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恋のために、あえて恋以外のことを頑張ってみる作戦

  • 2019.9.22
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恋愛以外のことをすごく頑張っている人。
これまでの自分自身の経験と、色々な人にお話を聞いた結果得た知識からすると、このタイプの人の恋愛はとてもうまくいくことが多いです。


私はこれを「恋のためにあえて恋以外を頑張る理論」と自分の中で名付けているのですが、今日は、これをちょっとみなさんに紹介してみたいと思います。

「暇な人」の恋

よくあるパターンですけど、「暇な人」の恋って、あんまりうまくいかないことが少なくありません。暇な人っていうのは、例えば大学生とかで、しかも、勉強とかサークルとかもとくに頑張ってないような人のことです。あくまで例えばの話で、例外もあるのでこういう人がみんな恋愛がうまくいかないってことじゃないんですけどね。


こういう人は、好きな人から連絡が来ないことを一日中気にして、それこそ、自分が送ったLINEに既読が付くまでなんどもなんどもトークルームを読み返したり、既読がついてからも、返信が来るまで延々と画面を見つめていたり。
またあるときには、好きな人から「忙しいから」って理由でデートをキャンセルされちゃったりするだけで、まるでこの世の終わりとでもいうような勢いで絶望して「私なんてどうでもいいってこと?」と食い下がってみたり。


相手の一挙手一投足を細かく気にして、ちょっとしたことで傷ついて、自分は大切にされてないんじゃないかとか嫌われてるんじゃないかとかいうことを思ってしまいがちな気がします。そういう経験って、ありません? 私は残念ながら、あります。

気持ちの分散

思うに、「暇な人」というのは得てして”気持ちの分散”が少し下手です。


下手というか、気持ちを上手に分散させるきっかけがないのかな。暇だから。
もともと私たちの人生は、「恋だけをしていれば生きていける」ようにはできていません。悲しくも。


恋をするためには、まず、学校に行って勉強をしなくちゃいけませんし、それが終わったら、今度は会社に勤めて仕事をたくさん頑張ってお金を稼いでいかなくちゃ、恋愛をする前に、そもそも生命を保つことができません。パパとかがいない限りはね。


休みの日とか、彼氏と一緒に過ごしていたりすると、「一生このままこうしていたいなー。平日なんてなければいいのに」って考えたりして、学校に行ったり、仕事をしたりしなくちゃいけない人生を呪うんですけど、それは悲しくもあるけど、でも、それでいいし、むしろ、それこそがいいのかもしれないって思うんです。


「恋以外にもすべきこと」がないと、どうしても、恋にすがってしまいます。恋しかないから、それしか考えていないから、いちいち小さなことを重く受け止めて、息抜きもないから思いつめて、必死になってしまって、「重い」とか思われてしまいます。


だけど、勉強とか仕事とか、恋以外にも頑張りたいことがあると、24時間のうち、好きな人と連絡をしたり会ったりしていない時間を、恋を忘れて過ごすことができます。


某脳科学者の人も「人間は暇になるとロクなことを考えない。適度は忙しい人は、本当に大切なことしか考えないから心が幸せになる」というようなことを言っていましたが、これはきっと、こういう形で恋愛にも繋がって来る話なんでしょうね。


そして忙しい分、好きな人と会えたりLINEができるときには、その貴重な時間をめいいっぱいに楽しむことに専念できると思うんです。


若いうちは、とにかく恋愛を一生懸命に頑張るべきときだとは思うけれども、恋愛以外にも、自分自身を高めるために、自分自身の人生をより素敵にしていくために、やっておくべきことってたくさんあるわけで、しかもそれって、「恋以外」でもありながら、最終的には恋そのものを、少しだけいい方向に変えてくれるものでもあるかもしれませんね。不思議な逆説でした。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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