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『ジョーカー』だけじゃない! 3度の減量を行っているホアキン・フェニックス。 【役作りで体重を増減させたセレブ】

  • 2019.11.19
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
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大ヒット中の『ジョーカー』で主人公、アーサー・フレックを演じたホアキン・フェニックスの壮絶な演技をさらに印象づけたのが、背骨まで露わになるほど痩せ細った体だった。トッド・フィリップス監督は、ジョーカーを栄養失調のオオカミのように飢えた不健康なキャラクターに見せたかったため、ホアキンは52ポンド(約23キロ)も減量した。それは、ドレッシングをほんの少しかけたサラダや蒸し野菜だけを一日一食という過酷なものだった。

幼少期からヴィーガンのホアキンは、肉や魚、乳製品などを我慢したわけではないけれど、毎朝体重計に乗っては100グラムの増減に一喜一憂していたそうだ。心理的に追いつめられることがアーサーを演じるのに役立ったというが、ダイエットで筋肉も落ちてしまい、最終的には階段を登るのさえも辛くなるほどだったという。

『ザ・マスター』(12)より。Photo_ Photofest/AFLO
Joaquin Phoenix, The Master (2012) Directed by Paul Thomas Anderso『ザ・マスター』(12)より。Photo: Photofest/AFLO

カルト教団の幹部役で『ザ・マスター』(12)に出演した時も減量の必要があり、この時はまともな食事は一切とらず、ナッツだけを口にしていた。さらには、婚約者のルーニー・マーラと共演した『マグダラのマリア』(18)でイエス・キリストを演じた時も1日300カロリーという厳しい食事制限を課した。普段は食べるのが大好きなホアキンだが、役になりきるための集中力は人一倍だ。

Text: Yuki Tominaga

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