幹を鍛えることからスタートを。また筋肉は硬く鍛えるというよりは、滑らかに動かすという意識が大切」(星野さん)

Q インナーマッスルとアウターマッスルの違いは?
A インナー→姿勢をキープしたり動作をサポートする筋肉
アウター→身体を動かすときに大きな力を発揮する筋肉

「インナーマッスルは深層筋、アウターマッスルは表層筋と呼ばれています。インナーは姿勢を保つために使われ、アウターは身体の表面近い部分に存在し、身体を動かす大きな力を発揮します。負荷をかけた筋トレでは、主にアウターマッスルが鍛えられます」(星野さん)


Q 女性が鍛えるべきはインナーマッスルって本当?
A 女性だけではなく、インナーマッスルは全ての人が鍛えるべき

「人間が地球上で生きていくには、重力に逆らい続ける必要があります。そのため、姿勢保持筋ともいわれるインナーマッスルは誰もが鍛えるべき筋肉なのです」(星野さん)


Q 冬に筋肉を鍛えるといいことある?
A 大あり!です

「とくに太ももなどの大きな筋肉を鍛えることで、冷えやストレスで滞りがちな末梢血管まで巡りがよく。冷え改善に有効」(慶田先生)


Q 筋肉って女性の美にも必要?
A 見た目の美、健康のためにも筋肉は絶対必要

「凛とした佇まいや美肌といった美しさのために、また病気予防や腰痛、肩こりといった症状を緩和するためにも、生活の質を上げる筋肉は重要です」(慶田先生)


Q 筋トレってデメリットはないの?
A やり過ぎはNG

「何事も“過ぎる”のはよくありません。けれど適度な筋トレは脂肪の燃焼効率が上がりスタイルアップしたり冷えや巡りを改善。多くのメリットがあります」(慶田先生)


Q 筋肉って美肌にも関係するって本当?
A 本当です!

「運動習慣がある人は、高循環、高体温。きちんと食べているから栄養が巡る。さらに成長ホルモンも分泌されやすく、実際に圧倒的に美肌の方が多いです」(慶田先生)


Q 肩こりって、筋肉痛?
A 違います

「肩こりは、日頃の姿勢や筋肉の使い方の癖により、身体をゆがませてしまったことで筋肉の中に老廃物が溜まり硬直してしまった状態。筋肉痛とは別物」(村木さん)


Q 筋肉痛になったら、正しくトレーニングできたってこと?
A できています

「自分が目的とする部位に筋肉痛が起これば正しくトレーニングできた証拠。けどお尻をトレーニングしたのに腰や前ももに筋肉痛がきた場合はフォームの見直しを」(アミンさん)


Q 女性が目指すべき筋肉バランスは?
A 美女筋バランスは体脂肪率20%~25%

「体脂肪は減らし過ぎないのが理想。女性なら体脂肪率20%~25%くらいだと、肌がキレイに見えメリハリの利いた美BODYに」(慶田先生)


Q 筋肉作りに必要なものは?
A トレーニング、バランスのよい食事、休養

「トレーニングとバランスのよい食事は不可欠」(アミンさん)。「適度な休養も必要です。筋トレは週に3回程度にとどめて、しっかり休みを入れると効率的です」(慶田先生)


Q 筋肉って何歳からでも鍛えられる?
A YES

「丸まった背中や下腹のたるみなどは、年齢を理由に諦める必要はありません! 何歳でも鍛えることは可能です。また筋肉の柔軟性を高めることでさらにエイジング対策にもなります」(村木さん)


Q 筋肉のある人生とない人生、どう違う?
A 身体への負担が軽く。心にも筋肉がつくと毎日が新鮮に

「体力があると余計なこだわりがなくなっていきます。心にも筋肉がつくのか、余裕のある精神状態では見える世界がガラッと変わり、毎日が楽しくて新鮮。これって幸せなことですよね」(武田さん)


Q 日本人でもキュッと上がったヒップになれる?
A なれます!

「お尻は正しく鍛えさえすれば必ず尻上部に筋肉がつけられます。どんな人でも、何歳でもヒップアップが可能です。私の丸いヒップも約3年のトレーニングの賜物です♡」(アミンさん)


Q 筋トレにはやっぱりタンパク質?
A タンパク質は量より質が重要!

「筋肉作りに欠かせないタンパク質。注意してほしいのはその質。どこで育てられた、どんな食材なのかを確認する習慣を。“良質な”タンパク質こそ、美しい筋肉を作る源になります」(川端さん)


Q 筋肉に効いているかわかりません
A 筋肉への声掛けしていますか?

「筋肉は、どこに効かせているかをきちんと意識しながらトレーニングするのが大事。動かす前にその部位を叩いてみたり、『これから鍛えるよ!』と筋肉に話しかけてあげることで、効果も倍増します」(慶田先生)



MAQUIA1月号

撮影/岩谷優一〈vale.〉 ヘア&メイク/堀江万智子 スタイリスト/伊藤伸哉 取材・文/轟木あずさ 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA1月号は11月22日(金)発売!】

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