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「結婚しよ」より「だいちゅきだバーカ」と伝える彼女がかわいいのは何故?

  • 2019.10.15
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どうもあかりです。
「好き」の気持ちを伝えるとき、その伝え方というのはなかなかの問題です。
気持ちが大きければ大きいほど、ディープにヘビーに伝えようとしてしまう人もいるのですが、きっとこれは逆効果で、気持ちが大きいほど、ライトに・スモールに・浅く(英語がわかんない)伝えたほうが男子は「素敵やん」と警戒せずに、単純な嬉しさ100%で受け取ってくれる。そう、「ガチ」すぎる愛情表現って、警戒させてしまうんです。
みなさんもぜひ、彼に対する「好き」の気持ちが大きければ大きいほど、これに反比例して、よりライトな愛情表現をしてみるようにしてみてください。

■「結婚」は目を覚ます

「結婚」という言葉を発すれば発するほど、本当の「結婚」は遠ざかっていく。
私はこんなふうに考えます。
彼氏に「結婚したい」「結婚まだ?」みたいなことばかり言っている人に限って、いつまで経っても結婚がやってこないし、反対に、「結婚」の「け」の字も言わないような人が、あっという間にゴールインしていく景色に見覚えのある人もいるでしょう。
もちろんこれには、もともとその人が持っている顔とか性格とか、そういう愛され要素のレベルが影響しているのはそうだと思いますよ。でも、それだけじゃなくて、「結婚」というフレーズの持つ破壊力の大きさも原因になってる。私はたしかにそう思うんです。


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「結婚」には、恋から目を覚ますとても強い力があります。
結婚は恋のゴール地点であるように見えて、ロマンティックでおとぎの国の夢物語のように思えて、実は、この世でトップクラスに大きくて強い「現実」です。
好きな女子といるとき、男子はみんな夢見心地ですが、「結婚」という現実を突き付けられると、まるで二度寝の気持ちよさをうとうとと楽しんでいるときに冷水を浴びせられたかのような勢いでシラフになってしまう。
恋しているときには夢見ていたい。男子は意外とロマンチストです。
現実に向き合うのは、夢を十分に楽しんで「そろそろ起きてもいいかもな」と思い始めるようになってからやっとのお話です。

■「だいちゅきだバーカ」とか、何の中身もなくていい

だから、「好き」という気持ちを伝えるときには、「結婚」とか、あるいはこれと同じような現実の力を備えた「同棲」といった言葉を使うんじゃなくて、「めっちゃ好き」とか「だいちゅき」とか、そういう「好き」以外に何の意味もないような、空っぽなメッセージを使ってみてほしいと思います。
「好き」以外に何にも伝えないことはとてもいいことです。「好き」という気持ちだけを、「たっくさん!」とか「とーっても!」とか「大大大大大大大だーっい」とかいう「量とか大きさとかで表したって意味ないでしょ~」と言われてしまうような方法で伝えることっていいことです。
「結婚したい」と言ってしまえば、たしかに「好き」という気持ちも伝わるかもしれない。だけど、その純粋な気持ち以上に、「結婚という法律上のパートナー関係になりたいんです」という”下心”がどうしてもこぼれちゃう。これは、「目が覚める」という先ほどの効果とはまた別のデメリットです。


男子に「大好き。だからエッチしたいな」と言われたとき、「『エッチしたい』は余計だよ~」と感じるのと同じ感じね。ただ「大好き」とだけ言ってほしかったよね。そういうときは。

■おわりに

「好き」という気持ちは、不純物なしの100%ジュースで飲むのが一番おいしいんです。しかも、「好き」という気持ちはナイーブでデリケートで、ほんの少しでも、1%でも不純物と一緒になるとすごくにごって味がダメになる。


だから、「結婚しよ」より「だいちゅきだバーカ」と伝える彼女がかわいいのです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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