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成分にこだわった国産オーガニックコスメ〈アムリターラ〉が生まれた理由。

  • 2019.10.15
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Hanako本誌連載「Hanako Beauty Skin Care あのコスメが生まれた理由」を掲載。今回は、オーガニックコスメブランド〈アムリターラ〉をコスメが生まれた理由をご紹介します。

原料を育てる農家と消費者が幸せになる持続可能な社会を。

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Hanako 編集部

資源の浪費に海洋や土壌の汚染など、環境問題の対応が急がれる近年。国産オーガニックブランドのアムリターラでは、持続可能な社会作りに貢献できる製品作りを目指しているという。その企業ポリシーの裏側には、代表を務める勝田小百合さんの、波瀾万丈な人生経験がある。「昔モデルの仕事をしていた頃に無添加化粧品を知り、成分に興味を持って色々調べるようになりました。その後パニック障害を患ってからは食事療法やフラワーレメディの勉強をしたことも。カイロプラクティックで心身が立ち直ってからは、カイロの資格を取得し、カイロプラクターとして働くようになりました」そうして得た豊富な知識を「アンチエイジングの鬼」と題したブログで公開。多くの人の注目を集め、その縁で、オーガニックコスメの開発を手伝うことになったそう。

「理想のコスメを作る上での大きな壁は、原料でした。せっかく日本で作るのだから、なじみ深い国産の植物を使いたい。でも当時日本ではオーガニックが一般的ではなく、国産オーガニック原料を手に入れることがとても困難だったのです」紆余曲折を経てそのブランドは解散に。そして今から10年前、今度こそ理想のコスメを作ろうと、〈アムリターラ〉を立ち上げた。

「千葉県に畑を作ってお米やハーブを育て、国産オーガニック原料を使うことができるようになりました。現在は九州に農園を作り、オーガニック植物を栽培。昔ながらの栽培法にこだわり、持続可能な農業の形を模索しています。人気のエイジングケアコスメ、エイジソリューションクリームにも、自社農園の和ハーブを配合しているんです」全ての原料を自社農園でまかなうことはできないので、全国の農家に協力をお願いしたり、海外からこだわりの原料を仕入れることも。「中には長年放置され、野生化した柚子やお茶の実などを原料として使うこともあって、農家の人に〝こんなものを!?〞と驚かれたりします。できあがった製品をお届けすると、立派になってと喜ばれたり、ほかの原料について教えてもらったりして、こちらもうれしくなるんです」

製品作りを通じて作物を育てる地域を活性化し、農業の可能性を広げる。さらに製品を使った人がリピートしたり原料に関心を持つことで、農業の支援につながる。農家とユーザーどちらにも、理想的な関係だ。「そんな持続可能なつながりを作るため、私たちは製品のプロデュースを通じて、原料の背景にある感動のストーリーを伝え続けるべくこれからも努力していこうと思います」

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Hanako 編集部

植物を余すことなく使おうと、化粧品、食品、サプリメントで共通の原料を使おうとする取り組みも。島根県の出雲で栽培されるオーガニックローズ「さ姫」は、口紅の原料になるほか、ハーブティーにも加工する。

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Hanako 編集部

九州にある、休耕田を利用した自社農園。生物の多様性を守りながら、米やハーブを栽培する。社員が稲刈り研修に訪れ、生産者のこと、農業のことを学ぶ機会も。

Brand Profile/〈amritara〉

2008年に誕生。国産オーガニック原料などを使い、スキンケアやメイクアップなどの化粧品、フードやドリンク、サプリメントをリリースする。合成界面活性剤やシリコーンオイルを使用しない、など独自の厳しい「10の約束」を制定。体の内と外から健康的に美しくなることを目指す。

(Hanako1177号掲載/photo:MEGUMI(DOUBLE ONE)styling:Momoko Miyata text:Yumiko Kazama cooperation:UTUWA)

「誕生から愛され続けて45周年、〈アルビオン〉から「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」が生まれた理由。」はこちらから。
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