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プロ提案!「自分にあった収納方法」を見極めるための3つのチェックポイント

  • 2019.10.19
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整理収納アドバイザーの七尾亜紀子さんによると、アドバイザーとしてお客様のお宅へ片づけに伺うと、「お客様の性格とお宅の収納方法が合っていない」と感じることが時々あるんだとか。特に収納に対して意欲的な方に、その傾向が多く感じられるそう。

そこで今回は七尾亜紀子さんが、自分にあった収納方法を見つけるためにチェックしてほしいポイントをご紹介します。

その1:細かく分類するのは好き?嫌い?

細かく収納する方法
出典: GATTA(ガッタ)

まず1つ目の質問は、「細かく分類するのは好き?嫌い?」です。

細かい分類が好きな方の特徴としては、以下3つがあります。

・ラベリングがしっかりしてあると安心する

・2階層、3階層と細かく分類したくなる

・入れるときに多少面倒でも、探すときにとにかく時間をかけたくない

ですが経験上お片づけが苦手な方は、たいがい細かい分類も苦手な場合が多いです。

一方、「収納本に出てくる美収納は、ビシッと揃ったラベリングで収納の中まで美しい」というケースが多いように思います。それをそのままマネしようとしたら、あわない収納になってしまいますよね。

ざっくり収納する方法
出典: GATTA(ガッタ)

そのため、細かい分類が苦手な方は、以下2つを意識するのがおすすめ!

・分類はざっくりにする

・収納ケースは細かいものを選ばない
(できるだけ入れたいモノが、ケースの7〜8割程度になるサイズのものを選ぶ)

筆者宅も結構分類はざっくりで、洗面下の日用品ストック収納などはポイポイ投げ込んでいます。

ですが性格上細かすぎると続かないのがわかっているので、これが自分には合っている!と感じます。

その2:見た目の統一感にこだわる?こだわらない?

見た目にこだわった収納
出典: GATTA(ガッタ)

続いて、2つ目の質問は「見た目の統一感にこだわる?こだわらない?」です。

これは、お片づけが苦手な方の中でも好みが分かれるポイントです。

「片付いた状態をキープするためには、ときめく真っ白な美収納にしたい!」という方もいらっしゃれば、「真っ白な見た目などにはあまりこだわらず、中身が見える収納の方が便利」という方も結構多いです。

見た目にこだわった収納②
出典: GATTA(ガッタ)

見た目の統一感にこだわる方は、“中途半端に揃えない”のが1つのポイント。

揃えるならできるだけバラバラ買わずに、収納スペースにあったサイズのものを、ちゃんと揃えたほうが統一感でます。また素材感もあれこれ浮気せずに、これ!というものにできるだけ統一したほうがいいですよ。

逆に見た目にこだわらない方は、同じファイルボックスでもホワイトよりクリアの方が中身が見えるので便利です。また、100円ショップなどによくある、メッシュ状のバスケットなども中身が見やすいのでおすすめ。

収納本ではオールホワイトなどの美収納のお宅が多いと思いますが、自分はあまりこだわらない、という方は無理に真似せずに“使いやすさ”を優先しましょう。

その3:「見た目スッキリ」と「出しやすい」はどっちを優先したい?

取り出しやすい収納
出典: GATTA(ガッタ)

そして3つ目の質問は「”見た目スッキリ”と”出しやすい”はどちらを優先したい?」です。

例えば具体的な例でいうと、筆者宅のキッチンのコンロ周りは完全に“出しやすい”を優先した収納にしています。

これを仮に“見た目スッキリ”を優先した収納にすると……

見た目スッキリの収納
出典: GATTA(ガッタ)

極端な話、このように何もない状態になります。

この“見た目スッキリ”を優先した収納にしたときのメリットは、以下2つが大きいです。

・掃除がしやすい

・見た目のゴチャつきがなくなる

一方、デメリットとしては、以下2つが挙げられます。

・モノを取り出すときに、引き出しの開け閉めなどのアクション数が増える

・洗った食器を置くカゴがない

これは何を優先したいか?という個人の優先順位の問題なので、どちらが正解ということはありません。自分の今の暮らしの優先順位に照らし合わせて考えたときに、どちらを優先したいか?と考えて選ぶといいでしょう。

以上、自分に合った収納方法がわからない方のための3つのチェックポイントでした。

収納はそのお宅ごとに正解はさまざま。もし、今の収納方法がなんだかしっくり来ないと思っている方は、ご紹介した3つの質問を自分に投げかけてみて! 今の収納が自分の性格に合っているのか?と考え直すきっかけにしてみてください。

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