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出産で誰にも迷惑かけたくない! 陣痛中に強がってしまった私のしくじり【息子愛が止まらない!! 第19話】

  • 2019.8.31
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ウーマンエキサイトの読者のみなさん、こんにちは! ねここあんな。です!

現在息子は2歳6ヶ月。今や家中を走り回っています。

そんな息子きっくんがおなかにいたときの、陣痛の痛みについてですが…

陣痛って最初から痛いものではないんだなぁと気づかされました。

■「おなかこわしたかな?」と勘違いした陣痛の始まり

朝の6時半におなかの痛みで目が覚めて、その後しばらくは「昨日食べた傷みかけのカレーにやられたかな~」程度の強さ。

あろうことか痛みが去っている数分間ごとに、私は寝ていました。

痛みよりも睡眠欲の方が勝っていたのです。



しかし「定期的に来ている」という点が気になり、夫のすすめもあって7時頃病院に連絡を入れてみました。

すると「10分おきに痛みが来ているんでしたら、診察時間の9時には病院へ来てください」といわれ、ようやく「いよいよか…」という気持ちでした。

とはいえ、心の準備ができていたわけではありません~!

今日産むのかも

そう思うと、なんだかドキドキやら不安やら楽しみみたいなのが相まって…



ただそんな元気な私を見た夫は、この調子だと産まれるのは明日かな? と考え、安心してしまい仕事へ向かいました。



しかしこの「強がり」な私の決意が、後々自分の首を絞めるとは思いもよりませんでした。



■病院に到着! しかし、どこまでも強がってしまう

いわれた通り、タクシーで9時に病院へ行き診察をすると…

やはり陣痛で間違いないようで、陣痛室という部屋へ通されました。

今日のうちには産まれるだろうといわれ、内心緊張していました。

お昼ご飯を出される頃には、朝より痛みは強くなっていました。

生理痛の強い痛みといったところです。



この時点では楽勝だと思っていたのんきな私。



疑問を抱えたまま、痛みは徐々に強くなっていきます。

夕方4時頃、夫が早退して駆けつけてくれたと同時に痛みはより強くなりました。

例えるならそれはまるで…

「斧で腰をカッツンカッツンされるような痛み」!!!



きっと夫が側にいることで「甘え」が出たんだと思い込んでいました。

あまりの痛みに息を吸ったり吐いたりが困難になったのを覚えています。

それでも赤ちゃんに「酸素」を送らないと…という一心で、呼吸を意識していました。





■やっとナースコール! 振り返って今、思うこと

こうしてようやくナースコールを押しました。

もちろんこれは便意ではなく、「赤ちゃんが降りてきた」ということでした。

そしてやってきたお医者さんもびっくり。

なんとこの時点で子宮口はほぼ全開だったのです。



少しでも歩けば早く生まれる=この痛みから解放されると思っていたので、分娩室まで歩きました

その姿はまるで、生まれたばかりの小鹿…。

結局分娩室に行くまで叫び声ひとつ上げなかった私ですが、そのせいで周りからは「まだ大丈夫」と思われていたのです。

その空気を自分でも変えられず、自分自身も「たぶんまだピークではない」「陣痛の痛みはきっとこんなものではない」そう思い込んでいました。

あのときのことを振り返ってみると、もっと周りに甘えても良かったじゃないかと思います。

強がってばかりで、陣痛室で出産! なんてことにならなくて本当に良かったです。(そんなことないでしょうけど…)

ただ陣痛のときにあまり騒いだり声をあげたりしなかったこともあり、分娩室では体力が余っていたような気がします!

おかげで分娩室では、力を振り絞って産むことができました!

…というのも、18時半ごろに分娩室に入って、19時11分には息子を産んでいるのです!

陣痛が壮絶な痛みだったわりに、出産自体はあっという間だったような気がしました。

(ねここあんな。)

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