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愛され女子のかわいいお作法は2つあります

  • 2019.10.14
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愛され女子のお作法は2つあります。1つはよく言われているように「隙」をつくるということです。男子から見た最大の女子の隙とは笑顔。だからいつも笑顔でいると、自然と愛されるようになります。笑顔はときとして「耳障りのいいこと」や「人当たりのいい会話」や「おもしろい話」を喋らせますが、そこまでできれば完璧な隙だと言えるでしょう。
2つ目は・・・・・・

■「女子が発する脈ありサイン」を読み取れる男子って、ごく一握り

2つ目は、自分がしたいことを素直に言うということ。彼と飲みに行きたいのであれば「一緒に飲みに行きたいです」と言うこと。なぜなら男子は女子の「待ちの姿勢」に疲れているから。


よく使われる恋愛用語に「脈あり」というのがありますよね。「脈ありサインに気づいて!」と心の中で願いつつ、好きな彼に思わせぶりな態度をとる、これって「女子あるある」ですよね。たとえば彼のことをチラ見するとか、ボディタッチするとか。付き合っているふたりであれば、彼女が「エッチしたい」と言わず、「それとなく」エッチな話を仕向けたり、みたいな。


そういう「女子が発する脈ありサイン」を「間違わずに」読み取れる男子って、ごく一握りです。遊びまくっている男子か、生まれながらにしてやや中性的な気持ちがそなわっていて女子の気持ちを理解する才能のある男子か。


ほかの多くの男子は、女子が発するサインを間違うことなく理解することができないんです。だから脈ありサインをあなたが発し続けてもなかなかカップル成立とは相成らず、恋愛の悩みが絶えなくて「男子に理解してもらえる脈ありサインとは?」みたいなコラムが人気を博すのです。

■じつは女子が発する「好きのサイン」に気づいている

とは言うものの、男子、じつは女子が発する「好きのサイン」に気づいているんですよ。でも「万が一間違いだったらイヤだな」と思うから、そういうサインを受け取りつつも、なにもできないんです。たとえばあなたが偶然を装って彼と一緒に帰っているとき、あなたが彼と飲みに行きたくて、そのあとエッチする用意もあって、というとき、あなたが彼にボディタッチしながら歩くとします。そのとき彼は「きっとこの子はおれのことが好きにちがいない」と思っています。


同時に「彼女の口から好きという言葉を聞かないとなにもしたくないな」と思っています。「きっと彼女はおれのことが好きなのだろう」という推測だけで、たとえば彼女の手を握ったり、「これから一緒に飲みに行く?飲んだ後エッチする?」と聞いたりしたとき、彼女に「わたしはそんなつもりで一緒に帰っているわけじゃないし。そんなセクハラみたいなことを言われるのなら一緒に帰らなきゃよかった」と言われるのを恐れているんです。

■女子が発する好きのサインを読み解くの、もう疲れたよ

これ、女子の「色気の出し方」にも問題があるといえば問題があるんです。
たとえば、営業的にコミュニケーションというか社交辞令として笑顔で「今度食事に行きましょう」と誘う――これって、男から見たら「女子あるある」です。そういう女子の誘い方と、ホントに彼のことが好きで食事に誘ってくる女子の態度って、男からしたらまったく同じに見えるんです。見分けがつかない。


だから男たちは「セクハラ」と言われるのを避けるために、どちらの女子に対しても態度を濁すのです。


そして態度を濁しつつ「女子が発する好きのサインを読み解くの、もう疲れたよ」と思っているんです。つまり女子の待ちの姿勢に疲れているんです。


だから自分の気持ちに素直に、ご飯に行きたいのなら「一緒にご飯に行こうよ」と言う女子が愛されるのです。愛され女子はいつもこれがさらっとできているから愛されているのです。(ひとみしょう/文筆家)


『今夜はちょっと、恋の話をしよう』
(ハウコレ編集部)



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