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アンジェリーナ・ジョリーが珍しく弱気発言「私もみんなと同じ、自分が強いと思えない」

  • 2019.8.28
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自立した女性として数々の力強いメッセージを発信してきたアンジェリーナ・ジョリーだけれど、ここ数年は辛いことも多かったと明かした。(フロントロウ編集部)

過酷な経験を乗り越えたアンジェリーナ・ジョリー

フェミニストとして知られ、難民問題に熱心に取り組み、国連難民高等弁務官事務所の特使を務める俳優のアンジェリーナ・ジョリー

これまでも数々の演説を行ない、力強いメッセージを発信してきたアンジェリーナが、珍しく弱気な発言をした。

画像: 過酷な経験を乗り越えたアンジェリーナ・ジョリー

10月に公開予定の映画『マレフィセント2』でマレフィセント役を、そして2020年の公開に向けて始動中のマーベル映画『エターナルズ』で超人的な能力と不死の肉体を持つセナ役を演じるアンジェリーナ。映画史に残るほどの“強い女性たち”を演じるアンジェリーナだけれど、その心の中では葛藤もあったよう。ディズニーのイベントD23 Expoに出席したアンジェリーナはこう語った。

「私もみんなと同じ…。とくにここ何年かは簡単なものではなかった。自分が強いとも思えなかった」

アンジェリーナにとって、この数年といえば、約10年の交際を経て2014年に結婚した元夫ブラッド・ピットとのドロ沼離婚裁判劇が記憶に新しい。現在は6人の子供の子育てを通じて関係は落ち着いたとみられているけれど、一時は断絶状態に陥っていたほど。

さらに2013年には特定の遺伝子に変異が見つかり、乳癌と卵巣癌の発生が高くなると宣告された。それを受けて2013年に両乳腺、そして2015年には卵巣と卵管の切除を経験した。

画像: 2015年頃のアンジェリーナ。
2015年頃のアンジェリーナ。

いくら自立した女性とはいえ、アンジェリーナも1人の人間。心身共に辛い状況に陥ってしまったけれど、情熱を傾ける“演技”は過酷な経験を乗り越える助けになったという。

「だからこそ、このようなキャラクターたちを演じる機会を得られて感謝してるの。私の中の少しの強さを引き出してくれて、私は強くなれるんだということを思い出させてくれたから」

そしてもちろん、子供たちの存在は大きいそう。演技のためのトレーニングを子供たちとしたり、子供たちが習っているという空手の練習に飛び入り参加したりするそうで、「楽しいものよ」と明かした。(フロントロウ編集部)

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