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いま鍛えるべきはズバリ“舌”! 美容効果バツグンの「小顔舌トレ」にTRY

  • 2019.9.17
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「MAQUIA」10月号では、歯科医・関 有美子先生が考案した「小顔舌トレ」をご紹介。あご下のむくみや口元のシワなど、悩み別の舌トレ法をレクチャーします!

歯科医/関 有美子先生 直伝

小顔も美肌も血色感も
小顔舌トレで手に入れる

真の小顔を目指すなら、鍛えるべきはズバリ“舌”。さまざまな美容効果に加えて健康効果も得られる、歯科医考案の欲張りエクササイズ「舌トレ」をご紹介します。


歯科医
関 有美子先生

歯科医として勤務する傍ら、女性誌やTVなど幅広いメディアで活躍。著書に『歯科医が教える即効1秒小顔』(主婦と生活社)など。


顔の土台をしっかり鍛えて
エイジレスな小顔をキープ

口周りを活用する手軽なエクササイズで小顔に導く“舌トレ”。一般的な小顔メソッドが顔の表面を鍛えるのに対し、舌トレはインナーマッスル。喉の奥にある舌骨を囲む筋肉群“舌骨筋”を中心に鍛えます。

「表面だけ鍛えても効果は一時的。インナーマッスルと表層筋をダブルで鍛えて顔の土台をしっかり強化すると、リバウンドしない小顔が手に入ります」(関 有美子先生)

また、血行促進によるエイジングケア効果や、唾液分泌による免疫力のUPなど、小顔以外にも多くの効用が得られる点も舌トレの魅力。

「とはいえ、舌が疲れるまで行うのはNG。1日1セットから始め、慣れてきたら朝昼晩の3セットに増やして。インナーマッスルは効果がジワジワ現れるため、1カ月ほど続けると輪郭や横顔の変化を感じるはず」


悩み別舌トレ

口臭予防&美肌&ほうれい線対策に

舌8の字回し

舌を大きく回すトレーニングは、舌先で頬の内側を押しながら頬筋をストレッチすることでほうれい線ケアが可能。また、唾液の分泌を促して口臭を予防するほか、唾液に含まれる若返りホルモン・パロチンの効果で美肌に。

1 口を閉じて上の犬歯の表面に舌を当て、奥歯から前歯までぐるりと歯茎を押しなぞる。

2 前歯を通って反対側に移動し、同様に歯茎を押しなぞる。1〜2を5回繰り返して。


大きく舌を動かすため、舌を支えるインナーマッスル「舌骨筋」全体を鍛えることができる。

フェイスラインすっきり、あごのもたつき解消に

舌ねじりタッピング

普段行わないねじりの動作で舌全体をしなやかに鍛え、左右運動によるあご下の動きが二重あごを予防。続けることで輪郭もシャープに。舌の根元にある唾液腺を刺激するため、美肌ホルモンであるパロチンの分泌も促進。

1 口を開き、舌先で舌裏の根元を触る。舌を丸めたまま、表面が右を向くようにねじる。

2 舌をねじった状態で、舌の根元を左右交互に10回タッピング。反対にねじり、同様に。


舌骨筋全体の強化が可能。中でも、あご下にあるハンモック状の筋肉「顎舌骨筋」に効果アリ。

唾液の分泌を促しむくみ流し

エラすっきりマッサージ

日頃食いしばりグセがある人は、咬筋が凝り固まってガチガチに。圧をかけてほぐしながら老廃物を流してあげることで、むくみが解消してエラもスッキリ。外側から唾液腺を刺激することができるので、唾液量もUP。

1 手を握ってあごの骨上に手首を当てたら、小指下のふくらみを使って強く押し上げる。

2 手の位置は変えず、圧をかける場所を親指側へ移動させながら耳前に老廃物を流す。


頬の外側にあり、グッと噛み締めた時に使われる「咬筋」。凝るとエラが張り、大顔な印象に。

鼻の下の間延び、口元のシワに

ボタン&フロスエクサ

年齢と共に唇がしぼみ鼻の下が間延びするのは、口輪筋の衰えが原因。唇をギュッとすぼめる動きで筋力を鍛え、たるみやシワのない唇を手に入れて。口輪筋は表情筋と繋がっているため、顔全体のたるみ予防にも有効。

1 10円玉大のボタンに約30cmのフロスを通して端を結び、唇と歯の間にボタンを挟む。

2 ボタンが口から出ないように唇に力を入れ、“引っ張り&緩め”を10回繰り返す。


口を動かす時に使うのが、唇を囲む「口輪筋」。歯並びにも影響し、緩むと歯が前に出る傾向が。


MAQUIA10月号

撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/清水美和 スタイリスト/立石和代 モデル/福吉真璃奈(マキアビューティズ) 取材・文/真島絵麻里 構成/山下弓子(MAQUIA)


【MAQUIA10月号☆好評発売中】

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