世界の王室キッズたちの新学期スタイル。

ロイヤルファミリーであろうとなかろうと、誰だって入学初日は緊張するもの。それが、世界中の注目を集める存在ならなおさらだ。

9月5日にプリスクールに入学するのは、ケンブリッジ公爵夫妻の長女、シャーロット王女（4歳）。王女が入学するのは、6歳の兄ジョージ王子と同じロンドンのトーマス・バタシー校だから、きっと王子はいいお兄ちゃんぶりを発揮してくれるに違いない。堂々と手を振る姿とパブリック・エンゲージメントで見せるはつらつとした姿がすでに大物感を漂わせているシャーロット王女は、このビッグイベントを心待ちにしていて、今年6月、母キャサリン妃は「王女は学校を楽しみにしているわ。彼女はとてもフレンドリーなの」とコメントしている。

2017年のジョージ王子の初登校時、キャサリン妃はルイ王子を妊娠中でつわりがひどく、立ち会うことができなかった。だから、今回のシャーロット王女の登校初日には、必ずや姿を見せてくれることだろう。

さて、世界に目を向けるとどうだろう？ デンマークのメアリー皇太子妃とフレデリック皇太子は2017年、双子のヴィンセント王子とヨセフィーネ王女と一緒に記念撮影をしているし、スペインのフェリペ6世とレティシア王妃は、2008年と2010年に、それぞれレオノール王女とソフィア王女を学校に送る仲睦まじい姿が目撃されている。そして、今も人々を魅了してやまないモナコのグレース公妃は、1971年、サングラスをかけて犬を連れ、息女のステファニー公女を学校に送り届ける姿が写真に収められている。子どもの成長を嬉しそうに見守る親と、新しい世界に踏み出す子どもたちの生き生きとした姿は、世界共通なのだ。

イギリスに話を戻すと、ウィリアム王子は1987年、そしてヘンリー王子は1989年に、ともに赤いトリムの入ったグレーの制服姿でダイアナ妃とともにロンドンのウェザビー・プリスクールに初登校している。