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彼と「ラブラブ」になるつもりが、「グダグダ」になってしまわないように

  • 2019.8.9

どうもあかりです。
「恋人とするデートが一番ドキドキするよね」ってお互いが思うことができるのって、すごく当たり前なようで、実はとても大切なことのような気もするんです。
今回は、ある1組のカップルにまつわるエピソードを通して、「ドキドキするデートをする大切さ」について考えてみたいと思います。

■スマホを手放さなかったあのカップル

先日、ちょっとよさげなハンバーガー屋さんに行ったときのことです。
私の正面に、1組のカップルが座りました。
基本的には賑やかで、明るくて、楽しそうな様子で注文したハンバーガーが運ばれてくるのをその二人は待っていたんです。ですが、私には、どうしても1点だけ気になって仕方のないことがありました。そのせいで、ずっと二人から目を離すことができませんでした。


二人とも、片手にスマホを持って、それを顔の前にかざしながら話しているんです。それで、会話をしながら、チラチラとスマホを見てる。ネットニュースを読んでいるのか、他の人とLINEでもしているのか、SNSを見ているのかはわかりません。ただ、「恋人」→「スマホ」→「恋人」→「スマホ」→「恋人」・・・・・・と、視線と注意が交互に移ろい出るのが見ていてハッキリとよくわかった。

■「スマホはダメよ」なんて平凡なことじゃなくて

ここで私は、「デートでは、スマホを使ってはいけないのです。恋人との時間を大切にできるよう、なるべく電源を切ったり、通知があっても確認するのは後でにしましょう」なんて、「小学校の道徳の教科書かい!」みたいな平凡すぎる、つまらなすぎるアドバイスをしようとしてるわけじゃありません(もちろんそれはアドバイスとしてはそのとおりでしょうけど、今更言わなくても誰でも知ってますよね)。


私が考えたのは、少し違った視点からのストーリーで、
きっと、彼氏も彼女も、他の異性とデートをしたときに、「恋人と一緒にいるときよりもドキドキするなぁ」と感じてしまうんじゃないかしら・・・・・・
というもっとリアルな恐怖です。


その二人が、そういうふうに、スマホを無意識に触りながら食事の席に座っていても、「ねえスマホとかやめなよ」と言わずに、言われずに済むのは、二人が冷めきっているわけではなく、むしろ二人が仲良しで、気の置けない関係だからこそというのはとてもよく理解できます。


だけど、例えば、彼氏が何か用事があったり、仕事の関係で彼女以外の異性「A子さん」と二人で食事の席についたとき、きっとA子さんは、少なくとも彼女さんよりははるかにスマホを触らないでいるはずです。それは、単にA子さんが彼と付き合っていないからであり、彼と彼女ほど打ち解けていないからであり、「スマホを触るのは失礼だから」と感じているからだと思います。


だけど、実際問題、「彼女ほど仲良くないからこそ」スマホを触らないでいるA子さんは、スマホを見ない分、彼の目を見つめる時間が長くなるはずです。


すると結果的に、彼は、彼女と一緒にいてスマホを見ながらリラックスをしてだべっているときよりも、(あまり仲良くない)A子さんと一緒にいるときのほうが、目を見つめ合いながら話すおかげで、ドキドキしてしまう。

■「ラブラブになる」は「グダグダになる」じゃない

こんな悲しいことにならないためには、「ラブラブになること」と「グダグダになること」の違いをちゃんと知っておくことが大切だと思います。


この二つの違いは、「仲良くなった」という意味では似ていて、ハッキリと完全に線引きできるものではありませんが、「付き合う前に憧れたかどうか」がこれを見分けるいい目安になるはずです。


例えば、「お互い何でも打ち明けられる関係」というのは、ただ単純に「仲がいい」というだけじゃなくて、二人が交際する前に「こういうふうになっていきたいな」と憧れたステージだと思うんです。


反対に、上で見た「ずっとスマホを触りながらしゃべる」というのは、たしかに「仲がいい」証拠ですが、決して二人が憧れたシーンではないはずです。


「ラブラブ」になればなるほど、恋人の存在は他の異性よりも特別な存在になって、カップルの絆は深まります。


だけど「グダグダ」になればなるほど、恋人の存在は、むしろ他の異性よりもドキドキしない、なれ合いの関係になってしまいます。


似ているようで180度違うこの2つで間違ってしまわないように、「今の状態は、付き合う前に憧れたもの?」というのをそれぞれ確認しながら歩んでいきたいですね。(遣水あかり/ライター)


(ハウコレ編集部)



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