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【石井美保さんの結論】エイジングケアとは紫外線ケア・めぐりケア・油分チャージ

  • 2019.10.3
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【教えてくれるのは】美容家 石井美保さん

VOCE
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VOCE2019年11月号 石井美保
VOCE2019年11月号 石井美保

石井美保さんが40代でむしろ若返っているのはナゼ?

30代から予防ケア、肌の異変を見逃さず、その日にリセット!

VOCE2019年11月号 石井美保
VOCE2019年11月号 石井美保

「最初にエイジングが気になったのは、30歳のとき。毎日、濃いアイメイクをゴシゴシこすって落としていたため、目元にシワが。そこから試行錯誤のすえにたどり着いたのが、とにかく肌をこすらない、シワに気づいたらその日のうちにのばす、紫外線ケアをきちんとする、といった私なりの美容法です。 30代後半になると、今度はたるみケアが課題に。もともと表情を大きく動かすのが苦手なこともあり、口角が上がらず、フェイスラインのたるみも気になりだして。常に意識的に顔の筋肉を動かして話すようにし、さらに野菜メインから、良質なオイルやたんぱく質も摂る食事にスイッチ。その甲斐あって、たるみ悩みも克服できました。つまり、今よりもイイ状態は、いつからでも目指せます!」

石井さんの結論。エイジングケアの三本柱は紫外線ケア・めぐりケア・油分チャージである。

石井さんもシワやたるみに悩んだ過去はある。でも、なぜ今、こんなにも神々しいかというと、常に進化を遂げる彼女ならではのメソッドがあるから。その最新版のポイントをチェック!

いちばんの大敵、光老化対策と、衰える肌機能をサポートするのが基本!

「老化のいちばんの要因は、なんといっても紫外線などの光。いろいろなエイジングケア方法がありますが、老化を防ぐ意味で、いちばん大切なのが紫外線ケアだと思います。とくにこれからの季節は、夏に浴びた強烈な紫外線の蓄積で、シミがふき出てくるし、アラサーの皆さんは、ちょうどシミが出始めるお年頃。ケアをしなくてはいけないのに、秋服&秋メイクにつられて、日焼け止めを塗らなくなったり、美白ケアをやめたりしがちです。でも秋の日差しはまだまだ強く、うっかり焼けする可能性も大で用心が必要。だから、私は年中、SPF50の最強クラスを愛用し、美白ケアも継続。紫外線ダメージの蓄積は、シミだけではなくたるみなどのエイジングにも繋がるため、体の中からの抗酸化ケアも欠かせません!」

VOCE2019年11月号 石井美保
VOCE2019年11月号 石井美保

「また、年々、低下していく肌の代謝を高めるために、めぐりケアも毎日実践。スムーズに新しい細胞に生まれ変わらせることでたるみやくすみを防ぎ、さらにはせっかく与えたスキンケアの成分が十分効く肌へと整えておきます」

VOCE2019年11月号 石井美保
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「そしてもうひとつ、忘れてはならないのが油分チャージです。とくに皮脂の分泌量が減り始めるアラサー以降は、水分ももちろん必要ですが、油分も同じくらい大切。紫外線の影響でスカスカになった肌の細胞と細胞の隙間を埋めるのは、水分と油分であり、油分を与えることで肌は柔軟性を保ち、シワを防げるのです」

VOCE2019年11月号 石井美保
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「さらに意識しておきたいのが、スマホによるエイジング。肌の奥深くにまでダメージを与えるブルーライトや、人と話す機会を減らしてしまうSNSなど、その影響は多岐にわたります。知らず知らずのうちに老けないように、スマホ対策のケアも大切なのです」

VOCE2019年11月号 石井美保
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VOCE2019年11月号 石井美保
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撮影/岩谷優一(vale./人物)、恩田亮一(静物) ヘア/大野朋香(air) 取材・文/楢﨑裕美

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