結婚一年未満なのに浮気している男性の心理

この前結婚したと思ったのに、すでに浮気をしている……。

そんな男性も中にはいます。ラブラブのはずの新婚生活なのに、なぜ？

「結婚一年未満なのに浮気中」の男性に、浮気の引き金はなんだったのか、聞いてみました。

「そもそも、僕は嫁と結婚なんかしたくなかった。大学からの付き合いで、友達グループとの付き合いも長く『別れて人間関係がこじれたら……』なんてズルズルして、ここまで来ただけ。嫁のことは正直、ただの同居人としか思えない。嫌いってほどじゃないけど好きでもない」（２８歳・男性）

別れない理由は「別れるのが面倒だから」というカップルもいます。

このケースでは、奥さんが周囲の人間関係から外堀を埋め、彼は渋々結婚に踏み切った……という経緯があるようです。

彼いわく、「みんなに嫁をお披露目なんてしたくないから、式は断固拒否したし、今は、独身の時から好きな人と付き合っている」とのこと。

最低……ではありますが、その気のない彼と無理やり結婚にこぎつけても、幸せを手に入れたとは言えないのかも。

「嫁とは付き合いが長く、気心は知れているし仲はいい。でも、お風呂上がりに裸でウロウロ、料理をしないとか、一緒に住むとちょっとしたガサツさが気になって……。嫁のいびきや寝言を理由に寝室を分けたら快適すぎてそのまま。嫁が子供を欲しがらないこともあって、レスまっしぐら」（３３歳・男性）

リラックスしすぎの奥さんを見慣れているせいで、外でごく普通の身だしなみの女子に会うだけで「なんてかわいいんだ！」と心を奪われてしまう男性もいます。

このケースの彼は、家にときめきがなく、家事も自分でやっているだけあり、とても新婚とは思えない雰囲気がありました。

既婚者だと知らずにアプローチしてきた女子と浮気をし、「ときめきはアウトソースしている」と言います。

しかし、奥さんが裸でウロウロせず、パジャマ生活もやめるなど、恥じらいや身だしなみが残っていれば、いびきや寝言も「かわいい」で済まされていた可能性もあるでしょう。

「結婚から同居したのですが、こんなに細かくてうるさい子だと思わなかった。特に家事は嫁の流儀があって、ちょっとでも逸脱すると激怒。家事を手伝っても『これだったら何もしない方がマシ』と文句。家で嫁の笑った顔って見たことないかも。癒しが欲しいって思いますよ」（３０歳・男性）

結婚後、「二人の生活を作らなきゃ」と意気込みすぎて、旦那さんが息苦しくなるほど、ガチガチのルールを作ってしまう女子がいます。

男性にしてみれば怒りのポイントがよくわからず、「なんだかいつも怒っている嫁」と、敬遠し始めることも。

女性の怒っている顔が本当に怖くて嫌、怒られ続けることで「守ってあげたい対象」と思えなくなる。

そんな男性も多いんです。男性が外に癒しを求める前に、伝え方を見直してみるのも大事では？

本心から望んでいない結婚や、生活する上での感覚の違いなど、結婚後すぐに起きる浮気心の根元には、「結婚に対する不満」があるようです。

浮気する方が悪いのはもちろんのこと。でも「結婚したからもうなんでもOK！」とばかりに彼の不満を無視すると、浮気はせずとも、いつの間にか心が離れてしまうでしょう。

結婚後こそ、油断は禁物なのかも。

（中野亜希／ライター）

（愛カツ編集部）