1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 木製品の常識が変わる!?手入れが簡単&長く愛用できるオシャレな木の器

木製品の常識が変わる!?手入れが簡単&長く愛用できるオシャレな木の器

  • 2019.11.12
  • 3653 views

「Chiemoku ファクトリーショップ 小別沢(チエモク)」は札幌の小さな森の中で、木材を使った温もりあふれる木製品を手作りしています。その中から今回は長年培った独自の技術によって、永く使うことができる木の器をご紹介。これまで寿命が短くて、使い道が限られていた木製品の常識を覆すその特徴とは?

札幌中心部からも近い森の中の工房

北海道産の木材にこだわり、雑貨やカトラリーなど小さな木工作品のもの作りに取り組んでいるチエモク。工房をスタートして11年目となる2018年10月に、札幌の街中にあった円山公園裏参道の直営店と近郊の工房を統合する形で移転オープンしました。

木の特性を熟知した職人のものづくり

チエモクがあるのは札幌市西区の小別沢というエリア。札幌中心部から車で20分ほどの自然豊かな山あいにあります。工房に併設したショップではアクセサリーなど小物をはじめ、チエモクならではのアイデアとデザイン、技術をいかしたオリジナルブランドなど約150点の木工製品が並びます。「木のいのちも喜ぶものづくりをテーマに、木の性質や素材の特徴をいかし、長く使ってもらえるもの作りを心がけています」。そう話すのは、代表の三島千枝さん。

木の可能性や活用の幅が広がるチエモクの技術

木には多くの道管があり、スポンジのような構造をしています。そんな特性を持つ木の器が水分を吸ったり吐いたりすると収縮して寿命が短くなり、劣化してしまいます。ところが、チエモクが手がけるオリジナルブランド「coberu(コベル)」シリーズの木の器は、木の表面に特殊なガラスコーティングを施すことで、コーティングが劣化せず半永久的に使い続けることができます。

「木のお皿自体の寿命が短く、用途が限定されると使用頻度が少なくなっていきます。それだともったいないですよね。長く使ってもらうことで、必然と愛着も湧いてくるのではないでしょうか。材料になった木も甲斐があると思います。また、独自のガラスコーティングの技術によって、木という素材の可能性や作品自体の活用の幅を広げてくれます」と三島さんは話します。

自然環境に配慮しながら木の価値を高める

器の材料には北海道北部にある下川町のハンノキという木材を使用しています。赤みを帯びた優しい色合いと落ち着いた木目を持ち、柔らかい樹種ならではの優しい手触りと軽さは食器にふさわしい素材。生命力が強く、北海道の環境において50年程度という早い年月で大木に成長する天然林の広葉樹なので比較的自然への影響も少なく、資源を有効活用できます。

可愛くて実用的なチエモクらしい小物

チエモクには木の器以外にも木の特性をいかした木製品があります。その一つがアロマペンダント。ネジ式のキャップを外し、その中に詰めた脱脂綿にアロマオイルを数滴落とすと、木を通してオイルが浸み出し、アロマの香りがふんわりと広がります。自分好みの香りを持ち歩けて、気分もリフレッシュできるチエモクならではの実用的な工夫やアイデアが詰まったアクセサリーです。

もう一つは、木の名刺入れ。スライドさせて扉を開くと、中にある名刺がポンと持ち上がる仕組みになっています。手に馴染むデザインで、片手で簡単に開閉できて名刺を取り出すことができる動きが楽しい人気のアイテムです。

うちのねこストラップなど、チエモクの飼い猫3匹をモチーフにした作品が多いのも特徴です。猫好きの方にはたまらない木工品も手がけています。

かゆい所に手が届くような便利さ

チエモクのもの作りについて代表の三島さんは「根底には木の特性を活かしたいという思いがあります。デザイン的にはベーシックなもので奇をてらわず、でも工夫をしっかり入れて生活に役立つものを作っていきたいです。とくにキッチン用品は女性目線、女性ならではのかゆい所に手が届くような、ちょっと便利だと思える実用的なアイデアを取り入れていきたいですね」と言います。
そんな作り手の思いを形にしたチエモクの木製品は小別沢のショップのほか、一部はオフィシャルサイトのオンラインショップで購入することができます。ぜひ手に取ってみてください。

writer / 渡邊 孝明 photo / Chiemoku ファクトリーショップ 小別沢、渡邊 孝明

取材協力

Chiemoku ファクトリーショップ 小別沢
北海道札幌市西区小別沢140
電話:011-790-7012
営業時間:10:30~16:00
定休日:火曜・水曜※詳しくはオフィシャルサイトのカレンダーをご確認ください
https://www.chiemoku.co.jp

オリジナルサイトで読む