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良質な睡眠でキレイになる!意識すべき3つのこと[山名裕子]

  • 2015.4.3
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こんにちは。臨床心理士の山名裕子です。

近年若い女性の中にも、不眠症の方や良質な睡眠を取れていない人が増えているように感じます。睡眠障害には大きく3つあります。

1.寝つきが悪い

2.夜中に目が覚める

3.朝方4時~5時頃パッと目が覚める

寝ても疲れが取れない、寝起きがスッキリしないという人も要注意です。日々のストレスを上手に発散させ、睡眠環境を今一度見直しましょう。

良質な睡眠をとることは美容とダイエットに深い関わりがあります。

人の体内では眠っている間に成長ホルモンが分泌されています。この成長ホルモンが正常に分泌されることでお肌のターンオーバーを促します。睡眠不足や質の悪い睡眠はお肌の再生を遅らせ、くまやシミ、しわ、たるみ、乾燥の原因になってしまいます。

成長ホルモンには脂肪燃焼作用があるとも言われています。眠っている間にもカロリーを消費してくれるのです。また睡眠不足になると食欲をコントロールするホルモンの分泌が乱れ、カロリーを多く摂ってしまうことにつながります。血行も悪くなってしまいます。

眠っている間にキレイになれるのなら睡眠の質を高めておくことに越したことはありません。良質な睡眠をきちんと確保するために次の3つのことを意識しましょう。

1.日々のストレスを上手に発散する

生きていればイヤなことや悲しいこともあります。感情にふたをしないで上手に発散させましょう。信頼できる家族や友達にひたすら話しを聞いてもらって共感してもらうことで感情のストレス発散になります。ノートに殴り書きしてみてもいいですし、カラオケで思いっきり大声を出したり、感動映画を見て号泣したりすることもお勧めです。泣きたいときは泣きましょう。

2.寝室の色を変える

寝室は何色ですか? 明るい赤やオレンジ、黄色はオススメできません。リラックス効果、鎮静効果のある青や緑、紫、ベージュ、柔らかいパステルカラーなどがオススメです。照明も間接照明を取り入れて明るすぎない柔らかい雰囲気を作りましょう。ヒーリングミュージックをかけるとより気持ちが和らぐので効果的です。

3.寝る前の過ごし方を変える

食事はいつ頃摂っていますか? 食事はなるべく眠る3時間前までに済ませておくことで、睡眠時間がダイエットの時間に変わります。またおなかいっぱいのまま眠ると、睡眠の質が落ちてしまいます。

それから、眠る直前までパソコンやスマートフォンを利用している人も少なくないはずです。明るい人口光は刺激が強く、体内の睡眠リズムを乱します。寝室にはなるべく電子機器を持ち込まないことが賢明です。

眠る前は腹式呼吸をしながら一日に楽しかったこと、自分が頑張ったこと、褒められたことなどをボーっと思い返しながら幸せな気持ちで眠りにつきましょう。

また朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びることもポイントです。そうすることで、自律神経を整えることができます。夜スムーズに寝つくことができるようになり、睡眠の質も高めてくれます。

良質な睡眠をとることで、キレイに磨きをかけましょう。


山名 裕子1986年5月7日生まれ。静岡県出身。臨床心理士。

著名な精神科医師の父を持つ心理学会のサラブレット。心理学資格の中で最難関とされる「臨床心理士」の資格を取得し、自身のメンタルケアオフィス「やまな mental care office」を東京青山に開設。

ストレスケアと認知行動療法を主軸にカウンセリングを行う。ビジネス心理学や精神障害から人間関係の悩み、美容やダイエット、恋愛まで、日常のありとあらゆる悩みに対応している。

Website :やまな mental care office

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