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周囲からうらやましがられる人って、どんな恋愛をしている人だと思いますか?

  • 2019.9.3

今回はちょっと変わった恋愛相談の事例を共有したいと思います。


相談相手は、ハウコレの僕の記事を読んで、TwitterにDMをくれたNさん。(28歳、接客業)


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【相談内容の概要】


私は、今彼氏がいるのですが、彼氏とうまくいっているときは、自分の恋愛事情を友達に話すことがとても楽しいです。


しかし、うまくいかないことがあると全然話したくないという気持ちがあり、本当はうまくいっていないのに、「全然うまくいっているよ」と友達に嘘をついてしまいます。


そして家に帰ると「見栄を張った自分」に嫌気がさします。


これって、『友達からいい恋愛をしているように見られたい』ってことなのかなと思うのですが、それがわかっていてもやめられません。


どうやったらその感覚を捨てられますか?
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友達に「よく見られたい」という欲望の正体

川口「分析の通り、Nさんは『友達からいい恋愛をしているように見られたい』と思っていると思って間違い無いでしょうね。」


Nさん「やっぱりそうですよね。」


川口「まぁ、でもそれが悪いとは思わないですよ。みんな多かれ少なかれ、幸せマウンティングをしたい、という欲求を持っているものです。」


Nさん「そうなんですかね・・・」


川口「問題はそっちよりも、『本当はうまくいっていないのに、「全然うまくいっているよ」と友達に嘘をついてしまう』方にありますね。


うまくいっているときは自信が持てるけど、うまくいっていないときは自信が持てない。


それって、結果を見ていてプロセスを見ていない人が陥る一種の病気みたいなものです。」


Nさん「プロセスですか?」

うまくいっていないときこそチャンス

川口「そう。Nさんは接客業なのでそれに例えるとわかりやすいかなと思うんですが、物が売れたときは店長に報告するけど、全然売れない日は報告しない、みたいな人ですね」


Nさん「それ実際に先輩に怒られたことあります!今、なんで知ってるんだって怖くなりました(笑)」


川口「まぁ、あるあるなんでね(笑)


先輩がそうアドバイスするのは、そのうまくいっていないときにこそ改善点があり、そこからNさんの成長、ひいてはお店全体の売り上げに直結することがある、ということを経験から知っていたからでしょうね。


つまり、Nさんが友達に恋愛事情を報告するときも同じ。本当はうまくいっていないときにこそ、報告しなきゃいけないんですよ。」


Nさん「うわぁ、、、ですね。」


川口「なぜうまくいかないのか?どうしたらうまくいくのか?その検証をしないから、いつまでたってもうまくいかない自分を隠さなきゃいけなくなるんです。それって辛いですよね。」


Nさん「つらいです。」


川口「でも、うまくいかないときはチャンスなんです。Nさんはそれを無能の証明だと思っているとも思いますが、違うんですよ。うまくいかないことは有能への第一歩なんです。」


Nさん「!そんなこと考えたこともなかったです!」

周囲から羨ましがられる恋愛ってどんな恋愛?

川口「Nさんは、周囲から羨ましがられる恋愛ってどんな恋愛だと思いますか?」


Nさん「それはやっぱり、イケメンと付き合って、ラブラブみたいなことじゃないですかね」


川口「イケメンと付き合ってラブラブなの、って自慢されたら羨ましいと思いますか?」


Nさん「う、、、内心は羨ましいなと思いますが、ムカつきますね」


川口「ムカつきますよね。金持ちの金持ちアピールほど鼻につくものはないですよね」


Nさん「確かに。わかりやすい。わたしは金持ちじゃないのに、金持ちアピールをしようとしていました」


川口「そこなんですよね。じゃぁ金持ちじゃない僕たちはどうすればいいのか?


金持ちになるためのプロセス、つまり彼との関係を良くしてくために課題にぶち当たることを楽しむ必要があります」


Nさん「うまくいかなくても楽しむんですか?」


川口「逆の立場になって見てください。もし友達が『彼と全然うまくいかないの!でもね、こうやってこうやってこうなったらうまくいくかなと思うんだ!』みたいにキラキラした目で言われたらどう思います?」


Nさん「よっぽど好きなんだろうな、って思いますし、そのスタンスがいいなって思います」


川口「ですよね。本当に欲しているのは『恋愛が楽しい!』という感情なんですよね。イケメンとラブラブできたって、心からそれを楽しめてなければ意味がないんです。


そして、今の恋愛がどんな状況であれ、それを全力で楽しめている人が、本当の意味で幸せマウンティングできる人なんですよね」

幸せポイントを探すクセをつけよう

Nさん「言ってることは理解できたのですが、どうやって楽しめばいいんでしょう?」


川口「うまくいってるときだけ報告したい病の人は、うまくいってないときに敏感なので、うまくいっていないポイントを探すのが得意です。


それをやめて日々の中で幸せポイントを見つける癖をつけましょう。


・彼から『ありがとう』といってもらえたこと
・おやすみのLINEを返してもらえたこと
・5分でもいいから電話で声が聞けたこと


なんでもいいのですが、日常のなんでもないことに幸せを感じるように意識すること。これがプロセスを楽しむコツです」


Nさん「うまくいっていないところに目がいきがちです。変わりますか?」


川口「これはもう意識の問題なので、トイレに『今日の彼との幸せポイントの述べよ』っていう張り紙をしておくなり、スマホの待ち受けにするなりなんなりして、頭に刷り込むしかありません」


Nさん「それいいですね!今日から早速貼ります!それならわたしにもできそうです!」


川口「また意識が弱りそうになったらいつでも相談してくださいね」


Nさん「はい、ありがとうございます!」

相談のまとめ

Nさんは、「自分の恋愛がうまくいっているときだけ人に見せびらかしたい」という承認欲求を持っていました。


この「うまくいってるときだけ報告したい病」は恋愛だけにとどまらず、仕事や人生にも通じることです。


この病気を治すには、「うまくいっていないときが成長のチャンスだと知ること」と「日々の中で幸せポイント見つけるのを上手になること」が必要です。


それをクリアした人が、本当の意味で周囲から羨ましがられる恋愛をできるようになるんですね。(川口 美樹/ライター)


(ハウコレ編集部)



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