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冷え性の原因は3タイプ!食事や生活習慣で改善する方法を簡単解説

  • 2019.10.2
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体が冷える原因はさまざまあり、大きく3つに分類できるといいます。今回はHikaru先生に冷え性のタイプをはじめ、食事・生活習慣・ファッションで改善する方法を教えていただきました。どれも日常に取り入れやすいことなので、ぜひトライしてみてくださいね。

冷え症が起こる原因とは?

冷え性のタイプは3つ

冷え症になってしまう原因はさまざま考えられます。というのも、冷え症には大きく分けて3つのタイプがあるからです。以下でご紹介していきましょう。

1.末端冷えタイプ

末端冷え症が起こる原因は、全身の筋肉量不足、自律神経の乱れによる血行不足、偏った食事などが考えられます。

2.下半身冷えタイプ

下半身冷えの方はむくみを伴うことが多く、座りっぱなしの生活での下半身の筋肉不足(特に太ももやふくらはぎ)、リンパの滞りなどが原因として考えられます。

3.内臓冷えタイプ

内臓冷えタイプの方は、自律神経の乱れ、糖分の摂りすぎ、体を冷やす食事の摂りすぎなどが考えられ、主に食生活の乱れが起因しています。

冷え性を改善する方法【食事編】

嗜好品であるコーヒーやチョコレートなどを摂りすぎていませんか?コーヒーや糖分の多い甘いチョコレートは、体を冷やす代表的な食べ物です。摂取する量が多いと、体が冷えてしまいます。

また、「夏野菜は体を冷やす」「冬野菜は体を温めてくれる」と覚えておくと、体を温める食材選びに役立ちます。

その他、血行促進作用のあるビタミンEが含まれる落花生やモロヘイヤ、発酵食品を積極的に摂り、腸内環境を整えることも冷え症改善にはとても有効です。

冷え性を改善する方法【生活習慣編】

冷え症になってしまう主な原因は筋力不足。エスカレーターを使うところを階段にしたり、歯磨きの間に軽くスクワットを行ったりするのがおすすめです。

また、家の中のちょっとした段差につま先を乗せて、かかとを上げ下げさせる運動も効果的。ふくらはぎが鍛えられて、特に足先の冷えの解消に役立ちます

その他、お風呂上りや寝る前に、ヨガやストレッチなどで関節をほぐすことも大切です。関節をほぐすことで血流が良くなり、老廃物が流れやすくなります。冬場布団に入っても冷えて寝付けない…という方にはぜひ実践してほしいです。

冷え性を改善する方法【ファッション編】

冬場に限らず、夏場もエアコンの効いた室内にいると、かなり体が冷えてしまいますよね。ファッションで冷え症を改善させたいときは、まず「首」の付くところを露出せずに温めましょう。「首」の付くところというのは、手首、足首、首を指します。

この部位には大きな動脈が通っているため、この動脈を温めることで全身に運ばれる血液が物理的に温まり、全身が温まっていくのです。

「首」の付くところを温めるのが難しい場合は、直接肌に当たるインナーをシルクの素材にすることで、冷え改善が期待できます。

冷え性の改善は日常の積み重ねが大事

体が冷えるとつらいだけでなく、健康やダイエットにも悪い影響を与えてしまいます。今回ご紹介したように、体を冷やす食品を控えて温める食品を摂ること、筋肉を動かすこと、手首・足首・首を冷やさないこと、この3つを頭に入れた生活にシフトするだけで、きっと体に変化が訪れるはず。日々のささやかな積み重ねが、冷え症改善につながります。

この記事の監修者

Hikaru

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!

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