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【シンガポール発着フライ&クルーズ】Vol.1 女子旅も家族旅も! オールインクルーシブの「ドリームクルーズ」で至福の洋上ライフ

  • 2019.8.30
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いつかは行ってみたいと思っていたクルーズ旅行。今回は、アジア初のプレミアムクルーズブランド「ドリームクルーズ」の3泊4日のシンガポール発着クルーズ「ゲンティン ドリーム」に乗船してきました。

ドリームクルーズは、香港発着クルーズ「ワールド ドリーム」と、シンガポール発着クルーズ「ゲンティン ドリーム」の2つの母港に運航しています。また、今年の4月より新たに「エクスプローラー ドリーム」が仲間入りし、現在は上海と天津発着クルーズ、そして10月以降はシドニーとオークランド発着のクルーズを運航予定です。「クルーズって、お高いんでしょう?」と思っている方へ、今回は最初に価格の話をします。客室、食事(朝、昼、夜、モーニングティー、アフタヌーンティー、24時間スナックの1日6食まで)、ショー鑑賞、施設利用、イベントやアクティビティの参加費、移動費のオールインクルーシブで、3泊4日68,600円〜(飛行機代・シンガポール宿泊ホテル込のツアー148,000円〜なんです!(※料金は航路や時期、客室によって異なります)

日本では高嶺の花というイメージのクルーズですが、海外では週末を使って気軽に利用する人も多いそう。東京でいうと、箱根や軽井沢に小旅行するような感覚でしょうか。今回乗船した大型客船「ゲンティン ドリーム」は、非日常感を味わえるラグジュアリーな空間やコンテンツでありながら、格式ばったドレスコードがなくカジュアルに楽しめました。また船酔いが心配な方もご安心を。揺れを軽減する最新のスタビライザーを搭載しているので安全・安定運航で、私はさほどの揺れも感じませんでした。また船内には医師や看護師も乗船しています。

一度乗船すれば、充実の施設やショーで洋上ライフを満喫できて、疲れたら居心地の良い客室にいつでも戻れて、寝ている間に次の港へ移動ができて、寄港地では身軽に観光を楽しめて……といいことばかり。週末旅行としてさくっと体験してみたい弾丸派は2泊3日、数都市を巡りたい観光重視派の方は3泊4日や5泊6日と、目的や好みで宿泊日数を選べるのもうれしい。初クルーズのひとり旅や女子旅、二世帯の家族旅にもおすすめです。

そこで、第1弾の記事では船の客室とレストラン、第2弾では船の施設やアクティビティ、第3弾では発着地のシンガポール、寄港地のペナン(マレーシア)、プーケット(タイ)のエクスカーション(寄与地ツアー)をお届けします。


■ゲンティンクルーズライン
問合せ先:03-6403-5188
公式サイト:http://www.dreamcruises.jp

■JTB クルーズ
JTBクルーズから、頑張っているあなたに「ご褒美クルーズ」が登場。香港 ウイークエンドクルーズ(3日間・4日間)&シンガポール アジアリゾートクルーズ(6日間)での非日常体験で心身共にリフレッシュ!
期間:2019年9月〜2020年3月出発(東京・名古屋・大阪発着)
価格:99,800円〜184,800円(燃油サーチャージ込)
公式サイト:http://ebook.jtb.co.jp/book/?A4361


■空港ラウンジのセルフ自動チェックイン機で、スムーズに“Air to Sea”!

今回の「ゲンティン ドリーム」発着地シンガポールのチャンギ国際空港に到着しました。こちらの空港内には、今年の4月に複合施設「ジュエル」がオープン。約14万平米の広さを誇る施設には、280店舗のショップが店を構え、森をイメージした約2000本の植物が植栽されています。どの角度から見ても宝石のように輝いて見える巨大なガラス製のドーム型施設を設計したのは、シンガポールの有名ホテル、マリーナベイ・サンズを建築したモシェ・サフディ氏。

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なかでも名所となっているのが、こちらの人工滝“ジュエルの滝”です。高さ約40メートルから流れ落ちる人工滝は、屋内では世界最大の落差だそう。天井のガラスから太陽の光が差し込み、まるでジャングルのようです。夜はこの滝を使ったプロジェクションマッピング・ショーも行われていて、とても美しかったです。

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その“ジュエルの滝”のすぐそばにある空港ラウンジで、「ゲンティン ドリーム」の「フライ&クルーズ トランスファー サービス」が利用できます。これは海外からのクルーズ乗船者のための新サービスで、クルーズ予約時にこのサービス(有料)を付けると、シンガポール到着時に空港内のターンテーブルで自らバゲージをピックアップすることなく、シームレスにクルーズ客船のキャビンまでに届くというもの。その後の乗船のためのカウンターでのチェックインと荷物預けをスキップできるのです。(※詳細は各旅行会社へお問い合わせください)

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こちらのラウンジは24時間営業なので、早朝や深夜発着のフライトの待ち時間やジュエルでのショッピングに疲れた際に利用すると便利です。通常の利用料は38シンガポールドル(SGD)ですが、「フライ&クルーズ トランスファー サービス」はこのサービス込なので、追加料金なしで利用できます(ただし、シャワー(12SGD)や会議室(1時間160SGD)は別料金)。

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ラウンジでのんびりした後、セルフ自動チェックイン機を使ってみると、簡単にアクセスカードが発行されました。このアクセスカードはルームキーになるほか、船内で利用した有料サービス・飲食代はこれにチャージされ、下船前に一括精算となります。あとは乗船場のマリーナベイターミナル行きのバスのチケットを貰って、出港の2時間前までにターミナルに到着すればスムーズに“Air to Sea”できます。これでターミナルでの大行列のカウンターチェックインに並んで手続きすることなく、そのままセキュリティーチェックに向かうことができます。

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■プライベートバルコニーからは絶景が! ラグジュアリーホテルのような快適さ

空港からバスで約25分の距離にあるマリーナベイクルーズターミナルには、大型客船「ゲンティン ドリーム」のお姿が! 総トン数約15万トン、全長約335メートル、全幅約40メートル、デッキ数18、客室数1674室、レストラン&バー、ラウンジの数35カ所を備えています。船体の鮮やかなペイントのテーマは“宇宙飛行士とマーメイドの愛”で、上海出身でイギリスで活躍するアーティスト、ジャッキー・ツァイ氏が手がけています。

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いよいよ「ゲンティン ドリーム」に乗船です。近くで見ると、まるで集合住宅です。想像以上の大きさに胸が踊ります。この日は乗客約4000人、クルー約2000人が一同に乗り込みました。

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船内に入ると、マーメイドがお出迎え! レセプションはラグジュアリーホテルのような雰囲気です。船内では、専用アプリ(英語か中国語の言語選択)が便利。アプリストアから「Dream Cruises」と検索するとヒットします。船内施設の営業時間や予約、船内Wi-Fiの購入・接続設定、クレジットカードによるクイックペイなどが利用できますよ。

最初、広すぎる船内で自分がどの方向に進んでいるのかわからなくなってしまいました。が、そんな時は廊下の絨毯の花が目印に。花が向いているほうが船首です。

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デッキ16中央にあるメインプールを観ながら、いざ、シンガポールを出港です!

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広々としたメインプールの角にはジャグジーが4つあり、夜になるとこんな感じにムーディにライトアップされ、中央のパフォーマンスステージにはDJが登場し、毎晩何かしらのイベントが開催されます。

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続いて、客室をご紹介します。「ゲンティン ドリーム」の客室の70%以上にプライベートバルコニーが付いていて、そこからオーシャンビューが臨めます。私が今回宿泊した客室は、一番部屋数(814室)が多いタイプで、約20平米のバルコニー ステートルーム(3泊4日93,600円〜)。

広々としたクイーンサイズのベッドとリネンのシーツが心地よくて、毎晩ぐっすり眠れました。またバスルームはコンパクトながらも、使い勝手が良かったです。

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こちらは客室のプライベートバルコニーから見た、洋上の朝焼けと夕焼け。雲以外は遮るものがなく、絶景でした。これぞ、クルーズの醍醐味ですね。

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■贅を尽くした洋上の隠れ家! 専用エリアやVIP施設を備えたスイートルーム「パレス」

「ゲンティン ドリーム」のスイートルームは「パレス」と呼ばれています。洋上のラグジュアリーな隠れ家として、レストランやプールなどの専用エリアやVIP施設を備えた特別な空間。また家族やグループの旅行にも最適なコネクティングルームが24室あります。優先乗下船、レストランやスパの優先予約、有料スペシャリティレストラン(シーフードグリルbyマーク・ベスト、プライムステーキハウスbyマーク・ベスト、シルクロードチャイニーズレストラン、ウミウマ<鉄板焼>、ウミウマ<日本食>、ホットポットの計6カ所)でのお食事が1日1回無料、24時間のバトラーコンシェルジュサービス、フレッテ社の最高級ベッドリネン、Wi-Fi完備など細部にまで行き届いたおもてなしが魅力です。こちらはパレス専用のラウンジで、この空間に足を踏み入れるとマンゴーの甘いいい香りに包まれました。

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こちらは96室ある、約37平米のパレス スイート(3泊4日124,500円〜)。バスルームには大きなバスタブが付いていて、ホテルのスイートルームにも負けない優雅さです。

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こちらは40室ある、約41平米のパレス デラックス スイート(3泊4日206,800円〜)。フル定員の4名で宿泊しても余裕の広さ。パレスの客室はすべてシンクが2つあり、家族に適した仕様です。バスルームからも海を眺めることができる客室もあります。

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そして、こちらが2室しかないメゾネットタイプのパレス ヴィラ(3泊4日406,100円〜)。総面積は洋上最大級の約224平米を誇り、6名まで宿泊できます。こちらはダイニングエリア。グランドピアノを置いても有り余る広さです。

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こちらはマスターベッドルーム。この他にもうひとつベッドルームがあります。

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船首に位置するパレス ヴィラは、眺望も抜群。専用デッキにはジャグジーやサウナが付いていて、贅の限りを尽くした極上の空間です。

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パレス宿泊者専用のプール&サンデッキはこちら。船首を臨むエリアやジャグジーもワンランク上のゆとり空間で、プライバシーや静けさもあってくつろげます。なんと、パレス ヴィラからはコネクティングドアを開けるだけで、すぐにプールへアクセスできます!

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こちらはパレス ルーム宿泊者専用の無料スペシャリティーレストラン。中華をはじめインターナショナルな料理を提供します。

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リュクスな雰囲気の個室スペースもあります。パレスレストランでは、レストランマネージャー、シェフ、バトラー、ウエイターらスタッフは、ハード・ソフト・サービス面において、パレス専門のトレーニングを受けていて、より上質なおもてなしで迎えてくれます。

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私の大好きなアフタヌーンティーもありました! よく都内のホテルのアフタヌーンティーを利用するのですが、いつもと違うのは、窓からの景色がオーシャンビューだということ。海を眺めながら洋上での優雅なお茶のひとときを楽しみました。

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■アジア料理からインターナショナル料理まで幅広いセレクションの美食レストラン

パレス宿泊ゲスト専用レストラン以外にも、「ゲンティン ドリーム」には屋内外あわせて35カ所のレストランやバーがあり、国際色豊かな味が堪能できます。まずは、旅行代金に含まれていない有料レストランからご紹介します。パレス宿泊者は、1日1回無料で利用できる特典(シーフードグリルbyマーク・ベスト、プライムステーキハウスbyマーク・ベスト、シルクロードチャイニーズレストラン、ウミウマ<鉄板焼>、ウミウマ<日本食>、ホットポットの計6カ所)があります。ただしアプリなどから予約必須。

最初にご紹介するのは、豪セレブリティシェフのマーク・ベスト氏による洋上初のレストラン「シーフードグリル&プライムステーキハウス by マーク・ベスト」(デッキ8中央)。エレガントな雰囲気の屋内と海を眺めながら食事ができる屋外のテーブルがあります。

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このシグネチャーレストランでは、新鮮な魚介やお肉を使ったベスト氏が監修した創作料理が楽しめます。メニューはコースとアラカルトがあり、こちらはポーターハウスステーキが付いたコース(48SGD)。シーフードプラッター(168SGD)はアラカルトで注文。お肉もオマール海老も柔らかくてボリューミーでした。

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続いて、ここも私のお気に入り。上質な雰囲気のなかで洗練された本格中国料理が楽しめるレストラン「シルクロードチャイニーズレストラン」(デッキ6前方)。23時以降はエンターテイメント会場として営業しています。

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コースメニューもありますが、今回はアラカルトメニューを。人気メニューの北京ダック(29SGD)は、目の前で北京ダックと野菜をカオヤーピンに巻いてくれました。玉子の白身と帆立の炒飯(19SGD)は優しい味付けで美味しかったです。

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こちらは24時間営業しているホーカー(シンガポールの屋台)レストラン「ブルーラグーン」(デッキ7中央)。店内も屋台風で、東南アジアのメニューが約60種類以上もあります。

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海南チキンライス(9SGD)やナシゴレン(8SGD)、シンガポール カレー ラクサ(8SGD)など、寄港地のローカルメニューもラインナップ。深夜のハッピーアワーでは、なんと1SGDのメニューも登場。個人的には、期間限定のアボカドシェイクにハマってしまいました。

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その他、お鮨や鉄板焼きがいただける日本食レストラン「ウミウマ」(デッキ8後方)や、バランスのとれたフレッシュスムージーがヘルシー志向派に人気の「クリスタルライフ キュイジーヌ」(デッキ15前方)など、バリエーション豊富な有料レストラン。回りきれなかったレストランは、次回のお楽しみに。

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■このクオリティーで無料!? 1日6食までOKのビュッフェレストラン

ここからは旅行代金に含まれているインクルーシブレストランをご紹介します。乗船者は朝・昼・午前のおやつ・午後のおやつ・晩・夜食と1日6食まで(!)無料レストランを利用することができます。

こちらは、2階建てのメインダイニング「ドリームダイニングルーム」(デッキ7・8後方)。アッパーデッキでは中華料理が、ロウアーデッキでは西洋料理とアジア料理がいただけます。

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個室もあります!

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アッパーデッキでは小籠包やシーフードスープなどの点心やごま団子などの中華メニューがずらり。ロウアーデッキでは麺やエッグステーション、お粥などがセミビュフェ形式でいだけます。これがすべて追加料金なしだなんて! 驚きのクオリティーです。

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もうひとつの無料レストラン「リド」(デッキ16後方)は、カジュアルなビュッフェレストランです。中華料理やシンガポール料理、そしてインド料理(今回はインド人が多く乗船していたのでジャイナ料理もありました!)など、驚異のラインナップです。深夜にはグリルスナックも用意されていました。

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■テイスティングイベントも開催! 5つのバーが集結したバーシティー

「ゲンティン ドリーム」には、5つのバーが一堂に会するバーシティー(デッキ8中央)があります。洋上初となる「ジョニーウォーカーハウス」や豪老舗ワインメーカー「ペンフォールズワインヴォート」のほか、シャンパンバー「バブルスシャンパンバー」、カクテルバー「ミスクトカクテルバー」、シガーバー「ヒューミドール」。お好きなお酒を、お好きな場所(他のバーに持ち込みOK)で、お好きな時間(営業時間10:00〜25:00)に楽しむことができます。

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またワークショップやイベントもあります。「ジョニーウォーカーハウス」では、レッド、ブラック、ダブルブラックラベルの3種類のウィスキーの飲み比べ(15SGD 要予約)ができるほか、種類豊富なワインやシャンパン、カクテルのハッピーアワーやテイスティングイベントが開催されることも。多彩なお料理に舌鼓を打った後は、バーシティーで“はしご酒”をしてみては。

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次回の第2弾の記事では、船の施設やアクティビティをご紹介します。

※1シンガポールドル=約79円(2019年5月)


■ゲンティンクルーズライン
問合せ先:03-6403-5188
公式サイト:http://www.dreamcruises.jp

■JTB クルーズ
JTBクルーズから、頑張っているあなたに「ご褒美クルーズ」が登場。香港 ウイークエンドクルーズ(3日間・4日間)&シンガポール アジアリゾートクルーズ(6日間)での非日常体験で心身共にリフレッシュ!
期間:2019年9月〜2020年3月出発(東京・名古屋・大阪発着)
価格:99,800円〜184,800円(燃油サーチャージ込)
公式サイト:http://ebook.jtb.co.jp/book/?A4361

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