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楽しいはずの恋がつらくなったら30分カフェに入ろう

  • 2019.9.2

究極にお金がなかったら、1杯500円くらいのカフェに入ることも自主規制してしまいがちだけれど、でもインスタを見ていれば、それくらいのコーヒーを飲んだり、もう少し高めのスイーツを食べたりしている女子の写真がたくさん目につくので、たまにはカフェでまったりしてみようよというお話を、今宵はしたいと思います。

■自分の欠点なら、わたしたちは自信をもって、修正できる立場にあるのだから。

カフェでアップルのマークのパソコンをパタパタするのもいいけれど、ときにはひとりでぼ~っとすることをおすすめします。とくに、楽しいはずの恋愛が楽しく感じられなくなったとき、カフェでまったりすることをおすすめします。


ひとりでぼ~っとしているとき、たとえば彼氏のダメなところばかりが脳内に溢れてきてイライラしちゃう人もいるのかもしれないけれど、でもたいていの場合、ひとりでまったりしていたら、自分のことを考えるでしょ?「どうして彼は**をしてくれないのだろう」とかと、彼のことを思うというより、自分のことが思い浮かぶでしょ?自分のこと、というか、自分のあり方とか、生き方みたいなことが浮かぶでしょ?


他人の欠点に目をつけるより、自分の欠点に気付くほうがよほど恋愛の(人生の)役に立つし、多くの場合、彼氏の欠点は直せなくても、自分の欠点なら、わたしたちは自信をもって、修正できる立場にあるのだから。

■自分の欠点に気づくことができる人はしあわせ

自分の欠点に気づくことができる人はしあわせです。なぜなら気づいた欠点を改善しさえすればしあわせになれるから。
それに気づかないから、「どうして彼はわたしに**してくれないのだろう」とかと出口のないことばかりに心奪われてしまうんですよね。


それに、カフェで自分の欠点に気づけるというのもしあわせです。なぜなら自分の部屋でひとりで、しかも深夜に自分の欠点なんかに気づいてしまったらもう大変ですよね。自責の念ばかりが浮かんできて、しあわせとほど遠い場所に思考が飛んでしまって大変です。
だから、カフェでひとりでまったりしているときに、自分の欠点に気づけるというのはしあわせなことなんです。

■結局のところ恋愛って「相手は自分を映す鏡」

いろんな人がいろんなふうに恋愛を語っているけれど、結局のところ恋愛って「相手は自分を映す鏡」なんですよね。たとえばあなたが「彼はどうして**してくれないのだろう」と思っているときは決まって、彼も「どうして彼女は**してくれないのだろう」と思っているんですよね。愛しあう者どうしって、そういう性質をもっているから。


つまりあなたにとって彼氏の存在とは、あなたの分身であり、あなたは彼にとって、彼の分身であるということです。だから例えば、彼が浮気ばかりしていて、あなたのことを困らせてばかりいるというのは――残念なお知らせではありますが、あなたの中にも、彼の浮気癖に似た、なにか至らない人格が潜んでいるということなんですよね。あなただけが100%まちがってなくて、彼だけが100%まちがっているということは、たとえ浮気においてもないんですよね。浮気という「事象」だけを見ると、もちろん浮気した人が100%悪いわけだけど、でも事象の奥の精神(心のあり方)を見たとき、わたしたちはきっと、自分の至らない点を発見するはずです。
楽しいはずの恋愛が楽しくなくなったら、カフェに入って自分の心を広く旅してみることをおすすめします。(ひとみしょう/作家)


『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)

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