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婚活サイトやアプリで出会ってもこんな男とはほぼうまくいかないそのワケとは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.42】

  • 2019.8.16
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婚活サイトやアプリであなたが「いいな」「会ってみたいな」と思うのはどんなお相手?

案外、見た目や条件で気になってるだけで、リアルで付き合ったら「こんなハズじゃなかったのに……」なんてことになるかもしれない。

今回は婚活で出会ってもうまくいかないパターンをレクチャーするよ。

会うまで時間がかかりすぎる

・「こっちは真剣に婚活してるのに、会うのを先延ばしにする男性に違和感を覚えてイラッとします。メッセージのやりとりしてても会うのが1ヶ月後とかってありえない!『今週末は出張でバタバタしてしまうので、落ちついたら連絡します』とか『今、繁忙期なので来月でお願いします』とか言ってくるのってどういうこと?仕事を優先するのはいいけど婚活中ならもっとエネルギーかけるべきだし、女性へのマメさも大切だと思う」(37歳女性/公務員)

――意外と婚活サイトやマッチングアプリに多いのが「すぐに会おうとしてこない男」

恋愛においてはリアルデートを3回クリアするまでは勢いって大事なんだけどね。

真剣交際に至るには、一回目のデートでまず様子伺い→二回目のデートで見極め→三回目のデートで交際を決心。

……と、こんな流れでしょ。

この期間にだれてしまうとたいてい自然消滅になるだろうね~。

なかなか会う日にちが決まらなかったり、グズグズしている男性には

「私に対してそれほど興味をもってないんだ」

「この人は私じゃなくてもいいんだ」

と考えていい。

男がいくらのんびり屋だとしても本当に相手の女性に興味がある場合はマメに連絡をよこすし、予定を決めようとするし、物事がトントン拍子に進むもの。

彼がなかなか予定を出してこないのは、「他の女を先にみたいから」「あなたの優先順位が低いから……っていうのがホントのところ。

婚活では複数交際や同時進行で相手を見極める人もいるけど、男が「今、予定が立たなくて」「今、仕事が忙しい」と言ってきたとしたら、まぁ、なにがなんでもあなたと会いたいってわけでなく、あくまで予備軍。一軍の女たちと先に約束を取り付けてデートして、そっちとダメになってからの順番待ちという感じだろうね。

メールをしても返信が2、3日経たないと来ないとか、次に会う日を決めるまでえらく時間がかかる、ようやく約束できても会うのは1カ月後……なんていう「予定の立たない男」は彼氏にはならないよ。

「条件のいい男」が「結婚向きの男」というわけではない

・「彼のプロフの写真の顔もまぁまぁだったし、年収や条件にも惹かれてしまい『いいね』をしてやり取りがはじまりました。初回のデートからものすごい積極的で「キミは俺の中で今までの一番」だとか「すごくタイプ」だとか褒めまくってくるし、暗いお店や個室に行きたがるので『なんか胡散臭いな~』と違和感あったのは確かなのだけど、自分の年齢でこのスペックの男を切り捨てるはもったいないと思ってしまいました。でも、会うごとに彼の性格の悪さが出て、自分の思い通りにコトが進まないとすぐに機嫌が悪くなる始末。LINEでも私の返信内容が気に入らないと憤慨したり、すぐに返信しないと鬼電してきたり……。『もう、付き合えそうにない』と断ったら『冗談じゃない!今まで奢ってやったんだぞ』と逆ギレ!しつこく罵倒してきた……。最後にはブロックしてその婚活サイトを退会しました」(38歳女性/人材派遣)

――婚活においての大きな罠は相手の能力や性能(笑)

高収入で条件が良かったりすると、そこに目がくらんでしまい相手に対しての違和感につい目をつぶってしまう。

まぁ、婚活は好きという感情になるよりも先に条件から相手を選んでしまうからどうしても相手の職業、収入、年齢、外見などのすぐ見える外的要素にとびついてしまうことが多くなるからね。

ただ、そんな優良物件の男性やハイスペ男子の中にはプライドの塊のようなタイプが存在する。

婚活アプリに登録している男性の中には一流企業在籍とか収入が高いことを自慢していながら、自分に寄ってくる女のことを心のどこかで見下していることもある。

その証拠にうぬぼれ屋の彼らは「俺がフラれるハズがない」と思っているので女性がままならないと怒り出し罵る。

あなたがもし婚活において相手の経歴にすぐ反応してしまうのなら、ちょっと疑問を抱くことも必要。

見た目も悪くないし、職業、収入などこんないい条件が揃ってるのにもかかわらず、この男性が今まで一人だった、(バツイチならともかく)ことに、「なぜだろう?どうして?」とか問いかけてみるべき。

好条件が揃ってるなら自力で恋愛しそこから結婚相手を見つけることはさほど難しくないはず……。

いくら高学歴だろうと、高収入だろうと、精神年齢は子供のまま大人になってしまった男性だっているのだ。

自分の思い通りにならないと機嫌が悪くなる……そんな大人になりきれてない男性は結婚したらモラハラ夫になること間違いなし。

「すごい条件のいい人」が「リアルでも良い人」である可能性は宝くじに当たるくらい

のものと言っても過言ではない。

そうそう、それにイケメンが「中身もイケメン」であるとは限らないからね。

婚活サイトのプロフも写真もあくまでも上っ面。

条件がいい相手ほどリアルで会うときはあまり期待しないほうがいいよ。

会ったあとすご~く疲れる

・「婚活アプリで知り合った彼と何度か一緒に食事にいったけど、会話のやり取りがどうもしっくりいかなくて……。だからいつも一緒にいる時間がハンパなく長く感じるし、時計ばっか見ちゃう。で、別れて一人になるとホッとして家に着くとどっと疲れが……。婚活の出会いなんて最初からビビッとくる相手なんていないだろうし、何度か会ってみないとその人の本質は見えてこないだろうと頑張ってはみるものの会話して疲れると、男女の仲ってフィーリングがすごく大事って痛感する。話し方とか話すスピードとか雰囲気や表情ってLINEじゃわからない。デートの帰り道は『やっと終わった~』じゃなく『ああ~もうこんな時間?もう帰らなきゃいけないの?』『つまんないな~』って思いたい!いくら条件がよくとも『次も早く会いたい』と思えないとですね(35歳女性/編集)

――会った後の疲労感や一人になれたときに開放感があるようなら、その人とは縁がないと思っていい。

だって、結婚相手は数時間のデートでなく“ずっと一緒にいたい”って思える相手でなければ無理でしょ。

婚活で出会った彼とデートしても同じタイミングで一緒に笑い合った試しがないなんてことなら要注意。

また、何度会っても話すネタに苦労するとか、逆に沈黙が苦痛なら、その人がいくら好条件であっても次にいったほうがいい。

恋愛したり、交際する相手というのは、一緒にいると楽しくてドキドキする相手かもしくは安らぎを感じたり気持ちが落ち着く相手かのどちらかであって「会うと疲れる相手」では決してない。

バカな話ができたり、いい意味で気張らずに自分らしくのびのびといられる、ストレスフリーな相手なら理想的。

自分をさらけ出せなくて、どこかで緊張しまう相手とは長くは続かない。

リアルで会うときに何より大事なのは“フィーリング”なのは間違いない。

会話のテンポ、目の合わせ方、笑い方などの合う合わないは努力じゃどうにもこうにもならないからね。

一緒に心から笑い合える相手こそ、運命の相手といえるね。

相手に違和感を覚えたら踏みとどまるべき

婚活においてはいくら良い条件であっても相手に違和感を覚えたらそれ、やめといた方がいい案件だよ。

恋愛からのスタートと違って、婚活は「好きだから付き合う」というのではなく「もしかして好きになれそうだから付き合ってみる」ということになってくる。

ただ「好きになれそうにない相手」だとしたら時間の無駄だよね。

恋愛において女が抱く違和感はいわゆる不信感だからね。

「この人で、ホント大丈夫なの?」って勘ぐっちゃう時点で好きになる可能性は極めて低い。

もちろん、相手の男性があなたのその不安感を取り除いて安心させてくれるなら話は別だけど。

一生のパートナーに何より必要なのはスペックよりも安心感。

同じ時間を過ごしていく中で一緒に楽しめるか、いかに気持ちを共有しあえるか、なのだから……

(恋愛コラムニスト・神崎桃子)

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