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【連載】刺繍のように描ける絵の具「ステッチカラー」を使って、刺繍風ブックカバーを作ろう!

  • 2019.11.8
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布に「描く」ことで、まるで本物の刺繍のような風合いを表現できる魔法のような塗料「ステッチカラー」を使って、ファブリック調の刺繍風ブックカバーを作ってみようと思います!自分だけのオリジナルブックカバーをDIYしよう!


「刺繍は難しくて手間がかかるもの」

そんな刺繍の概念をくつがえす、画期的な塗料が登場しました!

その名も『ステッチカラー』。

今春、『ターナー色彩』より発売されたこちらの塗料は、布に描くことによってリアルな刺繍の風合いを表現できるという驚きの塗料です。

今回はこちらの塗料を使って、ファブリック調の刺繍風ブックカバーを作ってみようと思います。

「ステッチカラー」とは?

こちらが“刺繍を描ける”絵の具、「ステッチカラー」です。

ポップで明るい色合いから、シックで深みのある色合いまで全12色のカラー展開。

ボトル先端のキャップを外して布に直接描くことができる手軽さに加え、乾いた後の熱処理も不要、押し洗いによる洗濯もOKという魔法のような塗料です。

使い方はいたって簡単!

チューブを押すとノズルの先端から絵の具が出るので、押し加減によってラインの太さを調節しながら絵を描いていきます。

あとは塗料が乾くのを待つだけ。

たったこれだけで、本物の刺繍のような立体感のある作品を作ることができるんです。

では、早速作ってみましょう。

ステッチカラーを使ってリアルな刺繍風ブックカバーを作ろう!

今回作るのが、このような布製のブックカバーです。

布地のカバーに刺繍を入れたかのような仕上がりですが、針も糸も一切使いません。

刺繍風ブックカバーの作り方

ベースとして使うのがこちらの「画用紙」。

布製のブックカバーですが、布だけではやわらかすぎて本を包むことができないので、下地に画用紙を使います。

【1】画用紙に両面テープを使って布を貼り付ける

画用紙の片面に強力両面テープを貼り付けます。

今回使ったのは「建築用両面テープ」というもの。

工作用のものとは比べものにならないくらいの粘着力で、耐久性も◎です。

両面テープを貼り付けた面に、布を貼り合わせます。

しわにならないよう端から丁寧に貼り合わせ、画用紙からはみ出た部分はカッターで切り落とします。

【2】端を折り込んでブックカバー本体を作る

布地の面を外側にして、本の縦幅より少し大きめになるよう内側に折り込みます。

定規などを使って、折り目をしっかりとつけるのがポイントです。

ブックカバーの端を内側に折りたたみ、本の表紙を差し込む「ポケット」を作ります。

ポケットの幅が狭いと表紙が抜けてしまうので、3cm以上のポケット幅をとるようにしましょう。

反対側も同様にポケットを作れば、ブックカバーの本体が完成です。

きれいなカバーにするためのコツは、しっかりと折り目を付けること。

厚手の紙を使う場合は、折り目を付けた後に重しを乗せ、しばらく馴染ませるとうまくいきます。

【3】ステッチカラーを使って刺繍風デザインを入れる

あとはステッチカラーを使って、絵柄を自由に描き入れるだけ!

鉛筆であらかじめ下絵を描いておき、ステッチカラーで上からなぞるように描けば失敗することもありません。

ラインは太い細いの強弱をつけることで、あたたかみのある手作り感と刺繍の風合いを表現できます。

まるで本物の刺繍みたい!おしゃれなブックカバーが完成!

まるで本物の刺繍を入れたかのような、おしゃれなファブリック調のブックカバーができました。

ラベルなどを貼ってアクセントを入れれば、よりプロダクトっぽい仕上がりになります。

余った端布を使ってパッチワークしてみてもGOOD!

切りっぱなしのラフなほつれも、手作りならでは味わいです。

立体感のある刺繍のようなエンボスラインがとってもキュートです。

まとめ

今回は、描くだけで本物の刺繍のような作品を作ることができる塗料「ステッチカラー」を使って、刺繍風ブックカバーのDIYをご紹介しました。

「ステッチカラー」を使えば、裁縫が苦手な方でも簡単に刺繍風雑貨を作ることができそうですね。

使い方次第でアイデアは無限大!

みなさんもステッチカラーを使って、いろいろな刺繍風アイテムを作ってみてください!

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