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テイラー・スウィフトがオフィスの片隅で熱唱!名曲の「ありのまま版」披露

  • 2019.10.17
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テイラー・スウィフトが音楽会社の小さなオフィスの一画でミニライブを開催。アルバム『ラヴァー(Lover)』の収録曲などの“ありのままバージョン”を披露した。(フロントロウ編集部)

小さなオフィスの一画でライブ

シンガーのテイラー・スウィフトがアメリカの公共ラジオ放送NPR(National Public Radio)の音楽部門「NPRミュージック」の事務所に登場。同メディアが配信する人気動画ライブ「タイニー・デスク・コンサート(Tiny Desk Concert)」のエピソードとして、300人あまりの社員たちが見守るなか、最新アルバム『ラヴァー』の収録曲などをギター&ピアノの弾き語りで披露した。

雑多なオフィスの一画に置かれたデスクの横でパフォーマンスを行なったテイラーは、まず始めに、アットホームな雰囲気に合わせて、「この機会に、楽曲を私が書き上げたときと同じ、ありのままの状態で聴いてもらいたいと思います」と宣言。

「今日は残念ながらバックダンサーは登場しません」とジョークを飛ばしたテイラーは、アルバムのタイトル曲でもある「ラヴァー」、そして“もし自分が男性だったら…”と仮定して書いたという「ザ・マン」、今は恋人で俳優のジョー・アルウィンとの交際が順風満帆なテイラーが、Netflixのロマコメドラマ『サムワン・グレート 〜輝く人に〜』にインスピレーションを得て書いた失恋ソング「デス・バイ・ア・サウザンド・カッツ」、そして、2012年にリリースしたアルバム『レッド(Red)』の収録曲でファン人気が最も高いバラード「オール・トゥー・ウェル」の完全アコースティックバージョンを披露した。

パフォーマンスの合間には、各楽曲の誕生秘話を語ったり、これまで失恋ソングを得意としてきただけに「もし幸せになってしまったら、曲が書けなくなってしまうかも…」と不安を抱いていたことなどを明かし、“テイラー節”を炸裂させて大スターの訪問に緊張する社員たちを和ませていたテイラー。

アルバムに収録された、編曲やアレンジを加えたバージョンとはひと味違う、テイラーの魂の歌声が堪能できる動画はコチラから全編視聴できる。

約11年前に主催者たちの気まぐれからスタートした「タイニー・デスク・コンサート」には、これまで、グラミー賞受賞歴もある大御所歌手のスティングや人気兄弟バンドのジョナス・ブラザーズ、大ブレイク中の歌姫リゾ(Lizzo)など、ベテランから期待の若手まで、あらゆる凄腕アーティストたちが出演。

ライブハウスのように音響装置や照明設備が整っているわけでもなく、アーティストたちは、本当に“ただのオフィス”の簡易スペースで演奏を行なうが、普段は大きなステージで煌びやかなショーを見せている彼らが、初心に帰るかのようなオーガニックなパフォーマンスを披露する様子が心に染みると人気となっている。(フロントロウ編集部)

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