ジェーン・フォンダ、地球温暖化防止を訴えるデモで一時拘束。

ジェーン・フォンダが10月11日（現地時間）、連邦議会前で気候変動に対処する行動を起こすよう訴え、同じくデモに参加した15人とともに逮捕された。後ろ手で拘束され警察に連行されるジェーンの姿を捉えた動画が、WUSA9局のマイク・ヴァレリオ記者によりツイッターに投稿されている。その後、釈放されたという。

最近、ジェーンは10代の環境活動家グレタ・トゥーンベリに触発され、デモで逮捕されることを目的に一時的にワシントンへ引越す予定であることを明かしていた。抗議運動へ参加するきっかけを質問され、「ナオミ・クラインの新刊『オン・ファイアー：ザ・（バーニング）ケース・フォー・ア・グリーン・ニュー・ディール』という本を読んだのよ。（私の人生を変えたのは）彼女がグレタについて書いていたところ。私もグレタのことは知っていたけど、アスペルガー症候群だとは知らなかったの。私は、それが何を意味するか理解していなかった」

「ナオミによると、この若者は、他の人がどう考えるかってことに影響されないそうなの。この症候群の人は、何かに興味がわくと、それに完全に集中し、そうでない私たちのように否定や正当化に甘えることなどしない」「そして彼女は（気候変動についての政府間委員会の）報告を読み、その危機が列車のように私たちに向かって疾走しているのにもかかわわらず、人々は適切な行動をとっていないと気づいた。それがトラウマとなり、ごはんも食べられなくなったの。彼女が1年以上、言葉を失い、物を食べなくなったとは知らなかった。それが私の心に突き刺さったの」

ジェーンは4カ月間に渡り、毎週連邦議会前でデモを行う予定だったが、その最初となる今回のデモで逮捕されたという。

Text: Bangshowbiz