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『バリキャリ女性は婚活も戦略的に。ノマド婚活から成婚に至るまで』婚活アドバイザー、植草美幸(第58回)

  • 2019.9.19
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秋は大人の恋愛が始まりやすいシーズン


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

出会いというと春のイメージだけれど、夏が終わりちょっと物悲しく感じる秋も実は恋愛が始まりやすいシーズン。だからこそ、ここでもうひと頑張りしなくてはいけないのだけれど、婚活疲れが出やすい時期でもあるのよね。

女性の生き方が多様化している現代では、結婚する、しないはもちろん、子供を持つか持たないか、共働きか専業主婦かなど、選択肢が広がったぶん、日ごろから自分がどんな結婚をしたいかを明確に持っていないと大切なときに決断できないことに。結果、「あのとき結婚しておけばよかった」「もっと条件のいい人を」と負のループに陥ってしまうの。

婚活がブームの裏で婚活疲れという言葉が生まれるなど、結婚への道のりは平坦ではないのが現実。マリーミーにもセルフ婚活やほかの結婚相談所をいくつも経て入会してくる方がいらっしゃいます。

今回はノープラン婚活から一転。成婚間近で破談を経験したことを機に、戦略的婚活で理想の結婚相手を見つけた女性のマッチングケースをご紹介します。


CASE
33歳女性・会社員 ♡ 34歳男性・公務員


大阪在住で29歳から婚活を始めたこの女性にとって、マリーミーは3つ目の結婚相談所。前に入会していた結婚相談所で成婚直前までいったものの、先方のご両親の反対に合ってあえなく破談となった過去が。成婚直前まで行くくらいですから、容姿もコミュニケーションも問題なし。敗因は成婚までの順序を間違えてしまったこと。結婚を意識しているのなら、ご両親には早い段階で会っておくべきだったわね。

自らも年収700万円を稼ぐこの女性は結婚後もバリバリ働くことを希望していて、お相手にもそれ以上の収入を希望。そうなると年上で家事分担を期待できない男性がほとんど。実は、これが破談の原因のひとつでもあったの。

破談が本当の理想の相手をみつけるきっかけに


そこで、マリーミーでの婚活ではお相手の条件を同世代で同じくらいの収入の男性をメインにお見合い。11人の男性とお見合いし、うち3人の男性と交際することに。

この女性のすごいところは、婚活アドバイザーが作るようなリストを自ら作り、お相手を分析。プロフィールはもちろん、家族構成、男性と会ったときの印象とその後の変化、デートでの話題などを詳細にメモして報告しれくれました。


客観性を持つことにつながるメモ効果


3人の男性の中で、女性が真剣交際を望んだのが公務員のこの男性。今のところ年収はほぼ同じくらいでも、5年後、10年後には右肩上がりの女性の方が多くなると予想されるわ。でも、女性は安定志向で家庭的な面に惹かれたみたい。

その後、デートを繰り返し、男性の本気度が高まったところでお互いの家へ行ったり、家具屋さんへ行ったりと、一歩踏み込んだ関係を築いていて成婚まではあともう少し。

文章にすることは客観性を持つことにもつながるので、婚活を戦略的に進めたい人はぜひ取り入れて。デートでの店選びや支払いから男性の経済観念が分かるし、結婚に対して積極的かどうか、男性の変化も読み取れるようになるわ。家具屋さんへ行くことも初めてのデートでは効果はないけれど、信頼関係が生まれ、お互いに結婚生活をイメージする段階では結婚を後押ししてくれるデートになるはず。

よく大失恋のあとに即、結婚する人がいるけれど、それに似たちょっとした喪失感を誰もが抱いているのが秋。お互いに寄り添い、じっくり育てていける結婚につながる恋愛をこの秋こそ始めましょう。


*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

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