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黒の代役をこなす主役級「ブラウン」の取り入れ方

  • 2019.8.20
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今着たい、軽快なスタイルの中に1つ入るだけで深みが生まれる好都合な色・ブラウン。この先も確実に活躍が約束されているあたたかみのある色だから、「今欲しい」で選ぶことがあとあとうまくいく秘訣。今と先を満たすために必要なものも、「したい&できる」スタイリングのヒントも、ポテンシャルを秘めたあらゆるブラウンが教えてくれる。

Todays Brown?
「もしもこんな日、ドレスコードがブラウンなら」
楽しい予定やなんてことない日常に、ブラウンをテーマに課してみる。今まで無意識に手にしていた主役の黒をたまには休み、ブラウンに置きかえることでわかる新発見とは?

OFFICE
黒に引けをとらない「インテリなブラウン」
てっとり早く知的さが見込める黒だけに逃げない。品のよさと親しみを含むブラウンを合わせた、黒:ブラウン=1:1が、デキる女の最良の選択。


端正なパンツこそブラウンによる親しみが功を奏す
黒シャツ 28,000円+税/シーピーシェイド(プラージュ 代官山店) ブラウンワンショルダーパンツ 8,980円+税/STYLEMIXER(バロックジャパンリミテッド) 眼鏡 22,000円+税/Ray-Ban(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) バッグ 15,000円+税/MARLON(THIRD MAGAZINE) パンプス 19,000円+税/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 新宿店) 黒インナー/スタイリスト私物 多少着くずしても上品な配色。

DATE
色はあいまいに、形は「計算高く」
上は気だるく、下はタイトに。実はメリハリの効いた美しいボディラインを形成。落ち着いたワントーンならあざとく見えない。


気楽なTシャツのカジュアルダウンで好感度も上々
ブラウンロングTシャツ 16,000円+税/ザ・ニューハウス(アーク インク) ブラウンボタンラップスカート 13,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウ ウィメンズ新宿店) ブラウンスクエアショルダーバッグ 19,800円+税/YAHKI(ショールーム セッション) INせずさまになるクロップト丈も選びの決め手。余裕のあるTシャツと、密着度の高いタイトスカート。どちらもきゃしゃな体を想像させるのに好都合なシルエット。

OUTDOOR
「黒でスポーティ」に飽きたなら
「カジュアルな日こそ黒が確実」ともいえるけれど、
バリエーションが広がるブラウンで選ぶのが新しい。ノーティーな着くずしも、ブラウンだから愛嬌を保てる。


あたたかみのあるブラウンにストリートの新風を
白Tシャツ 9,800円+税/THE SHINZONE(シンゾーン ルミネ新宿店) ブラウンコーデュロイジャンプスーツ 58,000円+税/ザ・ニューハウス(アーク インク) ベージュワークブーツ 51,000円+税/フラカップ(エーピー ストゥディオ グランフロント オオサカ) 今季豊作なジャンプスーツ。ぬくもりのある素材感とボトムのようにアレンジできるシンプルなデザインを利用し、ふつうのパンツではなしえないボリューム感を白Tに上乗せ。

PARTY
しっとりドレスUP=「ブラウンと肌感」
守りでもあり、チャンレンジでもある。ブラウンドレスという新たなチョイス。肌とのなじみがいいことで、どこかひかえめな華やかさが手に入る。


デコルテあらわなドレスでも品格漂うALLブラウン
ブラウンニットドッキングギャザーワンピース 14,500円+税/LAGUNAMOON(LAGUNAMOON ルミネ新宿) ブラウンミンクミニバッグ 220,000円+税/ヘイワード(エーピー ストゥディオ グランフロント オオサカ) はかないシアー素材にニットがドッキングした、バランスのとれたブラウンドレス。リッチなブラウンミンクのバッグを投入。統一感を意識しつつ、華やかな異素材で緩急つけた、目にとまるワントーンの完成。


Accessories
「今必要な秋感=確実性のある小さきブラウン」
色自体にぬくもりを感じさせるから、迷ったら小さく使うのも賢い選択。季節感のあるレザーやファー、珍しいアクリルやストーンなど、「小さい」なら素材選びに遠慮はいらない。

1.ACRYLIC BAG


ポーチつきクリアミニショルダーバッグ(9月中旬入荷予定) 108,000円+税/オフィチーナ デル ボッジョ(ロペ エターナル アトレ恵比寿西館店)

2.STONE RING


ストーンリング 13,000円+税/ADER.bijou.x

3.STOLE


ブラウンシャギーストール 38,000円+税/ア ソース メレ(フレームワーク ルミネ新宿店) 白ワンピース 63,000円+税/ザ・ニューハウス(アーク インク)

4.LOAFERS


ローファー 16,000円+税/アダム エ ロペ

5.GLASS CHOKER


グラスチョーカー 30,000円+税/ファリス(シティショップ)

6.MINI WALLET


ミニウォレット 78,000円+税/ルース モリス(エーピー ストゥディオ グランフロント オオサカ)

7.STONE RING


ストーンリング 55,000円+税/TOMWOOD(ステディ スタディ)

8.WRAP BELT


ラップベルト 22,000円+税/MODERN WEAVING(ショールーム セッション)

9.ACRYLIC BANGLE


アクリルバングル 8,900円+税/ケネス ジェイ レーン(シティショップ)

10.SHEER SOCKS


シアーソックス 3,500円+税/beautiful people(ビューティフルピープル 銀座三越)

11.CHOUCHOU


シュシュ 12,000円+税/ドゥヴィゾン(シティショップ)

12.SNEAKERS


スニーカー 6,500円+税/コンバース(コンバースインフォメーションセンター)

13.HEART NECKLACE


ハートネックレス 32,000円+税/マリアルドマン(フレームワーク ルミネ新宿店)

14.HEADBAND


ブラウンリボンカチューシャ 7,000円+税/ジェニファー オウレット(メゾン イエナ) 白Tシャツ 13,000円+税/リダン(ロンハーマン) デニムパンツ 11,000円+税/LAGUNAMOON(LAGUNAMOON ルミネ新宿)


Playback
「ブラウンがうまくなるネタまとめ」
これまで紹介したスタイリングをおさらい。無難に陥らず、飽きることなく、色の持ち味を最大限に発揮するために。ブラウンがよりかわいく見える9つのテクニックにフォーカス。

LAYERED
「デザインに乗じたさらなる奥行き」


「デザインシャツを仕込んでリズム感を」
簡単に抑揚が出せる、「外を濃く、中を薄く」する配色レイヤード。さらに「中」にデザイン性を持たせることで、より立体的な装いに。

SHOES
「足元に向かって濃度を上げる」


「あせたブラウンを支える重厚なブラウン」
ベージュに近いブラウンワンピやボトムに、足元も軽いとぼやけた印象に。色もルックスも「重め」なブラウンがちょうどいい締め役に。

TOP
「柄とリンクした色を仕込む」


「レイヤードの完成度を上げる濃厚なブラウン」
重ね着してもスッキリと見せたいときに頼れる濃色インナー。ストライプの色とリンクさせたダークブラウンなら統一感も生まれる。

BELT
「薄いデニムに濃いブラウン」


「渋いブラウンをブルーデニムのさし色に抜擢」
ウォッシュがかったデニムに寄り添いつつ、高級感を与えるブラウンのレザーベルトを相棒に。薄いデニムほどレザーの重みが効果的。

SENSUAL
「肌なじみよく肌見せ」


「肌見せのハードルが下がるブラウンの効能」
肌のコントラストが弱まるから、センシュアルなドレスもたやすい。本来ブラウンにそなわるかわいげで、ドレスUPの緊張感も緩和。

LEATHER
「やさしい色こそフォルムはミニマル」


「そぎ落とされたデザインでイメージチェンジ」
スクエアバッグや細身のパンツなど、「ブラウン=ほっこり」から脱却できる見た目を重視。かわいさとカッコよさが同時に手に入る。

WITH WHITE
「白で抜くとうまくいく」


「ブラウンに重みを感じたなら引き算役の白を仕込む」
どう合わせても相性のいい白とブラウン。主役のブラウンを軽やかに着たい今の時季、少量の白をはさむことで、軽く品よく見違える。

LEOPARD PATTERN
「気分転換に派手なブラウン」


「茶系というくくりで見ると意外と使える辛口柄」
ブラウンの延長として考えると、適度なアクセントになるレオパード柄。とはいえ服に抵抗があるなら、ひかえめに小物からトライ。

HEAD ACCESSORY
「黒より大人=リボンの場合」


「ヴィンテージのようにとらえる大人に似合う甘さ」
デザインによっては、黒のヘッドアクセはややドーリー。子どもっぽく見せずムードを高めたいならば、クラシックなブラウン一択で。

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