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やっぱり同棲のままじゃダメ?!同棲から結婚することで何が変わる?

  • 2019.11.1

カップルが同棲することになれば、もう結婚は秒読み段階に思えるかもしれません。しかしここから進展しないケースは意外に多く、むしろ同棲しないカップルの方が早く結婚するケースがあります。さて、その原因を考えてみると、同棲と結婚の違いの分かりづらさが挙げられます。

同棲すれば一緒に生活するわけで、それなら結婚と変わらないのではないか?…そのため同棲している現状に満足し、結婚を考えなくなるのです。しかし、同棲しているカップルが結婚すれば変わることは多々あり、少なくとも「同棲=結婚」の図式は成り立たなくなります。

世間に与える印象の変化

同棲と結婚では世間に与える印象が全く違います。ある事柄に対して、同棲の場合は首を傾げられることでも結婚の場合は納得されることが多く、その点で私生活において確実なプラス効果があるでしょう。これは少々の期間暮らすだけでは実感できませんが、長く暮らす中で必ず実感することであり、同じ一緒に暮らすにしても結婚に比べて同棲はなかなか不便なことが多いのです。

(1) 男性の体調不良で女性が会社を休む時の印象

男性が身体を壊せば、その程度によっては一緒に住む女性が会社を休んで病院に連れていかなければなりません。そして、会社を休むからには当然連絡が必要ですが、次の連絡の仕方を比べてみてください。

A「夫が身体を壊したので今日休みます」

B「一緒に暮らす彼氏が身体を壊したので今日休みます」

…いかがですか?不思議なことにBはなぜか不真面目な印象を与えてしまいますよね。どちらも一緒に暮らす男性が身体を壊しているわけですが、それを理由に女性が会社を休む場合、説得力があるのは明らかにA…つまり結婚している場合です。

(2) 女性が妊娠した時の印象

いくら「できちゃった婚」や「授かり婚」という言葉が一般化しても、やはり未婚の状態での妊娠は印象が悪くなります。お互いの意思次第で最終的に結婚と出産に辿り着くでしょうが、その場合は心からの祝福は得られないかもしれません。

同じような意味で、結婚していればいつ妊娠しても世間体としては全く問題なく、子供が欲しいと思った時に作れるのは同棲と結婚の明らかな違いでしょう。

制限の変化

同棲の場合、女性は一緒に住む男性の彼女です。そして結婚の場合、女性は一緒に住む男性の妻です。最も、一緒に暮らす分にはこれらは単に肩書きの違いだけに思えるかもしれません。しかし、その肩書きの違いが様々なことに対する制限の変化を生みます。結論から言うと、同棲の場合はこうした制限に対して不自由な部分が多く、世の中の既婚女性…つまり妻としての行動はとれないのです。

(1) 手続き関連の制限

筆者もその業種のプロではないため全て明確に回答することはできませんが、同棲の場合は女性が妻ではなく彼女となるわけで、様々な手続きにおいて引っ掛かってしまうケースがあります。例えばある手続きが夫本人でなく妻でも可能だとして、その手続きが彼女でも可能とは限らないということです。

仮に可能だとしても例外的なケースになり得るため、すんなりと手続きできない可能性もあるでしょう。夫の仕事中に妻が銀行や役場に足を運んで様々な手続きをする機会がありますが、同棲の場合は手続きの内容次第ではそれが難しくなるのです。

(2) 手当の制限

給与明細に目をとおすと、基本給以外にいくつかの手当が支給されますが、その中には同棲と結婚の違いが原因で支給されないものもあります。あくまで会社によるものの、例えば、住宅手当や家族手当などがありますが、同棲の場合はこれらが適用されない…つまり支給されない可能性があるのです。

現在では同棲の場合でも住宅手当が支給される会社が多いものの、全ての会社がそうというわけではないでしょう。また、世帯主や住宅の賃貸契約者が誰になっているかなどの問題もあり、環境的にはもらえずはずの手当がもらえない制限があります。

同棲か結婚か、この二択においては選択の余地があり、それぞれ異なったメリットとデメリットがあるでしょう。しかし、同棲と結婚をイコールに捉えるのは間違いで、世間体や手続き関連においては同棲だと不利な部分が多く、結婚していた方が明らかに生活のしやすさを感じます。

もちろん、同棲のまま過ごす選択肢もありでしょうが、その理由が「結婚しているのと同じ」というものであれば、その考えは間違っているものだと思ってください。

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