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【金融の専門家が解説】REITのリスクとは?失敗しないために知っておきたい3つのポイント

  • 2019.11.16
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3%以上と高い利回りが期待できるREIT(不動産投資信託)が注目されています。しかし、REITは金融商品なので元本が保証されているわけではありません。

この記事では、チェックしておきたいREITの3つのリスクと、失敗しないための銘柄選びについて解説します。

REIT(不動産投資信託)とは

ただ、これまで大きく上昇してきたので、一時的に利益確定で売られるタイミングがあるかもしれません。ただし、価格が下がれば利回りが上昇するので、ある程度下がったところでは買いが入り、底堅く推移する見通しです。

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REITのおすすめ銘柄

  • 投資口価格:190,500円
  • 時価総額:866,260百万円
  • 分配金利回り:3.42%

(2019年11月13日時点)

野村不動産をスポンサーとする総合型のJ-REITです。2019年4月末には時価総額が1兆円を超え、現在もJ-REIT全体で3番目の規模を誇っています。

用途の内訳は、オフィスが45%、住居が19%、商業施設と物流施設が17%ずつです。JCR(日本格付研究所)から「AA」、R&I(格付投資情報センター)から「A+」という高い格付けを取得していて、日銀が投資口を保有している銘柄の1つです。

8984 大和ハウスリート投資法人
  • 投資口価格:230,100円
  • 時価総額:608,182百万円
  • 分配金利回り:3.86%

(2019年11月13日時点)

大和ハウス工業をスポンサーとする総合型REITです。用途の内訳は物流施設が50%弱、住居が36%を占め、ほかにホテルや商業施設を保有しています。

JCRから「AA」、R&Iから「A+」という高い格付けを取得しています。また、日銀が投資口を保有している銘柄の1つです。

REITのリスクに関するまとめ

今回は、REITのリスクとして次の3つを挙げました。

  • 空室リスク
  • 金利上昇リスク
  • 災害リスク

REITは多くの物件を保有しているので、通常の不動産投資よりはリスクを軽減できます。しかし、価格が下落して損失になる可能性があるので、これらのリスクについて、きちんと理解しておくようにしましょう。

さらに、リスクを下げるためには、複数の用途を組み合わせた「総合型REIT」がおすすめです。まずは、価格や分配金が安定している銘柄からREITを始めてみてはいかがでしょうか。

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