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二度寝もアリ!? 忙しくて寝る時間がない人のオススメ睡眠法4つ

  • 2015.3.30
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【ママからのご相談】

出産後、職場復帰しました。初めての育児に加え、仕事に家事にと、忙しい毎日を送っています。 仕事から帰って、夕飯の支度、洗濯や食器洗いなどの家事をしていると、あっと言う間に日付をまたがってしまいます。自分の時間も持てず、睡眠時間もままなりません。健康のためにも、仕事や育児に精力的に取り組むためにも、もっとしっかり睡眠を取らなくてはと焦るばかりです。何かいい方法はありますか。

●A. 睡眠はまとめて取らなくても大丈夫です。自分のライフスタイルにあった方法で質のよい睡眠をとりましょう。

ご相談ありがとうございます。ウェブライターのうぇぶりんです。

さて、ナポレオンの睡眠時間が3時間だったというのは有名な話ですが、私たちがそんなことを続けていては、健康にいいわけはありませんよね。だからと言って毎日7~8時間寝なくてはいけないなんて強迫観念にとらわれる必要はありません。

要は、いかに質のよい睡眠を効率よく取るかが大切です。いくつかの方法がありますので、自分のライフスタイルに合った睡眠法を見つけてくださいね。

●まとまった時間を取れないママにうれしい魔法の睡眠法4つ

●(1)黒柳徹子さんも実践している2度寝のススメ

2度寝といっても、「朝起きられなくて、目覚ましを止めてまた寝てしまった」なんというのではありません。一般的に、成長ホルモンの分泌が活発になる午後11時から午前2時までが睡眠の黄金時間であることは広く知られています。

この3時間、少なくとも零時を過ぎる前から午前2時まではしっかり寝て、あとは自分が時間を作れる時間に寝るという分割型睡眠のことです。黒柳徹子さんがTBSのはなまるカフェに出演した際、夜10時から午前2時までの間就寝し、その後起床、一仕事済ませてから、また寝るという生活を送っていると言っていました。

どちらも熟睡できるそうです。分割型睡眠法は、バージニア工科大学などによる長年の研究に基づいた睡眠法と言われています。なかなかまとまった時間が取れないママには試してみる価値がありそうです。

●(2)大人にもおススメ、午後のお昼寝

家ではなかなか十分な睡眠をとることが難しい場合におススメなのが、午後にとる短いお昼寝です。厚生労働省の『健康づくりのための睡眠指針2014第8条』にも能率改善のために午後にとる短いお昼寝を勧めています。

十分な睡眠をとることが難しい場合、午後の早い時間に30分以内の短いお昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的だといいます。この短い睡眠が食後の眠気の解消や体力の回復に効果を発揮します。ランチの後のシエスタ(お昼寝)がママの美活にも役立ちそうですね。

●(3)眠りの周期を知って、スッキリした目覚めを導きましょう

レム睡眠やノンレム睡眠という言葉を聞いたことがあると思います。簡単に説明すると、レム睡眠は浅い眠りのことで、体は深い眠りについていますが、脳は活性化されています。反対にノンレム睡眠とは深い眠りについていて、体も脳も眠っている状態です。

ノンレム睡眠からレム睡眠まで約90分かかり、この長さを“睡眠単位”と呼びます。この90分周期が一晩に数回繰り返されます。このレム睡眠が終わるころが目覚めやすいと言われています。そこで、そのタイミングに起床するようにし、スッキリした目覚めを導くといいですね。

●(4)アロマやお気に入りの睡眠グッズが演出する健やかな眠り

少しでもいい眠りにつくために、好きな香りやリラックス効果のあるアロマグッズを枕元に置いたり、枕に直接数滴たらしてみたりするのもいいのではないでしょうか。

自分を気持ち良くしてくれるお気に入りのナイトウェアを着るなどして、おやすみタイムを自分好みに演出してみるのもいいかもしれません。なかなか確保できない睡眠時間だからこそ、自分にとってステキな時間にすることが疲労回復にもつながっていくのではないでしょうか。

【参考リンク】

・健康づくりのための睡眠指針2014 | 厚生労働省(PDF)

●ライター/うぇぶりん(児童英語講師)

旅行代理店にて、10年間、渡航手続き業務や国内及び海外旅行カウンターでの業務に従事。出産を機に退職した後は、司会の勉強をし、50組の結婚式や披露宴を担当しました。現在は自宅で児童英語教室を開いています。上の子も20歳になり、子育てもひと段落。子育てや仕事など、自分の経験を生かした記事をどんどん書いていきたいと思っています。

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