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台風や突風で自宅に被害が!そんな時に頼れる災害保険って知ってる?

  • 2019.10.12
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災害大国とも言われている日本。毎年多くの地震や台風などの自然災害による被害が出ています。地震はもちろん台風や突風、ゲリラ豪雨などの自然災害はいつ発生してもおかしくありません。

台風が来ると「屋根瓦が飛んでしまった」「浸水してしまった」など、生活拠点の自宅が大きな被害を受けたという事例が数多くあります。普段の生活に早く戻りたいけれど、修理や補修にはまとまったお金がかかってしまいます。

そんな時、心強い味方になってくれるのが「災害保険」です。今回は、台風や洪水、落雷などによる自然災害を広くカバーしてくれる災害保険について詳しくご紹介します。

災害保険って何?

「火災保険」と「地震保険」は、災害保険と呼ばれています。台風や洪水、地震などの自然災害により住宅や家財が受けた損害を補償するための保険です。

火災保険は、戸建・マンションに関わらず、入居時に加入を求められることが多い保険です。災害時に住宅や家財が被害を受けた場合、復旧費用として保険金が支払われますが、加入している保険によってカバー範囲が異なります。どんな補償の保険に入っているのかはしっかり把握しておきましょう。

地震保険は、地震に起因する被害の補償に特化していて、火災保険にプラスして加入できる保険です。

火災保険の補償範囲は?

賃貸でも持ち家でも、住宅や家財を守るために基本的に加入するべきなのが火災保険。

「火災保険」という名前から、火災だけに対応する保険と思われがちですが、実は台風や土砂崩れなど火災以外も広くカバーしている保険です。

加入している保険にもよりますが、台風や落雷、洪水、竜巻、土砂崩れ、雪崩、高潮などの多くの自然災害が補償対象となります。保険によっては、必要な補償範囲を細かく設定し、保険料を節約できるものもあります。生活している地域で、起こり得る自然災害のリスクを正しく認識して保険を選ぶと良いでしょう。

地震保険の補償範囲は?

地震保険は、地震の揺れによる損害はもちろん、火山の噴火や津波による損害も補償されます。地震が原因で起こった火災などの場合は、火災保険ではなく地震保険が適応されます。

地震保険は、法律に基づいて国と保険会社が共同で運営している保険なので、どの保険会社で加入しても保険料や補償内容は変わりません。

地震保険は、火災保険にプラスして入る保険なので、地震保険に加入したい場合は、火災保険を契約している保険会社で加入すると良いでしょう。

こんな時は保険が適用されるの?

隣の屋根瓦が飛んできて窓が割れた!賠償請求できる?

台風や突風などで、瓦や住宅の一部などが飛んできてガラスが割れたり、隣家の木が倒れてきて物が壊れたりするトラブルが起こることがあります。

このような自然災害が原因の場合は、基本的に隣家などに賠償請求することができません。自然災害による不可抗力で防ぎようがなかったと判断された場合は、損害賠償責任が発生しないのです。

ただし、以前から老朽化が進み危険だと認識していたのに対応していなかった場合などは、賠償を求めることができます。

ただ「危険を認識していたのに対応しなかった」という証明はとても難しく、自然災害時の損害については、自分で加入しているあ火災保険で対応するのが現実的です。

破損した部分の修復費用と言っても、破損個所によっては数十万~百万単位で費用がかかることがあります。予想外の損害に対応するためにも、火災保険に加入しておくことをオススメします。

自然災害によるケガは補償される?

火災保険や地震保険などの災害保険は、住宅や家財に対して補償する保険です。そのため台風や竜巻、地震などの自然災害でケガをした場合は補償の対象外となります。

ケガをした場合は、傷害保険や医療保険が適応されますので、加入している保険のカバー範囲をよく確認しておきましょう。

自然災害に備えて保険をチェック

火災保険や地震保険は、さまざまな自然災害から建物を守ってくれる保険です。災害時のケガや車の破損については、医療保険や車両保険などがカバーしています。

生活している地域のハザードマップなどを確認し、自然災害で起こり得る被害を想定して備えることが大切です。起こり得るすべてのことに保険をかけるわけにはいきませんが、「予算」「希望する補償内容」を軸に、リスクとメリットをしっかり把握して備えると良いでしょう。

自然災害はいつ起きてもおかしくありません。備蓄や避難場所の確認とともに、生活を立て直すために必要な「保険」についても、考えておきましょう。

photo/PIXTA

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