1. トップ
  2. 恋愛
  3. 『究極のお見合い結婚⁉ 令和の時代に輝く、天皇陛下と雅子皇后』婚活アドバイザー、植草美幸(第64回)

『究極のお見合い結婚⁉ 令和の時代に輝く、天皇陛下と雅子皇后』婚活アドバイザー、植草美幸(第64回)

  • 2019.10.31

お手本ともいえる究極のお見合い結婚


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

9月22日に行われた即位の礼正殿の儀。日本の伝統文化を感じさせる儀式は海外でも話題となりました。

天皇陛下と雅子皇后がご成婚されたのは、今から26年前。当時、キャリアウーマンとして外務省にお勤めだった雅子皇后を見染められ、陛下の一途な想いに応える形で成婚に至ったお二人。私はこれぞ究極のお見合い結婚ではないかと思っているの。

一般人と違って結婚相談所を介するわけではないけれど、宮内庁がお妃候補として、さり気なく出会いをセッティングし、その後、数度のデートで結婚を決意する流れは、まさにお見合い結婚。天皇陛下と雅子皇后の場合は、出会いから成婚まで数年の時間を経たけれど、いわゆる恋愛期間があったわけではないので同じといってもいいのではないかしら。


皇室でさえ働く女性を求める時代


現在20代~30代の方は、あまりご存じないかもしれないけれど、当時は男女雇用機会均等法ができたとはいえ、女性自身も社会も女性がバリバリと働くという意識がまだまだ薄かった時代。

しかも、日本の皇室にキャリアウーマンが嫁いだ前例がない中、雅子皇后を皇室に迎え入れたのは、陛下が若い頃から国際的な感覚を身に着けていて、将来的に共に歩んでいけるパートナーとしてのお妃を求めていたからだと思うの。そして今、一般人の結婚も共働きがあたりまえになりつつ状況をみると、陛下の審美眼はさすがとしか言えません。

今の若い女性は専業主婦を希望する人も多いけれど、インターナショナルな時代と逆行していることを自覚して。ラクをしたいからなんてもってのほかよ。とはいえ、専業主婦を否定しているわけではありません。なぜ、自分が専業主婦になりたいかをもう一度考え、それでも希望するならば意識も変わって、ワンランク上の婚活ができると思うわ。


結婚に必要な愛情は育てていくもの


天皇陛下と雅子皇后にとって、この26年間は楽しいことばかりではなかったはず。それは一般人の私たちの結婚生活も同じです。それでも、環境の変化や病気といった苦難を互いに思いやり、乗り越えることで絆が強くなるのが夫婦や家族というもの。

天皇陛下が雅子皇后を見つめる視線は温かく、お見合いであっても愛情が確かにあることが伺えます。令和の時代となって、雅子皇后の笑顔がそれを証明しているのではないかしら。世の婚活中の男性は、ぜひ陛下の好きな女性を射止めるガッツと懐の深さを見習ってくださいね。

令和の新しい時代に輝くお二人の姿は私たちを幸せな気分にしてくれました。みなさんもお二人を見て、結婚したいと思ってもらえれば、婚活アドバイザーとしては嬉しい限りです。



元記事で読む
の記事をもっとみる