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彼が「彼女と別れようかな」と悩む意外な理由とは?

  • 2019.9.7
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別れの理由って、本当は複雑です。

「彼と価値観が合わなかったから」とか「他に好きな人ができたから」など、別れの理由をひと言で言い表す人もいるけれど、実際にはいくつもの理由が、らせん状に織られていたりしませんか?

その複雑な別れの理由を、男が語った場合、これまた複雑なことになります。

女子にしてみたら「え?彼ってそんなことを考えていたの?」とか「それが別れの理由になるの?」みたいなことがあるからです。

今回は、彼が「彼女と別れようかな」と悩む意外な理由に迫ります。

彼が「彼女と別れようかな」と悩む意外な理由とは?

きっと母親が彼女のことを好まないと思うから

男子って、付き合う彼女を主体的に選んでいるように見えるものの、じつはその主体性は母親に引っ張られていたりするのです。

たとえば、超マジメな男子が、自分とは真逆のチャラい女子と付き合って結婚を考えたとき、そこには「母親に対する当てつけ」という意図が含まれていたりします。

マジメな男子がマジメな女子を選ぶとき、そこには「母親に納得してもらえそう」という読みが含まれていたり……。

こんなこと、きっと世の多くの彼氏は、彼女に言わないでしょう。

でも実際には、彼の心の中では、彼女と別れる/付き合う(結婚する)という判断と、想像しうる母親の納得感は、つねに表裏一体をなしているのです。

チャラそうな女子に見えたから

あなたがマジメに生きていても、「チャラそう」と思うのが男子です。

たとえば、あなたがインスタに美味しそう&高級そうな料理の写真をUPしただけで「チャラそう……」と思う男子がいます。

自分が彼女にそのような料理をごちそうしてあげられないものだから、「どこのおじさんとご飯に行ったの?」とか「高い飯を食う女は遊んでそう」などと偏見をもって見てしまうのでしょう。

あるいは、彼とセックスレスになったとき、彼女の方から夜の営みを求めただけで「チャラい彼女だ」と感じる男もいるそうです。

女子にも性欲があって当たり前、という当たり前の事実を知らない(あるいは見てみぬふりをする)男って多いみたいで……。

自分の曲解や誤解を棚に上げて、「そう見えるから」という理由だけで、彼女と別れたいと思う男子。

「不安に思ったことを相手に聞く」というごく当たり前のことが恋愛においてできない男子って、なぜか今の時代、本当に多いのです。

どう生きていくといいのかわからないから

どう生きていくといいのかわからないということは、彼女の人生に対して、どう責任を負うといいのかわからない、ということです。

よく「3年付き合った彼氏が結婚してくれなかった」などということを女子から聞きますが、その彼はなにも「ヤリ逃げ」したくてしたわけではないんですね。

自分がどう生きていくといいのかが自分でわかっていないから、一歩前に踏み出せなかったということなのです。

交際している間も、じつは彼は、どう生きていくといいのかわからないと思っていたのかもしれません。

その「わからなさ」をカップルで共有できなかったというのが「敗因」であって、彼はなにもチャラいヤツでもなければ、女をとっかえひっかえ遊ぶヤツでもないのです。

そう見えるかもしれないけど、じつは彼はどう生きるべきか、ひそかに悩んで葛藤しているんです。

おわりに

男子って、女子に比べて、「好きじゃなくなったから別れる」という判断をする人が少ないように思います。

男は、好き「だけど」別れるのです。

だから、別れたあと、元カノに連絡する男がそれなりにいて、元カレのその行為に困惑する女子もそれなりにいるのでしょう。

好きじゃない、つまり愛とか恋の面から彼女との関係を眺めるのではなく、自分が二本の足でしっかりと生きてくことのできる男であるかないか……。

そういう点から恋愛を捉えているのが、男の特徴ではないかと思います。

ようするに女子がキラキラした恋愛を希望しているのに対して、男子は人生という重たい視点から彼女との関係を見ているのです。

男子は、女子は、と書きましたが、女子の中にも人生という重たい視点から恋愛を眺めている人がいるのは知っています。

そういう人は、「自分」を確立させるまでの間、恋愛することがしんどいと思うけれど……なに、心配無用です!

自分というものが“すでに確立されていた”ことを知り、おおいに喜ぶ瞬間がある日突然訪れ、そのとき人はオトナになれるからです。

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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