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子どもに玄関からしめ出された!想像の斜め上を超えた救出大作戦【そんたんママときーちゃんの「はじめてづくし」 第16話】

  • 2019.11.10
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こんにちは、そんたんママです。気がつけば季節はすっかり秋ですね。
暑い季節でも困りますが、寒くなると余計に気をつけたい、子どもによるしめ出し
私はきーちゃんが2歳のときにやられました。

■子どもは鍵を閉められるけど開けられない!

夏から秋へ、少し涼しくなってきたかなという頃。
郵便物を取ろうとちょっと玄関先に出たすきに、「カチャン」
いや〜な音がしました…。



…やっぱり。しめ出されたー!!

2歳のきーちゃんにカギの概念はまだなく、言葉の理解度もまだまだ。
なんか回せたから回してみたけど、今度は開けることができません。

「おかーちゃーん」
「きーちゃんカギあけてーっ。くるっとやってカチャンだよ。さっきやったでしょ?」
「おかーちゃーーん!」
「まわすの! はんたい! はんたいに!」
「おかーーちゃーーーん!!」



しばらくドア越しに泣き声とガチャガチャノブをいじる音が聞こえていましたが、そのうち静かになってしまいました。

どうなった? あきらめたのか!? 生きている…?





■子どもにしめ出された私が頼ったのは…

さいわいしめ出されたのは玄関側だったので、お隣さんを訪ねて事情を話しました。お留守じゃなくてよかった…!

お隣の奥さんは快く承諾してくれ、ベランダをつたって自宅へ行き、部屋に入ることに。
しかし、そのベランダというのがなんと…



サボテンだらけ!

それもそのはず。お隣さんは園芸家なのですが、どうやらお仕事としてされているようで。室内にもベランダにも、多肉植物が所狭しと並んでいました。

「植木だらけでごめんなさいね」と窓辺の植木を少しよけてくれましたが、すべては動かせず。
足元に大量のサボテンを残したまま、強行することになりました。

■子どものためなら、たとえ火の中サボテンの中



2階とはいえ、そこそこの高所。外側に落ちればゲームオーバー、内側に落ちればサボテンの山。

横スクロールゲームのキャラクターになった気分でしたが、旦那が帰ってくる深夜まで子ども1人置いておく訳に行きません。

決死の覚悟(いや死んだら困る)で、手すりの上をつたいました。





■一人ぼっちだった子どもは大丈夫!?

無事自宅のベランダまでたどり着きました。ここで窓が閉まっていたら完全にアウトでしたが、奇跡的に窓のカギは開いていました。

命からがら部屋に入ると…きーちゃんはのんびりテレビをみていました。
おいーーっ!!



たまたま窓が空いていたから良かったものの。これが真冬だったら? 横につながっていないベランダだったら? そう思うとゾッとします。

玄関先やベランダのちょっとの距離でも、子どもから目を離さない。ちょっとのことでも鍵を持ち歩く。常に携帯電話を身につけておく。ご近所付き合いはやっぱり大切。というのが身にしみたのでした(お隣さんには後日お礼をしました)。

これからより寒くなります。みなさんしめ出しには、くれぐれもお気をつけください!

(やまだ そのこ)

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