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ホテルの中庭、ヴァロリスの陶器で南仏気分のランチを。

  • 2019.8.22
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マドレーヌ寺院やシャネルのブティックの近くを走るデュフォ通りにあるオテル・バーガンディ。緑の中庭が自慢のレストランLe Baudelaire(ル・ボードレール)では、この夏、南仏の村ヴァロリスにインスパイアされたおもしろいランチを9月13日まで中庭で提案している。

カンヌからそう遠くないヴァロリスにピカソが腰を落ち着けて、陶器制作に励むきっかけとなったのは、陶芸家ロベール・ピコ(1919〜2000年)との出会いがきっかけだ。そのピコによるグリーンと茶色のグラフィックな模様が特徴の陶器は、フランスだけでなく世界中に多数のコレクターがいるほどの人気である。

ロベール・ピコによる陶器。

ル・ボードレールではアート商のフローリアン・ダゲ・ブレッソンがアーティスティック・ディレクターとして、フランスやヨーロッパで集めたピコの水差しや小皿などで、中庭に50年代の南仏の雰囲気を演出。グラス類は、ヴァロリスから遠くないガラスで知られるBiot(ビオ) の有名な気泡入りのグラスがコーディネートされている。もちろん料理の内容も南仏の季節の味で。カンヌの山側の野菜畑にインスパイアされた内容で、デザートにもラベンダー、タイムといった香りが用いられている。パリの中央にいながら、プロヴァンスの太陽の下で食事をしているような時間が過ごせるのだ。ランチの後、日頃は中庭がクローズする時間帯である15時30分から18時も夏の間はオープン。アフタヌーンティーやバー自慢のカクテルをヴァロリス気分に浸りながら味わえるという。

ル・ボードレールの中庭で、50年代の南仏気分のランチを。ヴァロリス・メニューは月〜金のランチにオーダーできる。前菜+メインまたはメイン+デサートで58ユーロ、前菜+メイン+デザートで62ユーロ。

Le Baudelaire / Hotel le Burgundy Paris6-8, rue Duphot 75001 Paristel:01 71 19 49 11営)12時30分〜14時、19時30分〜22時無休www.leburgundy.com

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