賛否両論! 子どもの迷子や交通事故を防ぐ「ハーネス」の必要性

【ママからのご相談】

3歳になったばかりの息子がいます。家の中でも外でも落ち着いてくれないため、お散歩のとき、かなりドキッとすることがあります。 第2子を妊娠中なので、すぐに追いかけることが難しい状況です。子どもと安全にお散歩できるグッズはありますか?

●A. ハーネスは子どもの命綱。障害の有無に限らずぜひ使って!

こんにちは。ご相談ありがとうございます、ライターの川中利恵です。

小さなお子さんを連れてのお散歩、大変ですよね。私の娘たちはすでに中高生になってしまいましたが、まだ乳幼児のころは同じように苦労していました。

いろいろ考えた結果、私はハーネスを使っていましたよ。まだ今のようにかわいらしいデザインのものはほとんどなく、長いゴムベルト状のもので、大きな輪を子どもの腰に装着し、自分の手首にもう片方の小さな輪で止める、という簡易なものでしたが、これが絶大な効果があったのです。

●1~4歳の幼児に起きた死亡事故でもっとも多いのは交通事故

最初に怖い話をします。東京都が公開している『乳幼児の事故防止教育ハンドブック』には、乳幼児の死亡数とその要因について、平成8年から18年の間をまとめたデータが掲載されています。

この時期はやはり、病気で亡くなられたお子さんがとても多いのですが、不慮の事故による死亡も少なくありません。そして、不慮の事故の詳細を見ると、全国的に1~4歳の幼児の死亡事故死が圧倒的に多いのです。

なぜ1~4歳の交通事故死が全国的に多いのでしょうか。このデータには乗車中の事故も含まれていますが、いつも身近にお子さんがいらっしゃるママやパパなら、その理由を明確にしなくとも、お散歩中にヒヤリとしたシーンが少なからずあるのではないでしょうか。

子どもは興味があるものを見つけたら、それしか目に入らず、つないでいた手を振りほどいてでも周囲を気にせず飛び出してしまったり、駆け寄ろうとしたりするものです。「道を歩いているとき、蝶を見つけた途端、手を振り払って走り出した」「買い物中、お金を払うためにつないでいた手を離したら、一瞬見失ってしまって焦った」、という経験は誰でもあるはずです。

子どもはいつも落ち着いて手をつないで歩いてくれるとは限りません。言い方は悪いかもしれませんが、子どもとはそういう生き物です。とくに活発で好奇心が旺盛な子ども、多動などがある子どもであればなおさらでしょう。

しかしそのような子どもの個性は、他人は知りません。わが子の性質や個性を一番よく知っているのは、ママやパパなのです。突然の飛び出しや迷子などを防ぐことが、この時期のお子さんを持つママやパパに課された最大の課題と言っても過言ではないかもしれません。

●ハーネスが子どもの飛び出しや迷子を防ぐ

特に相談者さんのように、妊娠中や、まだ下の子が乳幼児である場合、ママやパパ自身があまり元気でない場合は、すぐに抱え上げたり、走って追いかけたりすることはできません。

そのため、やんちゃ盛りの子どもとのお散歩は、まずは、「飛び出させない」「そばから離れさせない」ことが最重要課題となります。それを考え始めると憂鬱になり、必要な買い物やお散歩すら負担になってしまうことも少なくないでしょう。

そこで私自身は、前述した通り、ハーネスをよく活用していました。まさに、“散歩ヒモ”なのですが、これさえ付ければ、買い物でお金を払うときやATMなど、手をつなげないときも見失わず、飛び出すこともできなくなるので格段に安心できました。

ただ、やはり体に巻き付くものなので、突然導入すると、ちょっと嫌がるかもしれません。しかし、これは子どもの命を守るものと割り切り、根気よく、「これを付けないと散歩は行けない」ことを伝えましょう。ついでに、「これつけるとかっこいい!」「超かわいい!」とおだてましょう。わりとその気になってくれます。わが家の場合は実際に、つけさせてくれないときは外出を取りやめていました。

●外野の無責任な声は無視してOK

このハーネス、まさに大元はペットの散歩ヒモなので、人によっては眉をしかめる人もいるでしょう。ネットでも賛否両論であるようです。

しかし、何と言われようと子どもの安全を最優先にしましょう。障害の有無も関係なく、子どもの命を守ることができるという安心感に替えられるものはほかにはありません。実際、基本的に手をつないで歩くクセをしっかりつけていたわが子でも、「ハーネスを付けていなかったら危なかった」というシーンに遭遇しています。

子どもの命と心を守ることが親の最重要事項です。育児に主体して関わっていない外野の声は無視しましょう。それよりも、ママも子どもも笑顔でお散歩や買い物に行ける毎日のほうがずっと大事だと、私は思います。

【参考リンク】

・乳幼児の事故防止教育ハンドブック | 東京都福祉保健局

●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)

IT系からインタビュー、コラムなど雑多なジャンルの執筆を手がける在宅ワーカー。21歳のときにデキ婚し、2児に恵まれるも26歳で離婚。以降、女手一つで子どもたちを育てつつ、現在に至る。都内開催の一人親家庭支援や在宅ワーク系セミナーで壇上に立つことも。子どもたちとは少し遠くから見守るスタンスで、それが結構面白い。ポリシーは、「やりたいことがあるなら時間を作ればいいじゃない!」

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