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【夏きもののすヽめ】オトナ女子が実践したい、ゆかたで「着物風コーデ」が今夏のトレンド!

  • 2019.8.9
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こんにちは。with girlsエディター、高遠です。

ついに夏本番。
花火やお祭りなどのイベントに向け、ゆかたを用意した方も多いのではないでしょうか。

「ゆかたはちょっと気が引けるかも、学生時代はよく着てたけど今は似合うかどうか自信ない……」

というお悩みもちらほら聞くのですが、そんなことはありません!オトナ女子にこそ似合うゆかたの楽しみ方もあるんです。

そこで今回はゆかたを【夏きもの】らしく着こなす、オトナ女子ならではのコーディネート術をご紹介します♪カジュアル上品な和装姿は年齢に関係なくトライできる上、いつもと少し違う自分の魅力を発見できる絶好のチャンスです。

せっかくの夏。お気に入りのそのゆかた、イベント以外でもめいっぱい楽しみませんか?

そもそも【夏きもの】って何?

6月から9月のあいだに着用する、文字通り【夏の着物】です。薄物とも呼ばれています。かつては7~8月が主な着用期間でしたが、気候の変化や趣味嗜好の拡がりに伴い、徐々に6月や9月にも着用されるようになりました。
また通常の和服には所謂裏地のようなものがついていますが、夏の着物には裏地がなく、これを単衣、と言います。そして夏の和服は通常期のものと比べ素材も変化します。

それにより通常期の着物に比べ、ゆかたほどとは言わずとも涼しく着こなすことができるんです。

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用意するものはこちら!

通常のゆかたセット一式の他に必要なものは…

・半襟付きの肌襦袢
・足袋
・薄手の羽織 (なくてもOK)

以上三点のみ。しかも全て通販でも入手できるものばかりなんです!お好みで帯締め、帯飾りや夏らしいレトロな麦わら帽子などの小物をプラスしてあげても、とっても個性的かつキュートに仕上がります。

足袋や羽織についても今はレース地のものなども販売されており、with世代など若年層に向けたファッション性は確実に高まってきています!

また本来着物は肌襦袢(着物用の下着)の上に衿付きの長襦袢というものを着用しますが、厚着して暑さで体調を崩す訳にはいきませんので、今回は簡略化して【肌襦袢に半襟がついたもの】をオススメすることにしました♪通常の肌襦袢とほぼ同じお値段で購入できる優れものです。

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今は浴衣や着物姿を更に華やかに彩ってくれたり、コーディネートバランスを整えてくれたりする小物も種類豊富です。なんと小物をハンドメイドで作っちゃう方もいるのだとか。

ゆかたの着こなし Before After

Before
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ゆかたとしての着こなし。

ゆかたではお馴染み半幅帯をノーマルな蝶々結びにして、アクセントの帯締めはビシュー素材で夏らしさを意識。帯飾りにこっそり金魚を忍ばせました。

After
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【夏きもの風】の着こなし。

先ほどのゆかたに薄手の羽織を重ね、足袋をプラス。涼しさを出すため今回はレース足袋を採用しました。靴下のように軽くはくことができます。なお、帯はゆかた用の半幅帯です。そして襟元からは何やら白いものがチラリ……?

「カジュアルで簡単なのにきちんと感」が叶う、大人の着こなしです。夏はもちろんのこと、インナーを工夫すれば秋まで着用可能。

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この白いものが半襟。半襟があるだけできちんと感がぐっと上がります。

本来半襟がついているのは長襦袢ですが、下着の上に長襦袢を着用すると夏にはちょっと不向きな体感温度(!)になってしまうかも。先述の【半襟つき肌襦袢】を着ると、ゆかたの襟元が皮脂で汚れることもなく綺麗に着こなせます。

夏きもの風コーデが映えるおでかけスポットも紹介♪

・銀座、浅草などモダンな街
・美術館や観劇などの文化体験
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その他鎌倉や金沢、京都や埼玉県川越などもたいへんオススメ。京都の賑やかさは勿論ですが、鎌倉や金沢のしっとりとした雰囲気はとくに夏きもの風コーディネートがよく映えます。

また夏きもの風コーディネートなら古民家カフェなど和風スポットはもちろん、いつものカフェやホテルラウンジに着ていってもOK。ゆかたの活躍機会がぐっと増えますね。

TPOに合わせたコーディネートで、夏のゆかたを長く、幅広く楽しもう♪

花火大会や縁日などであればポップなゆかた姿で、まち歩きには落ち着いた夏きもの風姿で。みなさんも是非、TPOに合わせた夏の和装を楽しんでみてくださいね♪

それにしても最近はとくに夏きもの風コーディネートがしやすい柄や色のゆかたが爆発的に増えているので楽しいですね。それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。高遠琳子でした!

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