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LONGCHAMP フェミニスト・アーティストとコラボ! 極小バッグにも注目。

  • 2019.9.10
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NYでコレクションを発表しはじめて以来、マンハッタンの壮観な会場を選んできたロンシャン(LONGCHAMP)。晴天に恵まれた2020年春夏コレクションのショーには、ヘンリ・ムーアの彫刻「Recilining Figure」が設けられたリンカーン・センターのハースト・ブラザの屋外にゲストを招待した。

アーティスティック・ディレクターであるソフィ・ドゥラフォンテーヌが今季のインスピレーション源として注目したのは、フェミニスト・アートを牽引するアメリカ人女性アーティスト、ジュディ・シカゴだ。彼女の色砂を爆発させた作品に見られるカラーパレットやグラフィックを都会的なウェアに落とし込んでみせた。

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落ち着いたトーンのオレンジ、ペタルピンク、ラベンダー、バーガンディーなど、内なる女性性を目覚めさせる柔らかな色合いがラインナップ。70年代と90年代、そして女らしさとスポーツのマッシュアップを目指しながらも、ブランドのヘリテージである上質なレザーやスウェードが随所に散りばめられていた。

ここ数シーズンにわたって強調していたボヘミアンなムードは封印し、街中で着やすいミニマルな方向へとベクトルを調整したようだ。ウエストラインを強調したベルト、レザーのショートパンツ、スリットの入ったスカート、透け感のある素材が、モダンな外観の雰囲気にマッチしていた。

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そしてロンシャンを語る上で欠かせないのがハンドバッグだ。クラシカルな「ロゾ」にはジュディのポップなグラフィックが採用された一方、「ル・プリアージュ®」からはマイクロサイズが登場し、ハートを鷲掴みに。キャパシティのなさはご愛嬌。フェミニンで自立したシティガールなら、クレジットカードとリップ1本さえ入れれば、それで十分だというわけだ。

Photos: GORUNWAY Text: Maki Saijo

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