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肩甲骨がダイエットのカギとなる?その理由と整え方を伝授

  • 2019.11.14
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ダイエットを行う際、真っ先に筋トレや有酸素運動に取り組む方が多いと思いますが、その前に肩甲骨を整えましょう。肩甲骨を整えることは、ダイエットのカギと言っても過言ではありません。なぜダイエットに繋がるのか、その理由をご紹介します。

肩甲骨を整えることがダイエットに繋がる理由

ではなぜ肩甲骨を整えることがダイエットに繋がるのでしょう。肩甲骨を整えることは、脂肪燃焼効率を高めることができると考えられており、その理由は大きく2つあります。

より多くの酸素を取り込めるようになる

脂肪を燃焼させるには大量の酸素が必要となります。有酸素運動が脂肪の消費に有効と言われるのはこのためです。ストレッチやエクササイズで肩甲骨周りを整えることにより、猫背の姿勢も改善され、それに伴い換気量がアップします。すると取り込むことができる酸素の量も増えるため、脂肪の燃焼効率がアップするからです。

褐色脂肪細胞が活性化される

肩甲骨の周りには「褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)」が存在します。これは脂肪を蓄積する白色脂肪細胞とは異なり、脂肪を燃焼し熱を作り出す働きがあります。褐色脂肪細胞は体内にごくわずかしか存在しない上、加齢と共に減少してしまいます。ですが褐色脂肪細胞は、ストレッチやエクササイズで肩甲骨を動かすことにより刺激されて、その活性化に繋がると言われています。

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お仕事の合間に簡単にできる!肩甲骨を整えるストレッチ

お仕事の合間にでも簡単にできる胸の筋肉へのストレッチをご紹介。これは大胸筋、小胸筋といった胸の筋肉の緊張を緩めるもので、これらが硬くなると肩が前に入り肩甲骨が外に開いた状態となることで、猫背の姿勢を招いてしまいます。

<やり方>

1.ストレッチする側の肘を肩の高さまで上げ、小指側のラインを壁に当てます。この時、肘の内側をしっかりと当てるようにします。

2.ストレッチする側の足を一歩前に踏み出し、壁に当てた肘の内側を支点にしてカラダを反対側へ向けることで、胸の筋肉がストレッチされます。このとき顔も一緒に反対側へ向けるようにしましょう。

肘の内側と胸骨を引き離すイメージで行うことで、胸の筋肉へのストレッチ感がアップします。心地よいストレッチ感が得られる強度で行い、少しずつ可動域を広げながら20〜30秒間伸ばし続けるようにしましょう。

肩甲骨を整えてダイエットを成功させよう

肩甲骨を整えることは脂肪燃焼効率を高め、ダイエット効果に繋がると言えます。これまで何度もダイエットにトライしたけどうまくいかなかったという方は、ぜひ肩甲骨に着目してみてください。ストレッチやエクササイズで肩甲骨を整えた上で有酸素運動や筋トレに取り組んでみると更にダイエット効果が高まります。

この記事の監修者

町田 晋一

パーソナルボディメイクSYNAPSE代表。健康運動指導士。元陸上自衛隊非常勤体育講師。

現在は東急スポーツオアシス、エニタイムフィットネスなどを中心に東京都内で出張パーソナルトレーニング指導を展開。ストレッチを応用したコンディショニング法「ストレッチコンディショニング」により、ダイエットやお腹周りの引き締め、下半身太り解消、そして腰痛・肩こり解消に導くことを得意としている。

パーソナルトレーナーとして活動する一方で、ストレッチコンディショニングトレーナーの育成と多くの人々にランニングを中心にカラダを動かすことの心地よさを伝えるべく、フィットネス関連のイベントやセミナーを積極的に行っている。

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