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彼氏「なんで?」彼女「なんとなく」のカップルがうまくいく理由

  • 2019.9.3

どうもあかりです。
この前男友達がこんな話をしていました。


「彼女から電話が来て、『どうしたの?』と聞いたら『いや別になんとなく電話してみただけ』みたいなのが一番幸せ感じて、(好きだ!)って実感する瞬間なんだよな」って。


これって、本当にそうだなーと思いません?
些細だけど、「愛し合う」ってどういうことかが詰まった瞬間です。

■恋人に「義務」ってたくさん

付き合ってみると、「恋って『やらなくちゃいけないこと』がたくさんなんだなー」ということをしみじみ実感します。


好きな人にはLINEを返さなくちゃいけない。
「好き?」って聞かれたら「好きだよ」って返事しなくちゃいけない。
誕生日にはプレゼントをあげなくちゃいけない。
記念日は覚えておかなくちゃならない。
エッチをしたら感じなくちゃいけない。
好きな人といるときはいつも「かわいい」でいなくちゃいけない。


本当に付き合うって「義務」ばっかり。
「恋がしたい」と思っていたはずなのに、気がついたら「しなくちゃいけない」で埋め尽くされている。実は恋ってとても自由なようで、不自由なものです。


そして、このことは相手に伝わる。義務でやってるのってバレるんです。
「義務だからやりました」みたいなものよりも、「義務はないけどやってみました」というほうが、嬉しく思える。「義務はないけど」というのが「なんとなく」「理由はないけど」の正体で、つまり「純粋に、自分がしたいと思うから」「好きだから」やったということです。


もう一度冒頭の男子の例を見てみます。


彼女から電話があって、「どうしたの?」「いや別になんとなく」。


これが例えば「どうしたの?」「え、だってそっちが『毎日夜寝る前に電話してね』言ったから・・・・・・」だったらどうでしょう。これは義務。あんまり(というか全く)嬉しくないはずなんです。だってやるのは「当然」だから。


やってることは同じでも、そこに「義務」があるかないか。それだけで、相手がその行為によって受け取る感動の大きさは全然違うんです。

■たくさんの「なんとなく」をあげよう

「義務はたくさんある」
こう言いました。だけど「なんとなく、理由はないけど好きだから」というだけでできることだってたくさんあります。


例えば先ほどの電話がまず素敵です。「夜電話しようね」というルール(義務)があるのなら、あえて夜じゃなくて、昼間とかに理由もなく電話をしてみてください。


LINEだってそう。いつもは「彼が送って、あなたが返信する」という習慣があるのなら、たまには理由もなくなんとなく、あなたのほうからくだらないメッセージやスタンプを送ってみてください。


デートの前に少し時間があったら、その辺の薬局で彼が普段使いしているワックスを買っておいてあげてください。あるいは彼の家に遊びに行くとき、なんとなくハーゲンダッツとかを二人分買ってお土産にしてみてください。

■義務じゃないのにやる理由って、「好きだから」だよね?

「誕生日でも、記念日でもないのにプレゼント?」と思うかもしれません。「誕生日でも、記念日でもないからこそいいのです」。


これらは全部。「義務がないこと」だと思います。義務がないから、「理由もなく、なんとなく」で、つまり、あなたの「好き」が詰まっている。だから相手はとても嬉しい。そうやって、お互いに「義務がないこと」を相手にたくさんしてあげる関係性を作っていってください。


「恋人としてやるべきこと」をしているだけのカップルは二流です。
「やらなくていいこと」をして初めて、本当に愛し愛し合うカップルになるんです。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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