成功談＆失敗談から学ぶ！セックスから始まる恋

一昔前の世代からしたら、セックスから始まる恋なんて「順番が違うだろう！」と怒られてしまうかも。

ですが、時代が変わるように男女の考え方も変わりつつあります。

今や、大半の男女が「セックスからスタートする恋もあり」と答えているのです。

実際の成功談と失敗談から、セックスから始まる恋愛を考えていきましょう。

まずは、セックスから始まった恋の成功談から。

「前からお互いにいいなと思っていた男性と勢いで寝てしまいました。両思いだって分かったので、すぐに付き合うことになりました。

『付き合おう』の言葉はセックスの後です。順番的には違っていたのかもしれませんが、口下手な彼だったので告白を待ってたら付き合えなかったかも。そう思ったら結果的には良かったと思っています」（29歳女性看護師）

「もともとは、お付き合いがスタートしてから手順を踏んで数ヶ月後にベッドインする派でした。

でも、時間をかけてようやくセックスした人と体の相性が合わずに破局したことがあり、付き合う前に体の相性を確かめれば良かったと後悔。

今の彼とはセックスからのスタートで、体も性格の相性もぴったりです」（27歳女性販売員）

「僕の周りはセックスレスが原因で離婚している人が多いです。そんなことから、体の相性って価値観に共通するものがあるんだな……と思っていました。

今の彼女とはセックスから始まりましたが、お互いそんなスタートなんて気にしていません。彼女は性格も良いし、結婚するつもりですよ！」（28才男性商社マン）

両思いだとわかったからセックスした、付き合う前に相性を確かめたい、など付き合う前にセックスした理由は人ぞれぞれ。さて、彼女たちの成功のポイントは？

成功した彼女たちの共通点は、決して初対面や行きずりのセックスからのスタートではないということ。

ある程度友達関係があったり、前から顔見知りであったりなど、気になる存在であったかどうかがポイントになっています。

また、セックスから始まったことをいつまでも引け目に思っていると前には進めません。それよりもお互いの内面の良さを発見しあえる関係を築いていきましょう。

結果的にお互いが楽しく、幸せで、関係が上手く続いているなら、体が先か後なんてどうでもよくなるものなのです。

お次は、先にセックスして失敗したパターンをご紹介します。

「彼とはセックスからスタートした恋愛でしたが、同じことをほかの女性にもやっているのではないか？遊びなのではないか？と常に頭がよぎってしまい、疑心暗鬼に。結局、信頼関係を持てず破局。

やっぱり、セックスからのスタートは心配のタネになるかもしれません」（26歳女性トリマー）

「酔った勢いでホテルに行きました。その夜、このまま付き合おうか？みたいなノリでスタートしたけれど、彼が速攻で浮気して、すぐに別れました。

男性は女性と寝たらすぐに違う女性にいってしまうのね……と後悔した瞬間でした」（23才女性受付）

「肉食系の彼女に押し倒されて……セックスからのスタートでした。僕は純情だったから驚きと新鮮さで最初は良かったのだけれど、だんだん彼女の勢いが怖いというか、辛くなってきて別れました。

やっぱり僕はもっとドキドキしたり、一生懸命になって恋愛したい性格なんだって改めて自覚しました」（28才男性営業）

失敗してしまった彼女たち……どうしたら失敗せずにすんだのでしょうか？

セックスからスタートした恋愛で失敗しないためには、相手を選ぶ必要があります。

女好きだったり、特定の彼女を持たなかったり、遊び人の噂があるような相手はもちろん、お酒が入っている時になし崩し的に……というのもNGです。

シラフに戻った時に、「こんなはずじゃなかった……」と後悔する人は少なくありません。

また、性に対する価値観が違いすぎると失敗します。

「セックスはスポーツ！」なんて思っている人と、「愛を確かめ合う行為」と思っている人とでは、セックスまでのハードルが違いすぎですよね？

いくら好きな気持ちがあっても、長続きは難しいでしょう。簡単には深い関係にならず、相手の本気をじっくり見極めてからセックスが賢明ですね。

こうやって体験談から考えると、セックスからスタートするにせよ、しないにせよ、結局はお互いのタイプと性格で変わると思いませんか？

体の相性重視だと当然アリだし、性格重視だとナシかな……と思っている人が多いだろうし、セックスをどれだけ重要視するかでも違うでしょう。つまり、考え方も多種多様なのです。

そこで失敗したくないなら、お互いに恋愛感情が芽生えていることをアリ・ナシの基準にすると良いかも。

「行きずり」や「片思い」「その場のノリ」でのセックスからスタートすると、貞操観念に疑念を抱かれたり、軽いと思われたりでうまくいかなくなりがちなので、そこは十分に注意してくださいね。

（森山まなみ／ライター）

（愛カツ編集部）