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辛い失恋を経験した女性が語る「立ち直るために効果があった方法」

  • 2019.11.4

失恋は、何度経験しても辛いですよね。「ほかにもっといい人いるって」「別れた方がよかったんだよ」と友達に慰められても、痛みを和らげることはできない、という方は多いのではないでしょうか。

今回は、20代〜30代の女性に聞いた、失恋の痛みを癒すために実際に効果があった方法を2つご紹介します。

「辛い失恋を癒す」方法1. 妄想をしない。事実を見る

「3年付き合った彼氏にふられたときは、本当にショックでした。彼から別れる明確な理由を伝えられなかったことも、モヤモヤした気持ちを加速させていました。彼にほかに好きな人ができたのかもしれないとか、私は利用されただけだったんだとか、彼は今ごろ私のことなんか忘れてしまって、新しい出会いを求めているかもしれないとか、毎日想像して悩まされていました。

もちろん彼のSNSも欠かさずチェックしていて、大人数の集まりの中に女性がいるだけで、この女と関係があるんじゃないか、とか疑ったりしていました。

そんなときに友達から言われたんです。妄想してても、傷が深まるだけだよって。

たしかに、別れてから、彼について感じた怒りや悔しさは、ほとんどが私の妄想由来のものだったんです。それに気がついてから、妄想が始まったら、心のなかで、ストップ!と唱えることにしました。妄想をやめて、事実だけを見よう、って決めたんです。

ふられた理由は分からないけど、私はふられたんだ、彼はもう私と会いたくないんだ、ということだけが事実でした。その事実を受け入れるのは辛かったです。でも、事実を受け入れたことで、妄想をすることはなくなって、別れを受け入れることができたんです」(27歳・バイヤー)

「辛い失恋を癒す」方法2. 気晴らしではなく、達成感(進歩)を目指す

「これまでは失恋したあと、カラオケや買い物、暴飲暴食、とくに好きでもない男性とのセックスなんかで、気晴らしすることが多かったんです。そういった気晴らしって、一時は気が紛れますけど、すぐに虚しくなっちゃうんですよね。何してるんだろ私、って自己嫌悪になることもよくありました。

そんなときに、友達から言われたんです。気晴らしじゃなくて、もっと達成感を感じられることをしたら? って。

それで、前から習ってみたかったピアノを始めてみたんです。ちょっとずつうまくなっていく様子に夢中になっていきました。ピアノをひいていると、気晴らしをしたときに感じるみたいな罪悪感はまったく感じませんでした。それどころか、上達していく自分がとても誇らしく感じられたんです。

大げさですけど、失恋で下がった自己肯定感が一気に上がった気がしました。

気晴らしが必要なときもあると思います。でも、気晴らしの効果は一時的ですよね。本当に失恋に効くのは、気晴らしより、達成感が感じられるもの、つまり、自分のしたいことで、かつ進歩が感じられるものをすることなんだ、と今は思います」(32歳・劇作家)

失恋から立ち直る方法は自分で見つける

今回は、失恋から立ち直るためのヒントを2つご紹介しました。

失恋した直後は、「自分の何がダメだったんだろう」「あのとき、もしああしていれば、別れずに済んだのかも」「もしかして、遊ばれていただけだった?」など、ネガティブ思考・妄想に悩まされがちです。そういったときに、「妄想しないと決めること」「ポジティブな変化に着目すること」は、前向きになれるきっかけを与えてくれそうですね。気になった方は試してみてください。

ただし、この方法はすべての方に効果がある、というわけではありません。どういった方法が自分に向いているかは、試してみないと分からないのです。

失恋からできるだけ短時間で立ち直りたいなら、様々な方法をまずは試してみましょう。

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