1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「既読が早すぎ重たい」と思われるLINE実例。24時間監視されている恐怖がある…?

「既読が早すぎ重たい」と思われるLINE実例。24時間監視されている恐怖がある…?

  • 2019.10.24
  • 53091 views

好きな人からのLINEをすぐ既読にしていないだろうか。LINEの既読は「もう読んだからね」という意味を持つ。LINEを早く既読にしてしまう人ほど、恋が終わるスピードが速い理由とは。結婚相談所を経営する、大西明美さんが解説する。

LINEでむやみにメッセージを送っているわけでもない。ネガティブなやりとりをしているわけでもない。それなのに恋がうまくいかない人は、LINEで自爆している。それはどうして?

■LINE「既読問題」で恋を自爆させる女

「やっとキュンキュンする人と出会った!」

36歳の派遣社員カヨコさんは、スマホを見つめながらガッツポーズをした。胸ときめくその相手は、38歳の会社員ヒデノリさんだ。男性が40歳まで、女性が36歳までの婚活パーティで、見事カップルになったのである。帰りに2時間ほどお茶をした後、LINE交換をすることになった。

婚活歴も3年を超えて、やっと巡り会えたキュンキュンする男! 年齢も歳上すぎず、年収も600万円以上あることから、出産後働かなくてもしばらく育児に専念できそうだ。

どう考えてもベストな男! これは逃したくない。

しかし……。初回デートに至ることもなく、この恋は2週間で終わりを迎えてしまったのだ。それも何かを言ったり、メッセージを送ったりしたことが原因ではなかった。発信が原因じゃないとしたら、一体どういうことなのか。

■LINEが待ち遠しいあまりに、始まる前から失敗した恋

LINEは每日続いた。日中の仕事の話だったり、趣味の話、家族の話だったりと、とりとめのないことのメッセージのやりとりをしていた。

しかし、1週間経っても、彼はカヨコさんをデートに誘おうとしない。

「每日LINEをやっているのに、なんでもう一度会おうと言ってくれないんだろう」

2週間が経とうとしたとき、彼女はだんだん不安になってきた。そして、思い切って、彼にそのことを聞いてみた。すると「なんかね、LINEが重たいんだよね」という答えが返ってきた。「え?」彼女は茫然となった。

だって、メッセージを送るペースも彼の返信スピードに合わせていたし、嫌なことを送ったりもしていない。メッセージを送る時間だって、仕事が確実に終わっていそうなタイミングにするなど、配慮している。なのに、一体なぜ?

■LINE「既読の速さ」が重たい女だと思わせている

「いつもメッセージ送った瞬間に、いつでもすぐに既読になるのが、ぼくにとってプレッシャーだったんだよね。24時間チェックされてるじゃんって」

カヨコさんはヒデノリさんとのLINE交換から、スマホを手放せなくなってしまった。彼からメッセージが来たら、すぐにLINEをチェック。それが仕事中であっても、トイレの中であっても、お風呂の中であっても(ジップロックにスマホを入れている!)、そして、寝ているときであっても。

だからといって、彼からメッセージが来たら、すぐに返信したりはしない。「彼が返事をくれるスピードに合わせないと、重たい女と思われちゃうかもしれないから」と、気をつけていた。

しかし……この「チェックされている感じ」がヒデノリさんにとって辛かったということだった。カヨコさんも、メッセージを待ちすぎて、気づいたらすっかりスマホ依存症になっていたのだ。

■LINEの既読スピードで嫌われないために

人間はそう滅多に人を好きになったり、キュンキュンしたりすることはない。だからそういう出会いがあると、舞い上がってしまう。「普通の自分」でいられなくなることが多い。だから、カヨコさんのように普段しないような、24時間LINEチェック依存症に陥って、相手を怖がらせてしまうことがある。

解決策は「LINEをチェックする時間を決めること」である。おすすめはウィークデーなら、午前8時と午後8時だ。この時間はオフのことが多いので、既読がついても相手はそれほどプレッシャーを感じない。休みの日は24時間チェックでも大丈夫。

休みだからLINEをたくさんチェックするのは不自然ではないし、突発的に「会いたい」と言われたときでも、すんなりと対応できるからだ。くれぐれも、LINE既読=「もう読んだからね」というメッセージであることを忘れないようにしよう。

元記事で読む
の記事をもっとみる