エキゾチックな気分が味わえる“モダンユダヤ料理”ってどんな料理？

2019.11.1

こんにちは、シティリビングWeb編集部のホピ子です。

現在、表参道にある「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」では11月6日（水）まで、ニューヨーク展を開催中。それに合わせ、2階のビストロラウンジではモダンユダヤ料理を提供しています。

モダンユダヤ料理って…？見たことも聞いたこともないその料理を確かめに行ってきました！

見た目だけでは味の想像がつかないモダンユダヤ料理

スタイリッシュで目をひく「INTERSECT BY LEXUS - TOKYO」の外観

今回のニューヨーク展では「フード」「アート」「クラフト」の3つのジャンルがコラボレーション。その「フード」のジャンルにおいて、現在「INTERSECT BY LEXUS - NYC」で人気を博すモダンユダヤ料理の中から、メニューの一部を提供しています。「モダンユダヤ料理」とは、東ヨーロッパ、北アフリカ、中東などで食されてきた伝統的なユダヤ料理と、現代のアルゼンチン料理を組み合わせた料理のこと。スーパーフードとして注目度の高いカリフラワーや栄養価の高いデーツなどを使用し、生命力にあふれるメニューになっているのが特長です。

「和牛ローストビーフとブルガー小麦のタルタル」（1700円）

この日は「和牛ローストビーフとブルガー小麦のタルタル」を試食させていただきました。全粒粉のブルガー小麦と和牛のローストビーフを、スパイスの効いたチリペーストとライムジュースで和えた一品で、甘めのトマトソース、グリークヨーグルトソース、自家製の揚げパンクラッカーが添えられています。ブルガー小麦は、一見するとクスクスのよう。見とれるほど美しい盛り付けですが、味の想像がまったくつきません。

よーく混ぜてからいただきます！

とにかく味わってみないことには…というわけで、おすすめされた通りによく混ぜて食べてみると、牛肉のむっちりした食感、ブルガー小麦のプチプチした食感、ナッツのコク、スパイスの刺激、チリペーストの辛さ、ライムジュースの爽やかさ、グリークヨーグルトソースの爽やかな酸味…が口の中で混然一体となり、何ともエキゾチックな味わいに！そのまま食べてもおいしく、添えられた揚げパンクラッカーにもよく合います。

モダンユダヤ料理は全部で6メニューを展開中

今回試食したのは1品だけでしたが、他にも5種類のモダンユダヤ料理が提供されています。

ミシグネの花束（2000円）

「ミシグネの花束」は、牛肉で柔らかく炊いた丸のままのカリフラワーに、“RAS EL HANOUT（ラスエルハヌート）”というターメリックやクミンを効かせた10種類以上のスパイスをふり、高温のオーブンで、まわりはカリッと、中はしっとりとした食感に仕上げた一品。ディップ用に3種類のソース（ピリっと辛い緑のパプリカのサルサ、生ゴマペーストのタヒニソース、5時間以上煮込んだデミグラスソース）が添えられています。

「ウズラのチャルモラローストブラックビーンズのトマト煮込み」（2700円）

「ウズラのチャルモラローストブラックビーンズのトマト煮込み」はチャルモラ（塩漬けレモンの一種）、ハーブ、スパイスを効かせたソースでマリネしたウズラをパリっと焼き上げています。上にかかっているチャルモラの効いたデミグラスソース、トマトと炊き上げたブラックビーンズとの相性は抜群。

「“WANASHI-YOHNASHI”-和梨洋梨」（1000円）

「“WANASHI-YOHNASHI”-和梨洋梨」は、季節のフルーツ、和梨・洋梨を特製スパイスでコンポートし、ウオッカなどで仕上げたオリジナルフローズンカクテル。パイナップルの形をしたフォトジェニックな器で提供されます。

「マラビィと3種イチヂク」（800円）

「マラビィ」とはゼラチンを使わず、牛乳に砂糖、米粉、コーンスターチなどを入れて炊き上げ、冷やし固めたプディングのこと。アラビア海近辺で10世紀頃から作られている伝統的なメニューです。そこにフレッシュイチジク、スパイスが効いたシロップ漬けイチジク、ピクルスイチジクの3種類を添え、カダイフ（トルコでよく使われる極細麺をバターでカリカリに焼き上げた付け合わせ）と一緒にいただきます。