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『一点突破で「お医者さまと結婚したい!」お見合い24人目で医師を射止めた女性の婚活奮闘記』婚活アドバイザー、植草美幸(第56回)

  • 2019.9.5
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バブル時代に回帰した人気の職業


こんにちは、結婚相談所マリーミー代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

婚活で最初にお相手を選ぶときの三大条件といわれているのが年収、身長、学歴。でも、初対面の相手に「年収はおいくらいですか?」と面と向かってはなかなか聞けないもの。婚活だから当たり前とばかりにズバリ聞いてしまう女性も中にはいるようだけれど、いい印象を持たれるはずがありません。高収入の男性ほど、お金目当ての女性にはうんざりしているものよ。

身長はお会いすれば見たまま分かるものだし、残りの二つ、年収と学歴の一定基準を聞かずともクリアしている職業は、結婚相手としてやっぱり人気。近年はバブル時代の価値観に回帰していて、医者、公認会計士、そして会社員なら広告代理店があげられるわ。それはバブル時代に青春を過ごした世代が親となり、婚活している子供に影響を与えているようなのね。

今回は人気職業の中でも不動の人気を誇る、医師との成婚を果たした女性のマッチングケースをご紹介します。


CASE
27歳女性・会社員 ♡ 37歳男性・医師


「お医者さまと結婚したい!」とマリーミーに入会してきたこの女性。ほかには目もくれず、一点突破で医師にお見合いを申し込み続けました。先にも述べたように医師は人気の職業。当然ライバルも多くいて、交際に進んでも真剣交際まではなかなか至らず。そんな中24人目にお見合いしたのが37歳のこの男性でした。

男性医師は学生時代からお付き合いしている女性と結婚するパターンが多いといわれているの。女性も将来有望だと分かっているからしっかりキープして離さないのよね。結婚相談所の会員になっている男性医師は、そういった女性と別れてしまい、忙しい日々の中で出会いに恵まれなかったという30代後半以上の人がほとんど。中には、散々遊びつくして、結婚相手には身持ちがしっかりした女性を探しにきたという人もいらっしゃるけれど。

超ストイックな男性には直球で勝負


この男性はまたちょっと違って、一度社会人として働いていたけれど、夢だった医師を諦めきれず医学部に入り直した苦労人。だから37歳だけれど、まだ研修医。それでもこの女性は男性の将来性を買って真剣交際に発展させました。忙しい彼に代わって家事をし、お付き合い中はお弁当の差し入れをほぼ毎日欠かさなかったというわ。

自分本位ではなく相手が何を求めているのかを察知して、そのために誰にも負けないくらい努力する。そして、効果的に女性らしさをアピールする。普通ではちょっとやりすぎかなと思うお弁当の差し入れも、超がつくほどストイックなこの男性にとっては、仕事をサポートしてくれる女神のように見えたのではないかしら。男性から信頼を得たその後は、こちらがびっくりするぐらいトントン拍子で成婚へ。


ちょっとした差が決め手になる婚活


医師に限らずデキる男性を射止めたかったら、自分を着飾るだけではダメ。中身が空っぽだったらすぐに飽きられてしまいます。また相手が必要としていることをきちんと理解して、そのお相手に見合う自分でいることも重要。この女性も一般的な27歳よりも大人っぽかったのが印象的。このカップルの場合、男性が10歳も上だから変に大人ぶらなくてもいいけれど、素直さといった人間力もやっぱり必要です。お見合いは一目惚れをすることは少ないけれど、比較対象がいる分、ちょっとした差が決め手になったりするものなのよ。


*個人情報保護のため、一部アレンジしています。

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