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元バレリーナが史上最高にパワフルになった秘訣とは?

  • 2019.10.2
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「私の食生活を変えたのは大怪我だった」

「姉のおかげで目が覚めた」

姉が、私に絶対必要な助言をくれた。「あなたは、自分の面倒が自分で見られていないのよ」。怪我を防ぎ、本来の自分を取り戻したければ、栄養価の高い、ちゃんとした食事を正しい分量でとるべきだと教えてくれたのは彼女だった。

私は姉の助言を聞き入れ、足首が治るまでの時間を使って、栄養に関する情報を集め始めた。どうやら燃料補給には、フルーツ、野菜、全粒穀物、脂肪分の少ないタンパク源がいいらしい。

15歳から1年間、私はヴィーガンの食生活を送った。そのおかげで、練習を乗り切るためだけのスナックではなく、ちゃんとした食事をとると気分まで良くなることを思い出した。精製糖をカットして、その代わりに新鮮な農産物、穀物、自然食品を中心に食べるようになった。

ヴィーガンになって1年後、魚と卵を再び食生活に加えた。これで最高のダンスを見せるために必要なタンパク質がたっぷり摂れるし、1日中エネルギッシュでいられる。現在21歳の私は、5年ほど前からペスクタリアン(ベジタリアンだが魚はOK)。乳製品もカットして、自然食品を中心に食べている。

「今まで以上に体が強くなり、引き締まった」

ペスクタリアン&乳製品フリーの食生活は、今まで以上のエネルギーをくれている。姉の助言で自然食品を食べ始めると、気持ちの面ですぐに変化が現れた。一緒にいると楽しいハッピーな女性になったし、スタジオでも超パワフル。

食生活の変化に加え、体を休ませ、理学療法を受けたのも怪我からの回復に役立った。体の強化に焦点を当ててきた甲斐あって、今ではほとんど怪我をしない。

1日の食事内容は大体こんな感じ。

朝食:バナナ、アボカド、ケール、ホウレン草、オートミール、カシューナッツ、ココナッツウォーター、プロテインパウダーをブレンダーにかけて作った、濃厚なグリーンスムージー。

昼食:日曜日に、異なるタイプのレタス、タンパク源、ドレッシング、トッピングを使い、数種類のサラダを作っておく。最近ハマっているのは、卵入りケールのコブサラダ。これで忙しい1日も元気に乗り越えられる。

夕食:彼氏と自分のために、バラエティに富んだレシピを作るのが大好き。野菜炒め、ベジブリトー、サツマイモと黒豆のハンバーガーなどがお気に入り。

精製糖は今でも避けているけれど、甘い物が食べたいときは我慢しない。既製品のチョコレートバーではなく材料を買い、自分で何か焼けばいい。原材料には、アーモンド粉、ココナッツオイル、新鮮なフルーツといった栄養価の高いアイテムを選ぶようにしている。

「もうプロのバレリーナではないけれど、今でも踊るのが大好き」

バレエに代わるワークアウトは存在しない。背筋が伸びて、力が湧いてくるし、体とのつながりも感じられる。

パフォーマンスにこだわるのをやめた私は、ダンスキャリアの中で身に付けた知識をもとにオンライン・バレエスタジオ「Naturally Sassy Online Studio」を立ち上げ、筋力トレーニング、コンディショニング、インターバルトレーニング、そしてバレエの基礎を教えている。本当にヘルシーな食生活をシェアするために、料理本『Naturally Sassy: My Recipes For An Energized, Healthy, and Happy You』も執筆した。

食生活を変えて一番良かったと思うのは、「バレリーナボディ」になるためではなく、自分をいたわったときの素晴らしい感覚を得るために食べるようになったこと。

ロサンゼルス在住のサッシー・グレッグソン=ウィリアムスは、「Naturally Sassy」の創設者として、レシピやワークアウトなどをシェアしている。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: sassy gregson-williams as told to Carly Breit Translation: Ai Igamoto

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