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SNSに影響されすぎて男の条件が上がりすぎクライシス【トイアンナのしくじり恋愛】

  • 2019.10.22
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こんにちは、トイアンナです。私は恋愛コラムをウェブ媒体へ投稿する身として、しっかりSNS廃人しています。1日中スマホを開けばTwitter, facebook, instagram, TikTok, そしてLINEを行ったり来たり。この5アプリでスマホの利用時間のうち9割は超えています。


SNS廃人をすれば、幅広い情報を集められるメリットがあります。今日の運行情報、有名人の訃報、晩御飯に役立つレシピ、そして友達の近況まで。圧縮された情報が左から右へ流れていくのは、最高の環境です。

SNSを使いすぎる副作用は、他人に期待しすぎること

一方、SNSを使いすぎている副作用も強く感じています。具体的には「他人へ求める条件の高さ」。たとえばこの数か月で、母親業に対するクレームをいくつ見たでしょうか。母親たるもの家事代行を使うな、保育園に0歳から入れるなんてありえない、オシャレをするな、産後すぐに職場復帰しろ・・・・・・。


こんな言葉を無数にあびた私は、子供はおろか夫がいないにもかかわらず「母親になるのが怖い」と感じています。こんな期待、私は背負えない。


婚活や恋活も同様です。SNSを見すぎると、男性へ求める条件が青天井になってしまう。


「彼氏が年収1,000万しかないから振った」
「いくら稼いでいても、家事を手伝ってくれないんじゃダメ」
「どんなにやさしくても経済力がなければモテない」


あ~~~~吐きそう。


私の周りに、年収300万円台で彼女がいる男なんて、腐るほどいるっつーの! 彼女も年収300万円なら、合計600万で暮らしていけるっつの!


こういう地に足の着いた暮らしが、SNSではゴミクズのように踏みにじられます。

私がはまった呪いと、解呪

かくいう私も、SNSに毒された時期があります。ちょうど数年前でしょうか。「4℃のアクセサリーなんてありえない」と盛り上がった時期があります。


そして私自身も、4℃はないと思ってしまいました。そしてブログに書いたことがあります。今思えば、シロツメクサの指輪でももらえるだけありがたい身分。


いったいなぜこんな愚かな考えをしていたのか、まるで謎です。申し訳ございません。


自分が書いたことをまるっと「SNSのせいだ!」と責任転嫁はいたしませんが、あの頃の私はどうかしていた。初デートが鳥貴族だって、サイゼリヤだって、相手がいいやつならいーじゃん。という地に足ついた感覚を失っていたわけです。


どこかで「このままじゃSNSのオバケになってしまう」と気づき、SNSアプリを全てアンインストールしたことがあります。


最初はソワソワしましたが、少しずつ楽になりました。SNSで初デートサイゼリヤ論争しているよりも、友達とつっつく焼き鳥はうまい。そんな感覚を取り戻すのに、SNSデトックスが効いたのです。

スーパーのもやしの価格、覚えていますか

もしSNSのきらびやかな写真や、婚活アプリに並んだハイスペ男子に目がやられそうになったら・・・・・・。スーパーのもやしがいくらだったか思い出してください。


ジョエル・ロブションは5万円。スーパーのもやしは特価で21円。
シャネルのバッグは70万円。スーパーのもやしは特価で21円。
外銀男子の年収は3,000万円。スーパーのもやしは特価で21円。


・・・・・・ほら、正気に戻れそうな気がしませんか。


わたしたちは、もやしの世界に生きています。ジョエル・ロブションはおいしいかもしれませんが、もやしも鶏ガラスープと塩コショウで炒めたら結構おいしい。そんな風に地面の場所を忘れることなく、SNSを楽しんでいけたらと思います。(トイアンナ/ライター)


(ハウコレ編集部)



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